ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

素敵な選TAXI

2020-07-06 11:56:49 | 日記・エッセイ・コラム
以前に標記の題名のドラマがあった。
この武漢肺炎騒動で再放送していた。
既に見ていたが、また見てしまった。
けっこう面白いのである。
それに比べて、白けた選択があった。
都知事選挙である。
私は都民ではないので投票権はないが、
何と言っても日本の首都である、
その点では部外者とも言えない。
しかしまあ茶番である。
ご苦労なことであった。
・・・・・
選択枝がないのである。
正直、口ばかりで何の実績もない現職都知事。
だからか、訳の分からない横文字言葉の連発。
むしろ弊害の方が大きい。
それに続いたのが、
意味不明の宇都宮けんじ、
それに声だけは大きい山本太郎、
なるほどの意見も多少はあるが、
また前回の選挙では意外に健闘していた桜井誠、
少々発言が物議を醸すが、
勿論それ以外にもいるが、
よく分からない。
と言う訳で、
選挙権があったとしても選択枝がない。
前回の選挙では都民の選択にちょっと嫌気がさした。
同じ結果だが、今回は同情する。
選択枝がないのだから。
都民が悪いのではない。
自民党が悪いのだ。
選択肢を出せなかったのだ。
今更言ってもしかたないが、
最近の安倍政権はよく分からない、
自民党はなお分からない。
それでも、
ここでも、
他に選択枝がないのだ。
・・・・・
なお一番不可解なのが宇都宮けんじである。
都庁の前に慰安婦像を建てるとか。
意味不明を通り越している。
それに副知事候補に前川喜平を持ち出す。
ますます以て意味不明。
彼は文科省の前の事務次官である。
事務次官とは同省のトップである。
そのトップが自ら公用車で貧困調査に行ったという。
トップが自ら行くことはないだろう。
それにその報告書も提出していない。
まあ、嘘八百である。
ここに妙な倒錯がある。
忖度と面従腹背である。
官僚は首相に忖度して、報告を歪めてしまうと。
忖度とは「相手の心中を推し量る」ことで、
これは思いやりや気遣いなどの、
日本人の文化であり美徳である。
歪めることは良くないが、おもてなしでもあるのだ
忖度という言葉は、
もともと中立的ではあるのだが、
むしろ良き意味を内包している。
それが今では逆転している。
次に面従腹背である。
これは「表向きは従うが裏では背く」ということで、
あきらかに良くない言葉である。
とりわけ事務方のプロである官僚には。
前川喜平はこれを己の旗印にしている。
完全に倒錯している。
・・・・・
そも官僚とは仕切らない。
決まったことを実行する立場です。
だから忖度こそ柱であり、面従腹背などもっての他。
だからと言って政治家個人に忖度する必要はない。
国民に忖度するのです。
国民の選択に忖度するのです。
宇都宮けんじも最悪だが、前川喜平はそれ以上か。
しかもそれが文部科学省である。
教育を司る機関なのだ。
戦後は日教組による反日教育が酷かったが、
文科省もグルだったのか。
闇は深い。

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