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趣味の話など

路面電車の日

2012-06-16 | 一寸お出かけ(中国)
先週末は日帰りでこちらに行ってきました。



6月10日は「路面電車の日」だそうで、前後の週末には各地の軌道系
事業者でイベントが行われます。
初めてのイベント訪問に、広島電鉄の千田車庫に行ってきました。



イベントのお約束で、部品販売はどこでも大人気です。会場ゲート前
の長蛇の列はこれでした。



普段見ることができない工場内の公開もお目当ての一つです。
こじんまりとした工場ですが、全般検査は全てこちらで行われます。

写真左右いずれも出力60kwの主電動機ですが、左が直流直巻、
右が交流誘導電動機で、大きさの違いがお分かりでしょうか。



工場の方の話では、3800型?以降にはディスクブレーキが採用されて
います。



話を伺うと、古い路面電車は構造が簡単ゆえ一人でも整備できる
そうですが、近年の完全低床車は部品点数が多い上、故障も多く、
ブラックボックスもあって大変とのこと。
利用者の立場では完全低床は歓迎ですが、保守側からは悩ましい
存在、という意外なお話が聞けました。

一部の模型ファンの間で有名な?ハノーバー市電。
カトーからN・HO双方で製品化されてます。



先の話に出てきた完全低床車がこれ。
左は「グリーンムーバー」ことシーメンスのコンビーノ、右は国産化
された「グリーンムーバーmax」で、今回後者に乗ってみるのも目的
の一つでした。



最新鋭の車両を積極的に導入する一方、各地からの譲渡車が多いのも
広電の特徴で、しかも多くは譲渡後のほうが長く活躍しています。



左は元大阪市電、右は元西鉄市内線の車両で、お気に入りのこれらの
健在ぶりを確認することも目的の一つでした。
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