先日に引き続きブランドン・ブレイのテープ・オンリー作品をもう1本。こちらは先日のIsrand Praisesの翌年にあたる1989年にリリースされた作品ですが、彼は1990年にエイズで亡くなっているため、おそらく本作が遺作になるものかと思われます。
まず始めに一言。収録曲をみるとA-1にYou're So Good To Meとあり、おそらくブルース・ヒバードのカバーかと思われますが、なぜか僕の持っているテープには収録されていません。他の現物を見たことがないため、全体でのコピーミスなのかロット単位でのミスなのかよく分かりませんが、とりあえず手元にあるテープではこの曲は聴けないので、その他の曲についてレビューしていきます。
前作に引き続きレリジャスな作風となっている本作ですが、現代コンテンポラリー・ハワイアン的に注目なのはA-3のYou Bring Out The Best In MeとA-4のCome To Me、それからB-1のI Believeの3曲。このうちYou Bring Out The Best In MeはDesire収録のテイクとほぼ同じ(マスタリングが違うだけで全く同じかも)に聴こえますが、他2曲もテンポは遅めながらDesire収録曲と地続きなライトメロウ系AOR/CCMナンバーで、おそらくその筋のリスナーは好みなはずです。音的には同時代のナルやナイトウィングのようなカラパナ・フォロワーというよりは、この後に出てくるランス・ジョーあたりの原形と言った雰囲気。
ちなみにB-3のHealing Loveは、おそらく1987年のNa Hoku Hanohano Awardのベスト・レリジャス・アルバムで選出されたアルバムのタイトル曲。ただ、この87年のHealing Loveという作品自体の情報がなく、87年にはDesire、88年にはIsland Praisesがリリースされていることを考えると、そもそも正規リリースされた作品なのかも不明です。最初に書いたYou're So Good To Meの収録問題と共に「ぜひ情報求む」といったところでしょうか。
ちなみに前回のIsland Praisesと本作は、先日たまたまDiscogsで売りに出されていたのを運よく発見し購入したもの。なかなか市場に出てくることは少ないと思いますが、気になる方は気長に探してみてください。この辺りがおそらく80'sコンテンポラリー・ハワイアンのなかで最もマニアックな作品になると思われます。
まず始めに一言。収録曲をみるとA-1にYou're So Good To Meとあり、おそらくブルース・ヒバードのカバーかと思われますが、なぜか僕の持っているテープには収録されていません。他の現物を見たことがないため、全体でのコピーミスなのかロット単位でのミスなのかよく分かりませんが、とりあえず手元にあるテープではこの曲は聴けないので、その他の曲についてレビューしていきます。
前作に引き続きレリジャスな作風となっている本作ですが、現代コンテンポラリー・ハワイアン的に注目なのはA-3のYou Bring Out The Best In MeとA-4のCome To Me、それからB-1のI Believeの3曲。このうちYou Bring Out The Best In MeはDesire収録のテイクとほぼ同じ(マスタリングが違うだけで全く同じかも)に聴こえますが、他2曲もテンポは遅めながらDesire収録曲と地続きなライトメロウ系AOR/CCMナンバーで、おそらくその筋のリスナーは好みなはずです。音的には同時代のナルやナイトウィングのようなカラパナ・フォロワーというよりは、この後に出てくるランス・ジョーあたりの原形と言った雰囲気。
ちなみにB-3のHealing Loveは、おそらく1987年のNa Hoku Hanohano Awardのベスト・レリジャス・アルバムで選出されたアルバムのタイトル曲。ただ、この87年のHealing Loveという作品自体の情報がなく、87年にはDesire、88年にはIsland Praisesがリリースされていることを考えると、そもそも正規リリースされた作品なのかも不明です。最初に書いたYou're So Good To Meの収録問題と共に「ぜひ情報求む」といったところでしょうか。
ちなみに前回のIsland Praisesと本作は、先日たまたまDiscogsで売りに出されていたのを運よく発見し購入したもの。なかなか市場に出てくることは少ないと思いますが、気になる方は気長に探してみてください。この辺りがおそらく80'sコンテンポラリー・ハワイアンのなかで最もマニアックな作品になると思われます。