みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

岩手山

2016年10月16日 | 
文句なくの快晴だった。
東北の真髄の山、岩手山2038mに立つ。
見えるべき山は、全て見えた。早池峰(はやちね)、鳥海山・・・。
今まで、東北の山で、展望に恵まれることはなかったので、ようやく展望に恵まれた。
鬱憤が晴れた。
感無量。
山頂から、ぐるりと見渡して思うこと。東北は広い!


早朝、小岩井農場から岩手山を望む
あのてっぺんから、左の長い稜線を歩くことになる。


御御坂コースを上がる。
樹林帯の気持ちのいい登り。
ほどよく、色づく樹々。


展望地に出て、見えた!
まだ踏みもみず秋田駒ケ岳!


前にすゝめ!


小岩井農場と盛岡市街遠望
下界の雲も晴れてゆく


見えた!
昨年ガスガス暴風雨の中、登った早池峰山。
なんと麗しい!


稜線に到達
焼石岳 遠望


姫神山に相違ない
姫は、可愛らしい姿をしておられる。


不動平
火山ならではの奇岩点在


見飽きぬ早池峰の峰


山頂まで、もう一歩
この砂礫を上がるのが、辛くて、なかなか進まない。


着いた!
快晴!
ありがたや!
これだけ晴れる休日は、年間を通しても、ほんの数日だけだ。


一応、記念撮影


登山者、ぞくぞく


秋田駒の奥に、鳥海山(右奥)遠望
言うことなし!
左奥の山を、人は月山と言っていたが、本当だろうか???
鳥海山より、ずっと南だからなあ・・・。


2038メートルは、この山域の最高峰
宿のおかみさん曰く、岩手山は別格


八幡平市街方面


溶岩流跡


お鉢巡り


とにかく絶景が続く


早池峰山と避難小屋


いざ!鬼ヶ城へ
快適な稜線漫歩だったけど・・・。


奇岩、湖を眺めて、歩を進める。


何といっても、青空だと思う。


秋田駒、少し近くなったかな?


鳥海山は嬉しさの象徴だった。
秀麗という表現が、ほんとうにピッタリだった。


早池峰山


山頂から、だいぶん、歩いてきた。


地獄谷




だんだん笹が多くなってきて、これも、いい雰囲気だった。




草木の生えぬ地熱地帯へ
毒ガスが噴出してきませんように。


八幡平(はちまんたい)を望む


秋雲は絵になるなあ!


さよなら、岩手山!


笹原に、木々がぽつりぽつりするのも好きな光景です。




リフト乗り場終点付近
紅葉が見事だった。
早池峰山も見納め。
もう営業停止なので、歩いて下ることに・・・。

網張温泉への下山は、ちょっと長かったけれど、変化に富んでいて、
頑張って、歩いて良かった!
(前週の越後駒ヶ岳が功を奏した!)

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土曜午後出発、実質1.5日の慌ただしい行程だったけれど、
人情に触れることも多く心に残る山旅だった。
道中で一緒になったおじさん、レンタカーのお姉さんから、宿のおかみさん・・・。
一人旅だと、親切や人情が、身に染みる。

夜7時に盛岡を出て、帰名できてしまうのは凄い。
最高速度320キロの東北新幹線は、ほんとうにありがたい。

金曜夜に、快晴の予報を信じて、急に行くことに決めた山行だった。
片道900キロ遠征して、たった1つの山だけで帰るのは、勿体ない気もしたけれど、
快晴の山登りは、何物にも代えられない。
行ってよかった!
迷っているうちに、チャンスは過ぎてしまうので、思い立ったら行動。
フットワーク軽く、神出鬼没で全国を経巡る。
旅を住処とする、のもよいかも…。

今回眺めた秋田駒ケ岳、百名山には漏れている栗駒(山名が秀逸!)、いつか訪ねてみたい!

=====
<アプローチ>
名古屋~盛岡 新幹線 4時間半
盛岡駅でレンタカー
繋温泉で宿泊。宿も登山口も駅近で、楽ちん。
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