旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

2020年始まる … 内外情勢波高し、私生活は平凡

2020-01-07 15:40:23 | 時局雑感


 2020年……、早くも一週間が過ぎ、松も取れた。内外の情勢は波高しという印象であるが、私の周辺は例年通りで平凡に推移している。

 アメリカの空軍がイランの司令官を殺害した。イラン革命防衛隊・ソレイマニ司令官に狙いを定めた無人機を操り殺害したという。イランとイラクが戦争を始めたとかいう話ならまだ分かるが、地球の裏側にあたるアメリカが、宣戦布告もない奇襲攻撃でイランの司令官を攻撃するなどということが許されていいのだろうか? 重大な国際法違反ではないか? 安倍内閣などは非難もしないが、世界は挙げてアメリカを指弾すべきではないか。
 保釈中のカロルス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した。しかも箱の中に隠れて空港チェックを逃れて逃げたという漫画の世界のような話でだ。トロイの木馬のような何千年も前の出来事ならまだしも、レントゲン線で体の中から物体の裏側まで見通すことのできる21世紀に於いての話だ。重要犯人をマンガのような手口で取り逃がすとは、日本の防衛は大丈夫なのか? 世界の笑いものになっているのではないか? 安倍首相に至っては、年頭会見で触れもしない。

 一方、私の周辺は平凡だ。年末は「第九」を始めクラシック音楽を聴き続け、正月は実業団駅伝、2日、3日は箱根駅伝を全部見て、3日は「ニューイヤーコンサート」を聞き、孫の遥人一家とお好み焼き屋で過ごした。唯一例年にない嬉しい出来事は、4日に『獺祭』の旭酒造さんより、4月に開く「純米酒を楽しむ会」へのブース出展を快諾してくれたメールが届いたことだ。今年最大のお年玉をもらったという感がした。
 6日は仕事始めで出勤、夜は我が家で開いたミャゴラトーリの新年会に参加して、大いに飲んで楽しい芸術論をたくさん聞いた。
 庶民の生活は平凡が何よりではないか。これも恒例の初詣、第六天神のおみくじは小吉であった。お告げを読むと大変にいい内容だった。

 
 ミャゴラトーリの新年会(早退者を除く)


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