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先週生まれた、赤ちゃんとお父さん、それにお婆ちゃんです。
安産で良かったですね。
退院したら、上の子がおたふくかぜだとか。
小さい子が感染すると、ほっぺたがふくらんで、かわいいものです。
でも熱も出ますし、そんなことは言ってられません。
私も幼稚園の時になったのを今でも覚えています。
初めてお隣の家からアイスノンを借りてきて、治してもらいました。
それまでは熱が出ると、ゴムでできた大きな氷枕でしたからね。
氷を砕いて枕に入れるのですが、知らないでしょう?
帰ったら赤ちゃんにうつらないように注意しないといけませんね。
基本的に、妊娠中におたふく(流行性耳下腺炎)になっても、あまり心配は要りません。
少しだけ、流産や早産が増えるとは言われていますが。
先日のトキゾプラズマや風疹と違って、影響は少ないですからね。
ところで今、兵庫県で流行している感染症は何だと思いますか?
断トツに多いのが、感染性胃腸炎です。
妊娠中になると、下痢や嘔吐で始まり、それに刺激されて子宮に張りを覚えます。
今も妊娠34週で、それらしき症状のお母さんが入院されています。
感染力は強いので、トイレは分けていますからね。
1週間もすれば落ち着いてくるでしょうが、今は子宮の収縮抑制剤を点滴しています。
兵庫県で2番目に流行っているのが、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。
こちらはウィルスでなく、細菌です。
熱が出て、のどが腫れて、舌も赤く腫れます。
学校も休まないといけないし、クリニックも届出をしないといけません。
でもね、これから夏まっさかりになると、減少していく病気です。
逆に夏休みですからね、夏にだけ増える感染症が有ります。
頻度はまだ多くはないのですが、今急激に増えているのが、
ヘルパンギーナと手足口病と、流行性角結膜炎、それに咽頭結膜熱です。
ヘルパンギーナは夏カゼの1つで、ウィルスによって生じますよ。
数日の潜伏期のあと、熱が出て、のどに水泡ができます。
痛くてものを飲み込めなくなりますね。
手足口病は、手と足と口にブツブツが出ますが、熱はそれほどではないのです。
口のブツブツは、潰れて口内炎になりますよ。
そして流行性角結膜炎は、潜伏期間が1、2週間と長めで、
結膜が充血して、めやにが出ます。
夏休みになると、いろいろと病気をもらってくるのではないですか?
咽頭結膜熱は、流行性角結膜炎と違って、熱から始まり、
結膜炎だけでなく、咽頭炎も起こしますよ。
プール熱と言って、プールでもらってくるのですね。
タマル産は小児科ではないので、これら子どもの病気は診ないのですが、
赤ちゃんの兄弟から感染することは多いものですからね。
赤ちゃんが家に帰ったら、上の子たちとは部屋を別にしますよ。
ドアのぶやトイレのスイッチは、1日1回、アルコールで消毒してあげてください。
トイレの便器や周りは、塩素系の消毒薬が良いですよ。
トイレハイターなどですね。
そして赤ちゃんがかわいくても、病気のお兄ちゃんやお姉ちゃんは、触れないようにね。
病気が治っても、1、2週間は便からウィルスを排出するので、
お母さんも、おむつや手を消毒しないといけませんよ。
それにしても昔と違って、小さな子供にはいろいろな病気が有りますね。
それだけ検査法も進歩したということでしょう。
お母さん方の方が、小児科の実情をよく知っておられるのでしょう。
今日は、教科書的な話になってしまいましたよ。
安産で良かったですね。
退院したら、上の子がおたふくかぜだとか。
小さい子が感染すると、ほっぺたがふくらんで、かわいいものです。
でも熱も出ますし、そんなことは言ってられません。
私も幼稚園の時になったのを今でも覚えています。
初めてお隣の家からアイスノンを借りてきて、治してもらいました。
それまでは熱が出ると、ゴムでできた大きな氷枕でしたからね。
氷を砕いて枕に入れるのですが、知らないでしょう?
帰ったら赤ちゃんにうつらないように注意しないといけませんね。
基本的に、妊娠中におたふく(流行性耳下腺炎)になっても、あまり心配は要りません。
少しだけ、流産や早産が増えるとは言われていますが。
先日のトキゾプラズマや風疹と違って、影響は少ないですからね。
ところで今、兵庫県で流行している感染症は何だと思いますか?
断トツに多いのが、感染性胃腸炎です。
妊娠中になると、下痢や嘔吐で始まり、それに刺激されて子宮に張りを覚えます。
今も妊娠34週で、それらしき症状のお母さんが入院されています。
感染力は強いので、トイレは分けていますからね。
1週間もすれば落ち着いてくるでしょうが、今は子宮の収縮抑制剤を点滴しています。
兵庫県で2番目に流行っているのが、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。
こちらはウィルスでなく、細菌です。
熱が出て、のどが腫れて、舌も赤く腫れます。
学校も休まないといけないし、クリニックも届出をしないといけません。
でもね、これから夏まっさかりになると、減少していく病気です。
逆に夏休みですからね、夏にだけ増える感染症が有ります。
頻度はまだ多くはないのですが、今急激に増えているのが、
ヘルパンギーナと手足口病と、流行性角結膜炎、それに咽頭結膜熱です。
ヘルパンギーナは夏カゼの1つで、ウィルスによって生じますよ。
数日の潜伏期のあと、熱が出て、のどに水泡ができます。
痛くてものを飲み込めなくなりますね。
手足口病は、手と足と口にブツブツが出ますが、熱はそれほどではないのです。
口のブツブツは、潰れて口内炎になりますよ。
そして流行性角結膜炎は、潜伏期間が1、2週間と長めで、
結膜が充血して、めやにが出ます。
夏休みになると、いろいろと病気をもらってくるのではないですか?
咽頭結膜熱は、流行性角結膜炎と違って、熱から始まり、
結膜炎だけでなく、咽頭炎も起こしますよ。
プール熱と言って、プールでもらってくるのですね。
タマル産は小児科ではないので、これら子どもの病気は診ないのですが、
赤ちゃんの兄弟から感染することは多いものですからね。
赤ちゃんが家に帰ったら、上の子たちとは部屋を別にしますよ。
ドアのぶやトイレのスイッチは、1日1回、アルコールで消毒してあげてください。
トイレの便器や周りは、塩素系の消毒薬が良いですよ。
トイレハイターなどですね。
そして赤ちゃんがかわいくても、病気のお兄ちゃんやお姉ちゃんは、触れないようにね。
病気が治っても、1、2週間は便からウィルスを排出するので、
お母さんも、おむつや手を消毒しないといけませんよ。
それにしても昔と違って、小さな子供にはいろいろな病気が有りますね。
それだけ検査法も進歩したということでしょう。
お母さん方の方が、小児科の実情をよく知っておられるのでしょう。
今日は、教科書的な話になってしまいましたよ。