At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

Moonlight On The Highway / Sky High Productions

2015-09-27 | Compilation
どうも、また更新が少し滞ってしまいました。とは言え書くネタもそうないので、今夜も自作のコンピを紹介しておきます。個人的には久しぶりとなる「勢いだけで作ってしまったシリーズ」、今回のネタはラリー&フォンスのマイゼル兄弟によるスカイハイ・プロダクション。レアグルーヴ愛好家や90'sの王道ヒップホップ好きにはお馴染みですね。あまりの人気ゆえ公式のベスト盤のみならず、有志による「マイベスト」も多数存在するのですが、まぁたまには王道ネタもやってみてもいいかなと思い作ってみました。とりあえず以下いつものようにトラックリスト。

1. Fantasy / Johnny Hammond
2. Where Are We Going? / Donald Byrd
3. Love Ballads / Gary Bartz
4. Sky High / A Taste Of Honey
5. Summer Love / The Blackbyrds
6. Just A Love Child / Bobbi Humphrey
7. I Love You / A Taste Of Honey
8. Places & Spaces / Donald Byrd
9. Uno Esta / Bobbi Humphrey
10. Star Borne / Johnny Hammond
11. Gentle Smiles (Saxy) / Gary Bartz
12. Lansana's Priestess / Donald Byrd
13. Satin Dall / Bobbi Humphrey
14. Tell Me / Donald Byrd
15. I Love The Girl / Donald Byrd

ネタとしても有名な定番どころのThink TwiceやWind Parade、それからHarlem River Driveあたりは誰もが入れたがるので今回選曲から外しましたが、これはこれでなかなかに良い雰囲気に仕上がったかなと。はっきり言って彼らの作るサウンドはアーティストの個性を完全に廃した金太郎飴なわけですが、レアグルーヴと90'sヒップホップの洗礼をばっちりと受けた身としては、やっぱりこの独特の雰囲気がたまらなく好きなんですよね。秋の夜長にスカイハイ、興味のある人は是非聴いてみてください。

Moonlight On The Highway
コメント (4)
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True Love / Johnny Fernandez

2015-09-12 | Hawaii
少し久しぶりの更新となってしまいましたが、ちょっと珍しそうな作品を買ってみたので紹介。若かりし頃のマイケル・ジャクソンを思わせる容姿が印象的なヴォーカリスト、Johnny Fernandez(ジョニー・フェルナンデズ)による1987年の作品です。中性的な顔立ちなので写真では男女どちらか判別つきにくいですが、彼は当時若干16歳の少年シンガー。情報がないので詳しいことは分かりませんがレビューを読む限りフィリピン系移民のようです。内容的にはいかにもLate 80'sと言った趣のハワイアンAOR。同じハワイものでも似たような時期にリリースされたブランドン・ブレイやHeartfeltあたりに近い質感です。アップテンポ~ミディアム~バラードと様々なタイプの曲を歌っていますが、個人的に注目したいのはバラード・ナンバー。Nueva VidaのRachel Gonzales(レイチェル・ゴンザレス)嬢とのデュエットで聴かせるA-1のタイトル曲から既にアーバン・リゾート感溢れる名曲となっており、この辺りのコンテンポラリー・ハワイアン好きなら一発でやられること間違いなしです。冒頭と間奏で聴かせるサックス・ソロがまた見事。クレジットがないため誰が演奏しているのか分かりませんが、おそらく名のあるプレーヤーの仕事なのでしょう。ややブルージーなB-3のNext To Youも同系統のバラードで素晴らしい出来。クリスタル世代のAORファンでもきっと満足するはずです。ミディアム系ならば子ども声のSEで始まるA-4のBows And Arrowsが多幸感に満ちたナンバーで素敵。こちらはフリーソウル系のファンに受けがよさそうです。ちなみにリリース元は、コンテンポラリー・ハワイアン好きにとってはお馴染みのBluewater Records。本当にこのレーベルはハズレがないですね。どれだけリリースがあるのか全貌が掴めませんが、マイナーものでもこれだけの完成度なので、これからもどこかで見かけ次第、細々と掘っていこうと思います。
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