みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

荒沢岳

2022年08月16日 | 
魚沼で好天を待つこと3日、ようやく、まずまず良さそうな日がめぐって来た!
目的の山は、越後三山の奥にある荒沢岳。標高1969メートル。昨年、中ノ岳から眺めて、登りたい!と思ってて・・・。
標高はそれほどでもなけれど、岩場が連続して、その険しさから、鎖とハシゴの殿堂、越後の穂高とも呼ばれる荒沢岳。
今までにスリルのある山を踏破してきた身でも、そういう話を聞くと、躊躇してしまって、後回しになってしまっていた・・・。
でも、二百・三百名山を踏破するなら、避けては通れないので、やるなら、一番若い今しかない!
天候不順でアルプスに行けなかったけど、相手に不足なし。チャンレンジなのだ!


銀山平からすぐの登山口からスタート!


個人的に第1休憩ポイント


好きな樹林帯


天気よし!
荒沢岳が見えてきた!
目的地はまだまだ遠い・・・。


どこが見えているのかな?


おおっ!越後駒ケ岳!
はるばる来た甲斐があった!






前嵓までもう少し




来た。難関の前嵓(まえぐら)




噂の前嵓の登り
鎖と梯子が連続する、超急登が1時間続いた!
最初の1/3ぐらいは、口ほどにもない。と思っていたけれど、残りの2/3は
鬼のように長い鎖場が続いて、凄かった・・・。体力消耗・・・。
岩稜帯ではないので、怖い感じは、そんなになかったけれど。


懐かしい越後駒ケ岳


どこの山かな?
後で調べて、恐らく、末丈ヶ岳???


前嵓をクリアしても、まだまだ
やはり、雲が出てきて、直射日光にずっと晒されるよりは、登山好適。
風が少なめで、時折、吹き抜ける風が冷たくて心地よかった。


竜胆が秋を呼ぶ


ようやく9合目に到着。
けっこう、しんどい・・・。
もう一息


山頂直下も鎖場
このぐらいはへっちゃらだい


88(拍手)してくれているようだった。


よおし! 山頂到着!


昨年登った、中ノ岳 と再会!
上空はすっかり曇ってしまったけど、360度、見えるべき山は皆、見えた!
天候不順な夏だけど、ワンチャンスをものにした?(山天気アプリに感謝!)


中ノ岳、奥に八海山、越後駒ケ岳


平ヶ岳と谷川連峰の間は、大きな谷になっていた。
あの向こうは関東平野のはず。
空気が澄んでいたら、見えるのかな?


燧ヶ岳


平ヶ岳
至仏山は平ヶ岳と重なって、見えないと聞いていたけれど、双眼鏡で探すと平ヶ岳の右肩に、発見!


蜜柑さへあれば、夏山でも無敵になれるかも?


さあ、降りよう!




さすがは豪雪の地
2000メートルに満たないのに、谷には雪渓がちらほら


線香花火草(うそ)




前嵓の難所が待っている。
銀山平(左中ほど)の温泉も待っている。
奥は毛猛山(けもうさん)と守門岳(すもんだけ)?
難所は、一挙手一投足、心を落ち着けて、無心に下る。




そういえば、ずっとドランゴンフライ!(トンボ)の王国だった。


この後、最後の1時間ほど、急に風が強くなって、なんかすごい音だな???と思っていたら、
突然、バケツをひっくり返したような、すごい豪雨に見舞われる。
少々、濡らす。カッパ着用、もう少し早ければ・・・。


おしまい。

荒沢岳、さすがに手強かったけれど、登り甲斐のある、充実の山行だった!
個人的には、荒沢岳の「越後の穂高」「鎖とハシゴの殿堂」という表現は、大袈裟かな?という感じ。
(穂高の奥穂~西穂のコースや大キレットと比べると)

=====
この後、銀山平の白銀の湯に直行して、消耗した身体には、とてもいい湯だった!
十日町で、名物の「へぎそば」を頂いて(つるっとしてて美味!)、帰途に就く。
(諏訪湖を出たあたりで、猛烈な眠気に襲われてしまい、仮眠のつもりが、気づいたら翌朝。家に着いたのは朝7時・・・。笑)
(その後、かなりの筋肉痛にやられた!)
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