救援本部ニュース406号 2013.1.3
被災地・福島の怒りと力合わせ、社会を変える2013年へ!
再稼働止めて生き抜くために!もっと強く、もっと大きく広がって
「命を守る」闘いはまだ、これからだ!
3・11大震災・福島第一原発事故から3年目。2013年が始まりました。
被災地・福島の怒りと結んで、数十万、数百万の人びとが原発再稼働に反対。全原発の即時廃炉を求めて、官邸前・国会前と全国で行動に立って野田政権を追い詰めて倒した2012年。今度は、さらに露骨な安倍政権が登場。日本と世界で資本主義の最後の延命策、新自由主義をごり押しして戦争と大恐慌を爆発させ、3・11で被災地を切り捨ててきた日本の政治危機、経済危機は深まるばかり。彼らが「日本を取り戻す」なんて絶対にありえない! 巨大資本の利潤確保のための改憲・戦争も原発再稼働も、外注化も首切り・賃下げ、非正規化も、増税と年金・医療・社会保障切り捨ても許さない。何が「総選挙で示された民意」だ。社会を動かし続けている労働者の怒りの深さ激しさを思い知れ!ということです。
もはや9割~10割の労働者を超低賃金・使い捨ての非正規職に追いやるか、投機バブルや紙幣を増刷し氾濫させて公共投資につぎ込むことによってしか当座の利潤を確保できなくなった資本主義に未来がないのは明らか。大恐慌はさらに深まり、各国の利害対立、市場と資源をかけた争いが戦争となって爆発するのは、すでに20世紀において経験してきたこと。こんな歴史は、二度と繰り返してはなりません。
被災者・被災地と共に生き抜く闘いを!
ヨーロッパや中東、アフリカ、韓国、中国、インドネシア、アジアで巻き起こるゼネストと大デモの波は、わずか1%の巨大資本家階級が支配する資本主義そのものを追い詰めています。
今まで以上に、生き抜く闘いが必要です。もっと強く団結し、もっと大きく広がって、未来を切り開く。だからこそ、労働組合の闘いが決定的です。労働組合本来の力をよみがえらせ、職場の労働者の団結を基礎に、社会を変える。労働者が主人公となる社会をつくりだす。被災地の怒りと一つになって、この2013年を闘いましょう。
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