みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

その2、羅臼岳へ。そして夕映えの海を

2010年09月24日 | 
早朝、登山口に向かう。
天気は曇り。


途中、雲を纏う羅臼岳が望まれ、
なんとか晴れてくれるかも?と淡い期待をするも・・・。


登るにつれて、ガスは濃くなり、風も強くなり、


羅臼平を越えた稜線は、雹が積もり、海からのすさまじい風が吹き荒れる。
吹き飛ばされて、まっすぐ歩けない・・・。
山頂直下の岩場を進むのは、かなり危険で、もう少しのところ、登頂を断念。
引き返そう!


植物たちも雹に埋もれてたっけ・・・。
積もった雹って、初体験だったなあ・・・。


山道を下りる。
心配した熊の気配もまるでなし。


昼過ぎには下山。登山口の岩尾別温泉の露天風呂にて。
緑の木々を見上げて湯に浸かる。疲れた体には極楽!
この温泉、脱衣場もなく、無料。男子が占領してた。


昼からは、観光客となり、車を走らす。
其処彼処で、エゾ鹿は安らかに草を食み、


知床五湖も一応、足を伸ばす。
知床の山々は雲の中で残念。
晴れていれば、きっと素晴らしい景観が広がるはず。


ウトロに戻る途中、日も落ちてきた。


そして、オホーツクの海に夕陽は沈み・・・。
ウトロ近くのプユニ岬にて。


沈んだ後、光、移ろいゆく空。


たなびく雲、オレンジに染まる。


オホーツク海の残照。静かな夕映え。
この景色を見るために、来たのかもしれない。

2日目は、羅臼岳の登頂は果たせず、残念だったたけれども、
夕焼けの美しさが、深く刻まれた。
(あと、宿の料理も目を見張るものがあった!)

温泉に浸かり、いい日、終わる。
コメント (2)
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