みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

屋久島(前編)~宮之浦岳へ

2016年04月16日 | 
屋久島は、宮之浦岳を登ってきました!
宮之浦岳は九州最高峰の山。
名古屋からだと、本当に行きにくい山なのですが・・・。


前日、鹿児島空港着陸間近、眼前には、韓国岳と高千穂が、お出迎え。
さすがは、百名山と二百名山に選ばれた両山。
それぞれに風格あるなあ!

翌日、登山決行の土曜日は、予報では15時から雨、日曜は昼まで雨だったので、
本当は2日かけて歩くはずだったコースを、一気に1日で歩くことにする。
(雨、嫌いなので。)
淀川登山口~宮之浦岳~縄文杉~荒川登山口
荒川抜けです。
朝5時から歩いても、コースタイムだと、18時の最終バスに間に合わないし、
果たして、無事、山を下りられるのか? 雨にやられないか? 不安を抱えて、出発。
(なので、写真は少な目)


宮之浦岳間近。
屋久島の山は、面白い岩が随所に。


山頂に、奇岩が点在。不思議。


今までに、見たことがない景観・・・。


朝9時には、山頂到着!
日本百名山91座目!


行く手に現れた、永田岳。
無骨で、風格のある山! 本当は、寄って行きたいけれど・・・。
奥には、口永良部島が。


栗生(くりお)、翁、安房(あんぼう)等の山々・・・。
さすが、洋上アルプス!


花は馬酔木ぐらいだったなあ・・・。
あと、シャクナゲがたくさん。シャクナゲの花が咲く頃は、とても綺麗だろうな・・・。


永田岳を見送る・・・。


さよなら、宮之浦岳。


オベリスク的な岩が、印象深い・・・。


とにかく、道が素晴らしく良かった。
高速道路みたく、ぐんぐん歩く。


とにかく、岩、岩、岩
岩の景観が見事だ!


そして、野生の猿君たちに遭遇。
君、カメラ慣れしてるね(笑)


と思ったら、今度は、野生のシカと遭遇。
君も、カメラ慣れしてるね(笑)


この、オレンジの樹肌の木がね・・・。なんだか艶めかしいのです。


そして、お昼には、もう一つの目的地、縄文杉に到着!


確かに、とても風格がある。
でも、樹を守るために、近づけないのが残念。
太さは、人が10人が手を繋いで、ようやく届くぐらいだそうですが・・・。

樹齢2000~7000年。
現存する生命で最長寿???
屋久杉は、とにかく、成長が遅いのだそうです。
育つのが遅い樹ほど、長生きする。
(ピアノ的には、苦労して、弾けるようになるまで時間がかかった曲ほど、忘れにくいのと同じ?)


お約束のウィルソン株。
杉の古木のうろの中からです。
誰が、このハート・アングルを発見したのかな???


ラストの2時間半ほどは、トロッコの軌道後を、延々と歩く。
(縄文杉往復のパーティーの人たちが、快速で歩いて来るので、山越えの自分は、何回かあおられる・・・。)


変な写真を撮っているから、遅いのか…。


マムシ草

それで、結局、雨にも遭わず、ジャスト4時半に荒川登山口に到着。
歩行距離、約24キロ。歩数46000歩。
とにかく、よく歩いた!

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(その他)
タクシーの運ちゃんの話では
とにかく、春は、若い女性が多く、
紅葉の頃は、中高年が多いのだそうです。

3,4月は縄文杉見学の人は、せいぜい300~400人/日なのが、
5月は3~4倍になって、とても混むので、お勧めできないとのこと。

この日は、実は、熊本の地震が発生していたのですが、屋久島は、全く揺れなかった。
九州新幹線が止まった影響で、タクシーや宿にキャンセルがあったとのことで、
島は、ちょっと空いていたかな・・・。


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