At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

Small Hours of the Night starring Roy Ayers

2019-03-13 | Compilation
先日までのクラブ系トラックメーカーの作品群とは異なり、なんとなく自分聴き用に作ってしまったシリーズ。1960年代から現在に至るまで精力的に活動を続けるヴィブラフォン奏者、ロイ・エアーズのマイベストです。ジャンル的にはジャズファンクになると思うのですが、このあたりの音楽にはそれほど明るくないので細かいことは割愛。70年代を中心に残したリーダー作品が30枚近くと非常に多作な人ですが、単純に好きな曲を集めてみました。トラックリストはこんな感じ。

1. Love Is Love / Roy Ayers presents Ubiquity (1978 / Elektra)
2. No Stranger To Love ~ Want You / Roy Ayers (1979 / Polydor)
3. I Wanna Touch You Baby / Roy Ayers (1978 / Polydor)
4. Intro ~ "Mo Nise Si E" ("I Love You") / Roy Ayers (1981/ Polydor)
5. Blue Summer / Roy Ayers (1987 / Columbia)
6. Let's Do It / Roy Ayers (1978 / Polydor)
7. Remember to Remember / Rick Holmes (1981 / Goldmink)
8. Vibrations / Roy Ayers Ubiquity (1976 / Polydror)
9. Will We Ever Pass This Way Again / Sylvia Strippin (1981 / Uno Melodic)
10. You Send Me / Roy Ayers (1978 / Polydor)
11. Ooh / Roy Ayers (1982 / Polydor)
12. Sing Me / 80's Ladies (1980 / Uno Melodic)
13. Third Time / Roy Ayers (2005 / Rapster Records)
14. Love Fantasy / Roy Ayers (1980 / Polydor)
15. There's A Master Plan / Roy Ayers (1981 / Polydor)

意識したわけではないのですが、70年代後半~80年代前半の曲が大半。自分としてはこの年代の質感が昔からグッと来るので、非常に自然な選曲でした。Everybody Loves the SunshineやSearching、Running Awayあたりのド定番曲を避けているのもいつも通り。 またリンクを貼っておくので良かったら聴いてみてください。

ちなみに某日本語ラップ・クラシックの元ネタとしても有名なVibrationsは、僕が初めて買ったブラックミュージックのレコード3枚のうちの1枚。そんなこともあり、実は何気に思い入れあったりします(笑)

Small Hours of the Night

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The Intergalactic Ambassadors starring Ian O'brien

2019-03-05 | Compilation
前回、前々回に続きクラブ系トラックメーカーらのフックアップシリーズ第三弾。今回取り上げるのはイギリス出身にして親日家のテクノ~クロスオーバー系トラックメーカー、Ian O'brien(イアン・オブライアン)です。元々は自他ともに認めるURのマッド・マイクことMike Banks(マイク・バンクス)フォロワーとして90年代中盤に頭角を現してきた彼ですが、その後いわゆるニュー・ジャズ路線に転向。現在に至るまで合計4枚のオリジナルアルバムと2枚の編集盤を発表しながら、ゆるやかに活動を継続中となっています。とりあえず以下トラックリスト。

1. Mad Mike Disease
2. Monkey Jazz
3. Gigantic Days
4. Moonlight
5. A Midwestern Night's Dream
6. Tatoo Jazz
7. That Was Now
8. Love Beams
9. Midday Sunshine
10. It's An Everyday World
11. Charleroi DC (Ian O'brien Remix) / KiNK & Fabrice Lig
12. I Love You

この人の特徴を端的に表現するならば、ロマンチックでコズミック。URの~2~シリーズの影響がダイレクトに反映された初期のデトロイティッシュな楽曲群はもちろんですが、生音比重が高まった中期以降の作品でも非常にSF的な音作りとなっています。近年の作品ではデトロイティッシュ・サウンドに回帰しているものもあり、個人的にはそれもまた良い感じ。内容的には間違いないのに、思った以上に再生数が伸びず残念な思いをしているので、是非聴いてみてください。SF系のゲームのBGMは絶対影響受けてると思います(笑)

The Intergalactic Ambassadors
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