12月4日(月)、いよいよ本日から今年最後の高砂市定例議会が開会しました。が本日はその前に午前9時から開催された「市内幼稚園・小中学校の園長・校長会」に出向き、先日来準備を進めている3月4日の講演会のPRと参加者募集をさせて頂きました。
そして10時からは12月定例議会が開会。本日は市長より提案理由の説明があり、本会議自体は終了し、その後は全員協議会に切り換えて治水対策事業の中間報告が行われました。
現在、高砂市は平成23年9月の台風を切っ掛けに床下浸水ゼロを目指し治水事業に莫大な予算を使い取組中です。
総事業費は国からの負担も含めると今回の見直しまでは300億円を超過。今回は内容を更に吟味したこと等も影響し200数十億円に縮小はしたものの、未だ高砂市最大の事業であることは間違いありません。
この事業が完了する平成34年には一定の条件下では高砂市から床下浸水は根絶される予定です。
ただ、気になるのは市内各所に設置されるポンプ場には維持管理費がかかって来、この費用は毎年現金として出て行くこととなる為、財政のキャッシュフローに直接影響することです。(有人ポンプ場1か所で恐らく2千万円程度と思われ、5か所で1億円になります)
[来年3月に完成する念願の「間(あい)の川ポンプ場」。この設備にも当然維持管理費がかかってきます]
財政の事ばかり気にしていては事業はできませんが、財政の見込み無しに進むことは絶対にあってはいけません。
施設、設備には維持管理費がかかること、老朽化することを頭に入れて導入していかないといけません。
明日以降、本会議質疑が始まりますが、今回の目玉は高砂市民病院への追加支援。明日以降もしっかりと取り組みたいと思います。