タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

渡辺久子先生の口演が聞けます

2016-11-11 21:21:41 | つれづれ
昨日は外来はお休みでしたが、姫路に行ってきました。
保険医療を行なっていると、ときどき保険請求の指導が入るのですよ。
別に悪いことではないのですよ。
車の免許を持っていても、何年かに1回、安全運転のためのビデオを見せられたり、
講義を聞かされることが有りますよね、そんな類のものです。

午前中に時間が有ったので、姫路城を散策してみました。
お恥ずかしい話ですが、長年兵庫に住んでいて、初めて行きましたよ。
ちょうど菊花展が開催されていました。

保険診療のことよりも、篠山の立たされている位置について考えてしまいましたね。
姫路や明石方面から京都に行くには、高速を使わなければ、
加東市を通って、篠山を抜けて、亀岡から京都に入るクルマが多いですね。
鬼門と言えば、古市の交差点でしょう。
今も工事をされていますが、176号線と372号線が1本化してからまた分離するのです。
ここをうまく交差させないとスムーズな通行とはいかないのでしょうね。
篠山は電車では複線化されましたが、どうも道路網としては京都方面に対しても、孤立していますね。

前置きが長くなりました。
それでは今日は、講演会のお知らせをしておきましょうか。
11月20日の日曜日、午後2時から5時まで、
神戸の兵庫県立美術館の1階で、渡辺久子先生の口演が有ります。

渡辺先生は、元慶應義塾大学医学部小児科の講師をされていたお医者さんです。
現在は世界乳幼児精神保健学会理事で、日本支部の会長をされています。

口演の題ですが、「子供たちの療養環境をどう改善するか」です。
そして副題が、「夫婦間のハーモニーで子供を育む家庭づくり」となっています。
これが質問と答えにもなっているのですね。
子供を育てるのは、夫婦の絆が重要だということでしょう。
それだけでも十分な内容ですが、実際に現場に携わっておられる先生のお話を聞くと、
また違った感想を得られるのではないでしょうか。

主催者は、UPF (Universal Peace Federation、本部ニューヨーク)で、
国連経済社会理事会の特殊協議資格を持つNGOです。
みなさんボランティアで、子供たちの未来を心配して活動されておられるのです。
というか、私も協賛していますからね。

もし日曜日に、神戸まで遊びに行かれる用事が有るなら、ちょっと足を運んではいかがでしょうか。
ただし会費が千円要ります。無料ではありません。
私は姫路城は初めてですが、県立美術館なら行ったことが有りますよ。
少し無機質な建物ですが、ロダン展を見に行ったかな。
ロダンって、考える人、で有名ですが、自分では粘土で作って、
ブロンズにするのは職人だったのですよ、というのが驚きでした。
昔からチームで仕事をしていたのですね。