みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

プライドと偏見(Pride & Prejudice)

2022年06月24日 | 映画
普段、ラブロマンスの映画は、どちらかと言うと避けるのだけど、これは、いい映画だった!
2005年の映画なので、DVDでだけど。17年遅れで鑑賞。笑

随所に英国の美しい風景が現れて、美しい絵画が動いているよう。
心落ち着く田園風景。瑞々しい自然。なんて、いい雰囲気なんだろう!
この映画に出てきた場面をいつか訪ねてみたいと、心から思う。

登場人物も、皆、生き生きと描かれてる。
キーラ・ナイトレイ、はじめ、あまり好みではないと思っていたけれど、素敵な女優さんだった。
あと、どうでもいいけれど、リディアの行く末が心配・・・。

映像特典の監督による解説も興味深くて、結局、2回まわり見ることになってしまった・・・。笑
偶然のもたらす光と影。
本当に、こだわりを持って作られているのが分かる。

ピアノ的には、なんといっても、ダリオ・マリアネッリによる音楽が、素晴らしいこと。
ささやかに流れてくるピアノの音が、なんだか慎ましく、気品があって、好き。
個人的には、ダーシーの妹、ジョージアナが弾いていた曲が、愛らしくて、すっかり気に入ってしまった。
古典派とロマン派の境の頃の未知の大作曲が書いたような、魅惑の曲だった・・・。これは弾いてみなければ!
早速、プリント楽譜で入手済(笑)
「ピアノ・レッスン」以来の出会いかもしれない。
当時、良家の娘は必ずピアノを弾くことを求められていたことも、すごく良く分かる。

もともとの小説の題名「高慢と偏見」が禍して、手に取るのが遅れてしまったのは、反省点。
つくづく偏見は良くない!笑
教訓。やがて、似てる誰かを愛せる。誠実は人の心を動かす。
ジェイン・オースティンの作品、いろいろあたってみよう!

Pride & Prejudice (2005) Official Trailer






====
2022/7/10 追記 映画関連の備忘
ダービシャー国立公園
シャーウッドの森
チャッツワース・ハウス
ケドレストン・ホール
アントニオ・カノーヴァ
デヴォンシャー公爵夫人
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シドニー・カートンに花束を! | トップ | あおあらし »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事