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趣味の話など

昭和の残像

2009-07-25 | 一寸お出かけ(中部)
さんまちの町外れを歩いていると、何やら場末のストリップ劇場のような
いかがわしささえ感じる建物が。

見ると看板には古臭い書体で「高山昭和館」の文字があります。



昭和30年代の日本映画の名作、「キューポラのある街」の看板です。



そうそう、昔の映画看板は手描きだったのか、描かれている俳優の顔が
微妙だったりしたものでした。だって、左の女性が吉永小百合ですよ!(笑)

怪しい雰囲気に恐る恐る入ってみると、間口の狭さに対して意外と奥行き
があって、冒頭の写真のように見事昭和の町並みが再現されていました。
ホーロー看板やペコちゃんが雰囲気を盛り上げています。

昭和の家の居間。
四畳半もなさそうなところに、このゴチャゴチャ感がたまらないですね。



他にも、昭和のおもちゃ屋や医院なども再現されており、時代考証的には
終戦直後から昭和末期までごっちゃになっている感じもしましたが、昭和
という括りでは一応OKなのでしょう(笑) 意外と見ごたえがありました。

入口にはミゼットなどが良好な状態で置かれていて、旧車好きにはたまら
ないのではないでしょうか。



怪しい雰囲気に挫けたのか、中に入らずにここだけで写真を撮っていく人
もチラホラ見かけましたが(^^;
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