ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

定期健診

2019-05-06 12:41:04 | 日記・エッセイ・コラム
大きな手術を受けて一年余り。
それも二回(二か所)である。
それぞれ直後三か月は毎月検診があった。
そして半年となり、次からは一年後です。
最初から、見た目は病人らしくなかった。
生活に不都合はなく、検査で引っかかっただけだから。
悪い所以外は健康なのだ。
まあ当り前のことですが。
・・・・・
日本の医者は素晴らしいと思う。
たまたま良い先生に当たってるのかも知れないが。
まれには首をかしげるような人もいるとは聞くが、
それは例外なんだろうと思うのです。
日本では医は仁術という言葉もあり、
総じてそういう伝統があるのだろう。
江戸時代中期の東北に安藤昌益という町医者がいたが、
彼は「病気の前では武士も町人もない」と言ったとか。
そういう話も残っている。
それに聖徳太子の時代には施薬院という病院のような施設もあった。
また聖武天皇の皇后の光明皇后も同様の施設を設けられていた。
どちらも庶民救済の施設である。
民を大事にするという伝統があるのです。
これ日本の国柄である。
当然今もだろう。
ところで医者は初めから医者ではない。
勉強し経験を積んで医者になる。
だから経験の浅い人もいる。
インターンとか研修医とか言うらしいが、
私が入院していた病院にもいました。
最初に聞かれたのだが、
時に彼らの診察を受けてもらえるかと。
勿論了承しました。
無駄飯を食ってる身ですから、むしろ喜んでと。
役に立てれば、この上ないことです。
そういう機会はなかったが。
・・・・・
今のところ身体に異常はありません。
この前の検診では、
血液検査の結果などをさっと見て、
大丈夫ですね、
じゃあまた一年したら来てく下さい、
とそれだけ。
実にあっけないことでした。
あまりのあっけなさに、
つまらんことを言ってしまいました。
曰く、
来られるかどうか分かりません、
…、
元気にしてたら又来ます、
と。
横で看護婦(看護師という言葉は好きになれない)が、
馬鹿にして笑っていた。
先生は無言で無視。
令和早々軟弱な話でした。

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