At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

May The Funk Be With You / Various Artists

2016-02-28 | Compilation
また、少し更新の時間が空いてしまいました。このひと月ほど海外ドラマとB級映画にハマり、音楽の方がちょっと疎かになっていたので、今回もまた前回に続き自作コンピレーションの紹介です。もっとも今度のコンピは全くの新作というわけではなく、2年くらい前に8割ほど作りかけていたものの、途中で気分が萎えて寝かせていたもの。内容的には70年代後半~80年代前半にかけての、いわゆるオールドスクール・ヒップホップものです。とりあえず以下トラックリスト。

1. Standing On The Top / Super 3
2. That's The Joint / Funky Four + 1
3, The Ultimate Rap / Nice & Nasty 3
4. Catch The Beat / T-Ski Valley
5. Feel The Heartbeat / Treacherous Three
6. Rapping And Rocking The House / Funky Four + 1
7. How We Gonna Make The Black Nation Rise / Brother D & The Collective Effort
8. It’s Good To Be The Queen / Sylvia
9. The Lover In You / The Sugarhill Gang
10. Freedom / Grandmaster Flash & The Furious Five
11. Do You Want To Rock / Funky Four + 1
12. 8th Wonder / The Sugarhill Gang
13. All Night Long (Waterbed) / Kevie Kev

知っている人にはお馴染みな定番パーティー・チューンばかり。この手のオールドスクールを取り上げたコンピやミックスはそれこそ山のようにありますが、ヒップホップの人が作るとブギーものやエレクトロが混じってくることが多く、そうした曲は個人的にあまり好みではないので、フリーソウルとしても普通に聴けるメロディアスな楽曲ばかりで構成してみました。収録曲の少なさはご愛嬌。オールドスクールのナンバーはどれも長尺でフルサイズだと8~9分のものが大半なため、これでも無理がない程度には尺カットしています。ヒップホップと言うよりはディスコの延長で聴けると思うので、良ければ是非お試しください。

May The Funk Be With You
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To Where The Light Shines / Various Artists

2016-02-08 | Compilation
先日フランキー・ナックルズの1stを紹介したときにも書きましたが、ここ最近ハウス・ミュージックがマイブーム。ルーツとなった80'sシカゴ・ハウスに始まり、Def Mixを代表とする90年代初頭のNYモノから徐々にクロスオーヴァー色を強めていく2000年前後の作品まで、広く浅く様々な曲を聴き漁っているわけですが、そんな中で特に気に入っているのがJoe Claussell(ジョー・クラウゼル)の楽曲に代表されるスピリチュアルなディープ・ハウスだったりします。そんなこんなで今夜は最近僕がハマっているディープ・ハウス群をコンピ形式で一挙に紹介。いつものようにMixcloudに上げているので、良かったら是非聴いてみてください。というわけで以下恒例のトラックリスト。

1. Color Of Jade / Uyama Hiroto
2. The Prayer (Acoustic Mix) / Jephté Guillaume
3. Flying High (Vocal) / Byron Stingily
4. Candela / Jerome Sydenham & Kerri Chandler
5. Sun Juice (Suco De Sol Mix) / Natural Flavors
6. Scattered Dreams / 280 West
7. Head Of House / Glenn Underground
8. With More Love / Joe Claussell
9. Melodica feat. Araki Shin / Haruka Nakamura
10. Everytime We / Rasmus Faber feat. Dyanna Fearon
11. Aurora / Chari Chari
12. Agora E Seu Tempo / Joe Claussell

ほとんど推敲もせずファースト・インプレッションだけで作ったにしては及第点以上の完成度。収録時間の都合上、一部の曲で尺を変更した以外は基本的にほとんど弄っていません。ややトライバル調の日本人好みな音を主体に構成しているので、この手の音に馴染みがない方でも比較的聴き易いはず。特にハウス路線のNujabesやフリーソウル・ムーブメント終焉以降のサバービアあたりが好きな人はまず間違いなくツボだと思います。

To Where The Light Shines
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Beyond The Mix / Frankie Knuckles

2016-02-03 | House
どうも、少しお久しぶりです。別に意図的に更新を避けていたというわけでもないのですが、なんとなくタイミングがうまく合わず、また更新が遅れてしまいました。いつも読んでくださる方々、申し訳ありません。さてさて、そんなここしばらくの近況というわけでもないのですが、年明けからこっち、自分の中でブームになっているのがハウス・ミュージック。正直これまであまり真剣に聴いてきたジャンルではないこともあり、ここ最近は水を得た魚のように猛勉強中です。というわけで今回紹介するのは、そんなハウスの語源にもなったシカゴのクラブWarehouse(ウェアハウス)のレジデンスDJ、Frankie Knuckles(フランキー・ナックルズ)による1991年の1stアルバム。知っている人には今さら紹介するまでもない名盤中の名盤ですね。まだ勉強中なのではっきりとしたことは言えませんが、80年代半ばにシカゴで産声を上げて以降、現在に至るまで一貫して12インチでのリリースが主体なハウス・ミュージックの中では、初のメジャー配給によるコンセプチュアル・アルバムだと思います。Sound Factory 12" Mixの名で知られるシングル・バージョンがアフター・アワーズ・クラシックとして有名なM-3のThe Whistle Songを筆頭に、雨音と雑踏のSEに導かれるM-2のRain Falls、ニューヨークの摩天楼を思わせるアーバンなM-8のRight Thing、さらには跳ね系R&Bとしても一級品なM-5のIt's Hard Sometimesなどなど捨て曲なしの全10曲。先日一挙に紹介したヒップホップと同じく、ある一定以上の年齢層の方には敬遠されがちなジャンルではありますが、90年代ブラック・コンテンポラリー・メインストリームの一角を占めたことは最早疑いようがないので、偏見を持たず是非聴いてみてください。このジャンルの入門編としてもお勧めな一枚です。
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