At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

Down In The Village / Tubby Hayes Quintet

2005-12-09 | Hard Bop & Modal
知ってる人には最早説明不要なUKハードバップ最重要作。60年代の英国を代表するテナー奏者Tubby Hayesによるクインテット名義での代表作です。サバービア誌やダブルスタンダード誌にも掲載されているので、昔からのモダンジャズ愛好家ではないクラブジャズ系リスナーの人でも知っているであろう本作ですが、アナログ盤はそこそこにレアでおまけに値段も高額なので、よほどの音楽マニアでない限り入手が困難であったことも事実。そんなわけで今回の再発は本当に嬉しい出来事です。さて、LPに針を落とすとA-1のJohhny One Noteから高速ハードバップでブリブリに飛ばしていきますが、実際にクラブプレイ対応なのはミディアムなB-1のタイトル曲。ドイツのMichael Nauraによるカヴァーも以前紹介しましたが、やはりオリジナルはオリジナルで素晴らしい。ちなみにNicola ConteやGilles Petersonもフェイバリットに挙げているナンバーですね。Michael Naura版同様に長尺なので、いかんせんプレイするタイミングは難しいかもしれないですが、ぜひクラブで大音量で聴いてみたいです。壮大なホーンのユニゾンで始まる3拍子のワルツ・ジャズ、A-3のThe Most Beautiful Girl In The Worldも中々に今の気分。ちなみに今回のユニヴァーサル再発はどれも売り切れ必至なので、まだ買ってない人は即座にレコード屋へ走りましょう。

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1 コメント

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ほーい (moderntiques)
2005-12-09 17:30:38
タビーのジャケの写真写りは上目使いが多いのはさておきw、CDしかもっていないので買いに走りまーす。

そか、フィリップス/フォンタナ再発シリーズ出たんだっけ。

こんな時期にリリースされる...ヤバい、お金が...
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