前回のフューチャージャズからの流れで作ったマイ・セレクトをもう一つ。前回の選曲はフューチャージャズ全体を俯瞰して自分が好きな曲を集めたものでしたが、今回はその中でレーベルを絞ってみたもの。日本が世界に誇るクラブジャズ・ユニット、キョート・ジャズ・マッシヴ(KJM)の沖野好洋さんが大阪で営業しているレコード屋さんから派生したレーベル、Especial Recordsの楽曲群から僕好みの曲を集めてみました。
レーベルとしての活動が最も盛んだったのは、やはりフューチャージャズが一世を風靡していた00年代前半。KJM絡みの音源はもちろんですが、自身の海外コネクションを駆使して、ドムやリール・ピープルなど西ロンドン系アーティストのエクスクルーシヴ楽曲も多数リリースしていました。リリースの形態は12インチ中心でしたが、多くの曲は沖野兄弟関連のコンピに散りばめられて収録されているため、実は意外とCDでも聴くことが可能です。とりあえず以下トラックリスト。
1. I'm So On Your Mind / DJ Kawasaki feat. Rasiyah (ESP-024 / 2006)
2. Lately / Bakura (ESP-013 / 2005)
3. Sky High / Root Soul (ESP-037 / 2009)
4. Time To Fly / Restless Soul feat. Rasiyah (ESPD-005 / 2004)
5. The Love Of Music (Headjob Vocal Mix) / DJ Kawasaki feat. Lady Alma (ESP-024 / 2006)
6. Twilight / Mark De Clive-Lowe feat. Lady Alma (ESP-018 / 2006)
7. No Fear / Face (ESPD-005 / 2004)
8. Shine / Jazztronik (ESPD-009 / 2005)
9. Love Is Where You Are (Orto Remix) / Reel People (ESPD-019 / 2008)
10. Never Let Me Down / Jose Carretas feat. Dani (ESP-033 / 2008)
11. You'll Shine (The Full Shine Mix) / Markus Enochson feat. Demetreus (ESP-011 / 2004)
12. If It Is Love / Shuya Okino feat. Clara Hill (ESPD-015 / 2006)
あまり考えずに選曲するとKJM関連楽曲ばかりになってしまうため、意識的に西ロンドン系トラックメーカーの曲を多めに選んでいます。楽曲本来の性質から考えるとミックスした方がいいのでしょうが、あえてのノン・ミックス。ただし一部簡単にエディットして尺は調整しています。
個人的には中盤のブロークン・ビーツ3連発がツボ。特にジャズトロニックがKJM楽曲をブロークンでカバーしたShineは、ブロークン・ビーツ全体で見てもかなりクオリティの高いナンバーなのではないでしょうか。彼が作ったブロークン楽曲ではヨーロッパでもヒットしたSAMURAIが有名ですが、僕としてはソウルフルなこちらのShineの方が好みです。
いつものようにMixcloudにアップしています。タイトルはMuroさんがDITCのO.C.とコラボしたシングルから拝借。関西から世界に飛び出したレーベルの軌跡に興味のある方は是非聴いてみてください。
先般からフューチャー・ジャズや西ロンドン系をプッシュしていますが、この辺りの楽曲はちょうど20年で1周しているので、今聴くと新鮮だと思います。
From Local to Global
レーベルとしての活動が最も盛んだったのは、やはりフューチャージャズが一世を風靡していた00年代前半。KJM絡みの音源はもちろんですが、自身の海外コネクションを駆使して、ドムやリール・ピープルなど西ロンドン系アーティストのエクスクルーシヴ楽曲も多数リリースしていました。リリースの形態は12インチ中心でしたが、多くの曲は沖野兄弟関連のコンピに散りばめられて収録されているため、実は意外とCDでも聴くことが可能です。とりあえず以下トラックリスト。
1. I'm So On Your Mind / DJ Kawasaki feat. Rasiyah (ESP-024 / 2006)
2. Lately / Bakura (ESP-013 / 2005)
3. Sky High / Root Soul (ESP-037 / 2009)
4. Time To Fly / Restless Soul feat. Rasiyah (ESPD-005 / 2004)
5. The Love Of Music (Headjob Vocal Mix) / DJ Kawasaki feat. Lady Alma (ESP-024 / 2006)
6. Twilight / Mark De Clive-Lowe feat. Lady Alma (ESP-018 / 2006)
7. No Fear / Face (ESPD-005 / 2004)
8. Shine / Jazztronik (ESPD-009 / 2005)
9. Love Is Where You Are (Orto Remix) / Reel People (ESPD-019 / 2008)
10. Never Let Me Down / Jose Carretas feat. Dani (ESP-033 / 2008)
11. You'll Shine (The Full Shine Mix) / Markus Enochson feat. Demetreus (ESP-011 / 2004)
12. If It Is Love / Shuya Okino feat. Clara Hill (ESPD-015 / 2006)
あまり考えずに選曲するとKJM関連楽曲ばかりになってしまうため、意識的に西ロンドン系トラックメーカーの曲を多めに選んでいます。楽曲本来の性質から考えるとミックスした方がいいのでしょうが、あえてのノン・ミックス。ただし一部簡単にエディットして尺は調整しています。
個人的には中盤のブロークン・ビーツ3連発がツボ。特にジャズトロニックがKJM楽曲をブロークンでカバーしたShineは、ブロークン・ビーツ全体で見てもかなりクオリティの高いナンバーなのではないでしょうか。彼が作ったブロークン楽曲ではヨーロッパでもヒットしたSAMURAIが有名ですが、僕としてはソウルフルなこちらのShineの方が好みです。
いつものようにMixcloudにアップしています。タイトルはMuroさんがDITCのO.C.とコラボしたシングルから拝借。関西から世界に飛び出したレーベルの軌跡に興味のある方は是非聴いてみてください。
先般からフューチャー・ジャズや西ロンドン系をプッシュしていますが、この辺りの楽曲はちょうど20年で1周しているので、今聴くと新鮮だと思います。
From Local to Global