たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

50年先までの財政見通しは立てれるはず

2013-05-16 22:34:27 | 政策

5月16日(木)、今日は夜にブログを更新しています。本日と明日の2日間、政務調査費を活用し議員研修会に参加、本日は以下2つのテーマで講演を聞いてきました。(日帰りの為、明日は7時前に家を出ます)

   

  ↑会場となった「ピアザ淡海(おうみ)」         ↑会場前の風光明媚な風景

   

   ↑ 国の公共投資金額(平成7年がピーク)

テーマ1:公共事業の拡大を考える(中山徹奈良女子大学大学院教授)

テーマ2:会派制度を廃止、全員が一丸議会へ前進(戸上健 三重・鳥羽市議会議員)

いずれも非常に関心を持って聞くことが出来ましたが、特にテーマ1では、従来から私が拘っている公共施設の老朽化問題に対する基礎自治体のあり方について、殆ど全く私の主張と同じであり、自信を深めました。

中山教授曰く、これからの人口減少社会において、

①従来同様の単なる景気浮揚策の為の公共投資は財政的にもたない。

②政府の正式見解としての人口動向は向こう50年先まではでている。また公共施設(ハコモノ)も寿命は50年位。財政的な視点も50年先まではある程度具体的に出せるはず。

③学校に空きスペースがいっぱいできてきている。これを有効に活用し、各地域毎のあるべき姿を作るべき。

④今後100年で日本の人口は、現在の1億2千万人から4千万人台になる。人口が突然に増えることはありえない。これを見据えた高齢者施策(高齢者宅の住宅改造に大胆な補助金を使う等)を実施し、明るい未来を造らなければならない。(決して人口減少=衰退ではない、とのこと)

等々、私が今回後援会会報(no.11)で記載させて頂いている内容とかなり類似したお話でした。

最後に、ある議員(研修参加者)より質問で「行政当局と有力議員に公共施設の老朽化問題や中長期的視点での財政運営に対する危機感が薄い。この危機感を高めるポイントは何か!?」とまさに私も聞きたかった疑問が質問として出た。

応えは「、、、、、う~ん。分からない。分かっている人が場面場面で言い続けるしかないのでは、、、」となってしまいました。

全てに答えがある訳ではありませんので、自分の信じることをよりはっきりと発信していきたいと思います。

それからテーマ2については、三重県鳥羽市議会では会派制度を廃止し、議員間討論も実施、行政当局に対する市民代表団体(議会)としてのまとまりを一つの力にすることで、当局に対し強い機能を果たそうとの意図で実施されているとのこと。

私も会派という仕組みには疑問をもっています。このことについては、別途紙面をとって書かせて頂きたいと思います。

まだまだ勉強だらけで知らないことだらけですが、ワクワクすることも多々あります。

明日も頑張って聞いてきます。

 

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