日本経済新聞社の特集記事「三度目の奇跡 第2部かじを切れ(ナガトモはここにもいる)」に感銘をうけた内容がありましたので、その一部を紹介します。
(初)
東京大学・本郷キャンパスに近くには、あの米グーグルがしつこく引き抜きをかけるベンチャー企業がある。「僕はこの2年で4回誘われた。うちの社員のほぼ全員(約20人)に声がかかっている」。プリファードインストラクチャーの最高技術責任者、大田一樹(25)はあけすけに言う。
プリファードの主要メンバーは2005年~09年の大学対抗プログラミング世界大会の歴代日本代表。彼らが作った企業向けデータベース検索システムは、グーグルから顧客を奪うほどの精度だ。
日本のベンチャーキャピタル(VC)からも声はかかるが「技術を正しく評価する力がない(社長の西川徹=28)とはねつける。技術の目利きができないVCはいざというときに逃げるから、頼りにならない。
世界屈指の強豪インテル(イタリア)に移籍したサッカー日本代表の長友裕都(24)は高校まで無名だった。プリファードはさしずめ「ベンチャーのナガトモ」だ。
(終)
一体どんな頭脳をした人たちが居るのでしょうか。一度会ってみたいものです。ただ、記事の最後は、
しかし、日本には彼らを世に送り出す資金や仕組みが足りない。
と、締めくくられてました。
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