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アーティスト名もタイトルも日本語の発音じゃ全く読めないんですけれど、ポーランド産のAORニューディスカヴァリーとして最近密かに注目を集めている盤。Opus Recordsの試聴で聴いて即買いしたアルバムです。まぁちなみに買ったのは当のOpus Recordsではないのですが・・・。全体に爽やかな風が吹くグルーヴィーな好盤なのですが、中でも特に僕が気に入ってるのがB-2のPol Na Polという曲。どことなくTender Leaf辺りのハワイアンAORっぽさが個人的には大好きで、途中のスキャットを含め色気に満ちたヴォーカルも相まって爽快な雰囲気。オルガンバーのテープにも収録されたA Full Moon ConsortのThey Don't Know Where They're Goingにも近いかな?その他にはA-1に収録されたSlownikowa Sambaもお気に入り。Michel Fugainライクな跳ねた込み上げサンバ・チューンです。Attention Mesdames Et Messieurs辺りと相性が良さそう。静かなイントロから込み上げ高速ジャズフュージョンになるUsmiech Stewardesyなんかも好き。というかアルバム全体的に好きな構成で、最近のニューディスカヴァリーものではトップクラスだと思います。非英語圏のAORというだけでポイント高いのに、演奏もしっかりしているという珍しい盤。CDでのリリースはないですが激オススメの名盤です。
5月に亡くなったことを今日知りました。
美しい音楽をありがとうと言いたいです。
彼に限らず70~80年代に活躍していた方の訃報が続くと、仕方のないことだとは思いながら、なんだか寂しい気持ちになります。
久しぶりにレコード引っ張り出して聴いてみたいと思います。