リスクという言葉である。
何かにつけてリスクという言葉を持ち出す。
リスク管理はもちろん必要だ。
でも、ほどほどかつ適当でよい。
濫発されるのはウンザリである。
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生きてる限りリスクはある。
だから注意するのは当然だ。
それだけのことだ。
世間では死ぬことが究極のリスクだと思っている。
でも死ぬことは絶対である。
この世に絶対はないと言うが、
一つの例外である。
ならば、死ぬことはリスクとは言えない。
むしろ、約束と言うべきであろう。
この世に命を在らしめた者、神の約束である。
命在るものへの絶対の約束である。
だから、人は言う。
死ぬことは救いでもある、
と。
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リスクとは死ぬことではなく、
生きることである。
生きることこそリスクである。
それを知らねばならない。
救いは必ずあるのだから、
躊躇せず思い切って生きよ。
無用の不安を抱えるな。
覚悟して進め。
覚悟こそ生きることにとって、
最も重要なリスク管理要件であり、
後のことは枝葉末節である。
何より覚悟である。
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なんちゃって、
無様な生き方をしてしまった私が言うのである。
まったくどの口が言うのか。
面目ない。