みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

◎発表会

2017年08月12日 | ヴァイオリン
この日は発表会でした。

やはり、あっと言う間に無我夢中で終わってしまった。
案の定、聴かせどころの数か所で、「へっ? あれれっ・・・」となって、落ちてしまった。
落ちた後の戻る練習は、全くしていなかったけれど、数小節で復活したのは、我ながら、上首尾だった。
ミスり癖は、いつまでたっても治らない。自分らしい。

嬉しかったのは、第3者の方から、伝わるものがあったと感想をもらえたことだった。
傷ついても、へこたれないようなところ?
緊張で、ペースアップしたので、アグレッシブに聞こえた?のだろうか?
確かに、今回弾いた3楽章は、「攻撃は最大の防御」の曲かもしれない。

超ちびっ子から、プロ級の子の演奏まで、いろいろな演奏を聴いて、思った。
上手に弾けなくても、のびのび、豊かな音で弾くのは、いいものだなと。
綺麗にまとまるよりも、そういうのを目指したいなあ。

実は、今回は、発表会としては、緊張は少なかった。
ベーゼンドルファーの置かれた舞台への花道?を歩いていくのも、いい気分だった。
直前まで、楽屋で、さらえたので、ピアノに比べるとは、緊張度は何分の1で済んだ気がする。
伴奏を引き受けてくれた友人のおかげで、事前に何回も合わせ練習ができたことも、ありがたかった。
改めて、友人に感謝!

発表会前の一大事も、時間の波に飲み込まれて、何事もなかったかのよう。
あれだけ、弾いた曲も、急に弾かれなくなって、
急に鳴かなくなった蝉とともに、少し寂しい感じもありますね。

ヴィヴァルディ/協奏曲ト短調Op.12-1第3楽章
(合奏のドッペルコンチェルトも、弾けて、よかった!
 快速テンポで、みんな上手だったなあ)



@長久手文化の家 森のホール
コメント
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