みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

三嶺@四国

2020年10月11日 | 
徳島県・高知県県境の山、三嶺(みうね)へ遠征。
のろのろ台風が関東沖に居座っていたせいで、上信越の山はまたしても生憎の天気予報だったので、
急遽、方針転換で、天気の良さそうな四国の目指すことに!


しかし、当日の朝は、雨。
貞光から、見ノ越を越えて、三嶺登山口の駐車場まで、ずっと濃霧・小雨・・・。
なんと、ついてない! 雨男の運命を呪う・・・。
登山口の駐車場は、ひろびろ、よく整備されていて、地元に愛されてるなあ。


不遇をかこちながら、合羽を出動して、登る。


先々週の大峰山と同じく、ガスガスで、すっかり虚無の神に憑りつかれた登り。
真っ白のベールに包まれて、まぁ、これはこれで、しっとりした風情。
哲学的な思索にはいいかもしれない。
晴天の予報を信じて、遠路はるばる、せっかく四国まで来たのに、山の神のつれないこと・・・。
人間界の女性には期待しないが、神よ、せめて、我に思し召しを!


と思いきや、山頂まであと30分ぐらいの樹林帯を抜ける辺りから、
なんだかガスが薄くなってきた!!


ぐんぐん、ガスが取れてゆく!!


おおっ! あれは剣山ではないか!!


やがて、劇的に、ガスが切れて、


雲海の上に!




15分前が嘘のように、快晴!!!
穏やかな笹原に、無骨な巨岩点在。まさに神の差配。得も言われぬコントラスト!


嗚呼、神は我に味方したか!
奥は、四国第二の高峰、剣山。


西北西に舵を取れ!
山頂は、目と鼻の先!


ご機嫌の稜線散歩




到着。記念撮影。
言うことなし。
北は瀬戸内海、南は太平洋!
西の石鎚山方面、昨年訪ねた東赤石は、ぽつぽつ雲海の上に顔を覗かせていたけれど、はっきり同定できず・・・。
修行が足りなかった・・・。




ところどころ、紅葉も。


秋なのに・・・。


避難小屋からの三嶺。
山頂直下に池があるのが、印象的。




下山は、上機嫌ですいすい。


登山口に戻ってきた。お疲れさま。

三嶺は控えに言っても、素晴らしい山だった。
貞光からの長い山沿いのアプローチが、玉に瑕???

道は歩きやすいし、展望も申し分なし。人も穏やか。
なにより「みうね」の言葉の響きの柔らかいこと!
いつか、山頂の避難小屋に泊まって、ここからのご来光を楽しんでみたい!

★★★★★

=====
<番外編>

祖谷(いや)のかずら橋 に寄り道
登山口から15分ほど戻ったところだったので。
ホテルのチェックイン時刻が気になりつつも、すごい山奥で、滅多に来れないから、
素通りするのも忍びなく、ダッシュで見学。




結局、鉄のワイヤーで補強されているので、怖くはないけれど、
撮影時にカメラを落としそうなのが、怖かった。
鉄のワイヤーの補強がなかっただろう、往時だと、怖そう。

=====
<番外編その2>
今宵の宿は、神戸まで引き返して、六甲山のスカイビラに泊まる。


前菜 魚介と季節のサラダ


小柱とニョッキ


ポルチーニ茸、リゾットと鯛のフリット


デザート3種盛

さすがの美味しさだった!
山の後の宿は、時間の計算がつかないことが多くて、夕食を頼まないことが多いけれど、
GOTOキャンペーンの誘惑に負けて、節を屈して、夕食付にしてしまう。
3時に、かずら橋を出て、六甲山まで4時間半、ぎりぎりチェックインに間に合った!
このご馳走をふいにしなくて、よかった!
危ない、危ない・・・。






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