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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

山梨県立美術館バロック展

2017年05月02日 | 絵・写真・美術館
下山後、山梨県立美術館へ。
大好きなムリッリョの絵が来ていることを知って、急遽、行くことにする。
数年前に訪ねて以来、2回目の訪問。いいところなので。

今回の、展覧会は、名の知れた画家の絵が、一堂に会していて、興味深かった。
いろいろあると、自分の好きな画風を、再認識できますね。

音楽的には、17世紀前半、音楽の守護聖人(チェチーリア)の絵に描かれたバイオリン?やら、楽譜やら、
どんな旋律なんだろうか?
あと、「マグダラ」と「マグダレーナ」(もちろんバッハの奥さん)が同じであることも発見。

ムリッリョのやわらかい画風はやはり好きだった。
自画像のムリッリョ、かなりのハンサムだ!
聖母子像のマリア様の頬紅の場所も興味深かったり・・・。
やはり、対象を見つめる、やさしい眼差しが感じられるのが、ムリッリョのいいところ。

常設展のミレーとも再会し、そうそう、ここのコローの絵も好きだったことを思い出す。
詩情あふれる銀白色のコロー・・・。


個性際立つと言えば、ブリューゲル(この絵はピーターJr.)
朴訥でユーモラス
男女のペアは、なぜかひと悶着ありげに描かれていて、謎の多い絵・・・。

クラナハも個性的だったっけ・・・。

とにかく連休時期であったけれど、とにかく人が少なくて、ゆったりとした展示室に数人で
ほとんど、どの絵も貸切状態で、鑑賞できたのは、良かった。

山岳党の自分としては 美術館前の広場に置かれたリンゴのオブジェが面白い。
オブジェをアクセントにして、甲府盆地を取り巻く名山たちが、うまく眺められること。


富士山


八ヶ岳


茅ヶ岳(かやがたけ)



@山梨県立美術館

=====
おまけ
まだ時間があったので、昇仙峡に向かう途中の見晴広場へ

此花咲夜姫は、残念ながら、夕映えに染まらず・・・
右端に、翌日登る毛無山が見えていたのだな・・・。
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乾徳山

2017年05月02日 | 
奥秩父の乾徳山(けんとくさん)に行ってきました。
乾徳山は、標高2016メートル。
奥秩父らしい岩場もあり、展望にも恵まれた、日本200名山の山。
天気のいい休日に、家にいるのは、罪悪感があるし、普段は行きにくい遠方の展望の良さそうな山を選択。


前日の移動中、甲府近く赤坂台の公園から
明日も天気は良さそう!


朝5:30スタート。約2時間の樹林帯の上りを経て、扇平に出る。
気持ちのいい草原が広がり、富士山が迎えてくれた。
富士山に向かいて、言うこと無し!






無事、山頂に到着して、一応、記念撮影


山頂より大菩薩嶺


奥多摩方面


南アルプス


甲府盆地
左は三つ峠山、富士の左手前は黒岳


奥秩父主稜(国師、北奥千丈)
左に下って、真っ白で、少しだけ顔を覗かせていた山が金峰山?


少し下ったところから、乾徳山
今回、靴を間違えて、岩場向きではない靴だったので、この直登は止めて、巻き道を辿ってしまう。
唯一の心残り・・・。


山頂近くは、岩場も多く、楽しかった。


若者たち、こんなところにテントを! 羨ましすぎる!
もちろん、国立公園内は、キャンプ指定地以外でテントを張るのは御法度。
でも、個人的には、若者の多少のやんちゃは、大目に見てもいいかなと思う今日この頃。
自分も前科があるし・・・。


お昼近くまで、南アルプスの連嶺もくっきり。
笊、光、茶臼、上河内、聖、赤石、悪沢、塩見、農鳥、間ノ岳、北岳
自分の歩を免れた山なし。なかなかに壮観。

前日、冷気が入り、雨が降ったおかげ。
大気のちりが洗い流され、冷気のおかげで、蒸気も上がりにくく、
こういう気象条件だと、快展望が得られる???

そういえば、もう一つ、心残りが・・・。
奥秩父の東方面、飛竜や雲取山方面の山座同定が、お手上げ!だったこと。
せっかく展望に恵まれたいい天気だったのに・・・。

下山後は、花かげの湯で、汗を流し、美術館に向かう。

=====
<ルート>
5:30 徳和の登山口駐車場スタート~国師原経由
7:30 扇平
9:00~10:00 山頂~
 道満尾根を下山、途中、1回15名のパーティに遭遇した以外、誰にも会わず、静かな山歩きを楽しめた。
 登りも下りも、道は快適。
13:00 徳和登山口駐車場

====
<アクセス>
江南@愛知から甲府まで 約3時間半
甲府昭和から登山口 1時間弱

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