analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

高域が出るようになった。

2023-11-16 05:45:29 | その他

ここ一週間くらいの間、スピーカーの高域のシャリシャリが聞こえるようになった。

その前は、

トランス使用による狭帯域化

ツイーターのマグネット減磁などの出力低下

私の耳の高域劣化

なんて考えてた。

狭帯域化についてはプリのOPT終端抵抗で解決

耳の劣化は仕方ない

マグネットは再着磁とか、減磁を戻すには磁気の方向に合わせてこする、なんてのもあるらしいが方向が判らない。

っとしてるうち聞こえるようになった。

ルンダールのトランスで高域にピークが出てた時頃だと思うが、これでツイーターのマグネットが活性化した?

大体部屋が超デッドなんでそのせいもあるが、30年前の聴感に戻った気がしてうれしい限りである。

音場が広がったのもプリのOPTに終端抵抗を付けたからだと思う。

マッチングが取れて周波数帯域が上に伸びて、音場の空気感が出たことにより広がり感が出たと思っている。

が、F特は変わってないんだよな。

アレ?

 

20231105

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ルンダールの音、タムラの音 A‐8713を追い込む。10/10

2023-11-15 00:05:03 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

ルンダールのLL1689を使った時のシステムの音は高低のバランスが良く音色も肉感を出している。音像の輪郭が浮き上がってしまい少し不自然。でもこれはタムラのトランスを聴かなければ気にならない。なんというか、カセットテープのNRを掛けたときの感じに似てると思う。

 

タムラのA‐8713の場合はさらっとした感じになる。声の像は大きめで低域は弱い。高低のバランスはいまいちだが私はこちらの音色の方が好み。

 

ただし、この違いは単にトランスの違いではなく動作点も違う。

ルンダールはパワーの初段12AX7のRgを10kで使っている。

タムラは10k・・・あれ?同じじゃん。

いやいや、プリのOPTの使い方が違う。ルンダールの時はは10k。

タムラの時は20k。タムラも10kで使えればあるいは、だが、私には無理だった。

ルンダールも20kで使ったがいまいちだった。

音の高低のバランスは10kで使ったほうが良い。これは過去にも感じたことだ。

ただ、後段の負荷になるトランスとの相性なのか、合う合わないが有るように思う。

多分ここまでやって満足いったかもしれない。

(数日後には違うこと始まってるかもしれないが?)

 

真空管アンプには、特にパワーは音色を付けず、プリで味付けと思っていたが、チューニングしていくとどうしても無個性な方向で行ってしまう。

一時期カサカサ、パサパサな栄養失調な音を聴いていて、「これは間違っているな」と思うときが有ったが今はそれが開花したように思う。

満足。

 

20231105

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Rgをいくらにするか? A‐8713を追い込む。9/10

2023-11-14 00:03:33 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーアンプの初段12AX7のグリッド抵抗Rgは便宜上、可変抵抗としている。

終端抵抗を外し今はこれを10kとしている。

これで一次側は600Ωちょいとなるハズ。

以前計測した時巻線比が定格より少し少なかったような結果になったから。

プリのOPTの終端抵抗は1,200Ωとしたので合成抵抗値は400Ωちょいとなるハズ。

これだと少し重いかもしれない。

ただ終端抵抗有の時もこのくらいだったはず。

この合成抵抗値を600Ω:定格値とする場合、Rgを20kにすればよいハズ。

定格の二倍ならっこのトランスも何とか頑張ってくれるのではないか?

プリのOPTは負荷が軽めのほうが良いようだが、パワーのIPTはあまり外さないほうが良い。

これが悩ましいところ。

 

20231105

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終端抵抗を外して見た。A‐8713を追い込む。8/10

2023-11-13 00:02:18 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

抵抗でこんなに音が変わるなら、外してしまおう。

そういえば以前にもこんなこと有った。

CfD‐7.3 調整2 OPT終端抵抗取り外し2 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

この時も音質の違いに驚いたが、今回はさらに鮮明に分かった。

今のシステムはこの違いを出すようになったと思うが、私の経験が上がって認識しやすくなったというのが有ると思う。

 

終端抵抗を外して初段12AX7のグリッド抵抗Rgの抵抗値をとりあえず10kとした。

これだ。今までの抵抗のキャラが無くなって音楽だけ鳴っているようだ。

抵抗が有った時はつながりの悪い2ウェイスピーカー、

無しはフルレンジ。

そんなことを思い出させる音。もちろんこちらが良い。

後は、Rgをいくらにするか、だ。

 

20231105

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抵抗の音色。A‐8713を追い込む。7/10

2023-11-12 00:05:45 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーのIPT二次側の抵抗を替えたときに音色が変わった。

10kΩはA&B。多分メキシコ製。プリの負荷が重すぎなのか、音色が分かりづらかった。

22kはデールRS‐2B。肉感が有って私好みの音。

27kはAMRG。高域にきらっとするところが有る。金属箔抵抗を思い起こすが外皮の多分セラミックのキャラと思う。

30kはRMG。曇った感じだが、弦には良い感じの音色が乗る。

47kはデールRN抵抗。多分インピーダンスが高すぎだと思うが、高域がキツイ。けど嫌味なほどではない。

東京光音のRN抵抗。カーボンという記憶が有るが、A&Bに似てるがもっとさらっとしている。結構好みだがもう少し時間がたつと変わるかもしれない。

 

思わぬところで抵抗の質の違いが出た。

ただ、インピーダンスとの兼ね合いが有るので言い切ることは難しい。

 

20231105

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音量を上げてみる。 A‐8713を追い込む。6/10

2023-11-11 00:04:02 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

久しぶりに母親が畑に行くと言い出したので置いてきた。

 

聴きだしてから段々音量を上げてみた。

こじんまり・・・

力が無い・・・

ああ、だめか。

パワーのIPT二次側に付けてる10kΩ。

変えるとしたらこの抵抗だ。

これを22kにしてみた。

これが当たった。広がって力が出てきた。

なんと、過負荷だったのかもしれない。

試しにこれを27k、30k、47k、としてみたが、抵抗値が上がるにしたがって高域が強く鳴るようで22kに戻した。

 

だがしかし、これは抵抗器の音を聴いているのかもしれない危惧が有る。

 

20231105

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位相ずれ。 A‐8713を追い込む。5/10

2023-11-10 08:47:02 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

ちょっと歪っぽいけど、低音も出てるし回り込んでくるような音もないが、片チャンだけ一応スピーカーケーブルのプラスとマイナスを入替えてみた。

これがなんと変わらない。判らない。

え?私のシステムモノラルになっちゃった?

スーパーバスサウンドのCDを掛けたら問題ない。

ってことは今までは?ほんとにモノラルになっちゃった?

スピーカーケーブルを戻した。

中音がどっか行っちゃった。

余韻が~なんて言ったが変な音聴いてた?

ハズカシイ。

 

今は合ってるハズ。

余韻は減ってしまった。

普通の録音になった。

 

けど、音楽(演奏)がツマンナイわけじゃない。

この辺がプロとアマチュアの演奏の違いか。

アマチュアではただ演ってるだけ、ツマラナイ。

あ、これは自分が参加してた楽団の話ですネ。

 

 

それから低音。

ズゥゥンという地鳴りが“しっかり”出るようになったが、その上が寂しい。

この辺のバランスというか聴かせ方はルンダールが上だな。

ルンダールは甘いというかほっこりした鳴り方がする。

タムラは冷めざめ鳴る。これが心地よいというか痛快なんだ。

ってルンダールの方が音が良いのに認めたくないんだよな。

 

20231104

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音出し。 A‐8713を追い込む。4/10

2023-11-09 00:02:42 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

夜中なので小音量でちょいとだが音出ししてみた。

とりあえずは出た。一安心。

広がりも大丈夫そう。

 

 

翌朝もう一度聴いてみた。

特に問題なさそう。

F特が良かったので期待したが、低域はそれほどでもなかった。

ただ中域が違う。

輪郭が空間に溶け込む、というか・・・

ルンダールの時は輪郭が判る、まあるい感じで不自然さは有ったが、マッチングが取れた喜びでそんなに問題ではなかった。

けどタムラは余韻が違う。丁寧に減衰していく。

これが私は好きなんだ。

 

思い出した。NP‐126を10kで使うとオーディオ的でいい感じ。

20kで使うと音楽が心地よいが力が無いというか漠然とした不満が有る。

ただ、私はこのタムラのトランスの音が好きなんだ。

(のちにミスが発覚します)

 

 

あとこのCDだが確か学生の頃かったやつ。

チャイコフスキーのバレエ音楽に傾倒してた時に無造作に買った。

最初聴いたときは「つまらない」と後悔した。

今ではなるほどと聴ける。

しかもライブ演奏のような録音。

システムの所為にはしたくないが、当時はヤマハのNS-690ⅢとオンキョーのプリメインA‐7だったはず。

いま思うとあまり良くない相性だったように思う。

 

20231104

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F特を測定してみた。A‐8713を追い込む。3/10

2023-11-08 00:01:35 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

プリのOPTのアイエスオーNP‐126を10kで使ってたが、過負荷になるっぽくて20kで使うことにした。

これは音がいまいちの記憶が有る。

 

 

とりあえず懸念のF特を測定してみた。

下グラフ赤線。黒っぽい線はOPTを10kで使ったもの。

高域は変わり映えしないが、低域が良くなった。

-3dBにはもう少しあるが、これ以上追い込むのは無理っぽいなぁ。

 

20231104

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プリの終端抵抗を大きくしてみる。 A‐8713を追い込む。2/10

2023-11-07 00:02:38 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

低域を伸ばそうとパワーのグリッド抵抗Rgを小さくするとプリの出力管が過負荷になる。

ならば・・・

プリのOPT二次側の抵抗を大きくすれば?

1,200Ωを4.7kにしてみた。

結果は変わらない。

どうも他の原因でこの周波数帯域が制限されてる気がする。

 

 

 

さて、どうするか。

少し過去を思い出してみる。

二年ほど前に電力伝送に手応えを感じたころは確か低域端で-3dB行ってたと思う。

今は-7dB。

この差って何だっけ?

もしかしてプリのOPTを20k:600で使ってたからか?

タップを換えて20kにしてみた。

うか。音が悪くて10kにしてたんだった。

もし音場がよさそうならプリの終端抵抗は外そう。

パワーのIPT二次側にも抵抗を付けてるが、計算では一次側が低すぎ。

このトランスは600Ωで良いF特をしめすが高域を伸ばしたければプリのOPTの負荷を1.2kで使いたい。

 

次回は測定してみる。

 

20231104

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プリの終端抵抗を外す。 A‐8713を追い込む。1/10

2023-11-06 00:02:38 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

前回はプリのOPT二次側に抵抗を付けたままで、パワーのIPT二次側抵抗(初段グリッド抵抗Rg)を大きくし、インピーダンスを合わせるため二次側に終端抵抗1.2kΩを付けて測定した。

低域を伸ばそうと終端抵抗を小さくすると、プリが過負荷になってしまう。

そこでプリの二次側にある抵抗を外して見た。

Rgの抵抗値を22k、10k、7.5kとしてみたが、7.5kにしたところでプリの出力管の負荷が5kΩ台と少し重くなってしまった。下グラフ黄色線。

まああまり変わり映えしないな。

 

 

参考に・・・

プリのOPTの二次側に抵抗の有り無しのF特を比較してみた。

黒い線に見えるが二本重なった。

F特に関してはプリの終端抵抗は関係ないかも?

 

20231103

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なんか引っかかってるもの その2

2023-11-05 00:01:47 | CfD‐8 (差動)

今回もう少し音量が欲しい、っと思った時、パワーの入力トランスを昇圧比の高いタムラのA‐8713にしたら?っと思った。

そうだ、A-8713でもっと詰める余地が有るんだ。これが引っかかってたんだ。

現在の音が過去最高なので、だめだったら戻す。

 

 

 

現状プリのOPT二次側に抵抗を付けた状態でパワーの初段12AX7のグリッド抵抗Rgを変えてみる。

プリのOPT二次側には1,200Ωのまま。

パワーのIPT二次側(=初段12AX7のグリッド抵抗Rg)は80kΩ。

これでF特を測定したら全くダメだったので、パワーのIPT二次側に4.7k、10k、22k、47kΩの抵抗をパラってみた。

赤線は過去の測定値:今回の実験の前の物。

抵抗は低いものの方が低域は良い。

抵抗は無いと無限大、47kを取付け、22k、10k、4.7kと下げていくと低域は良くなる。

がこれ以上下げるとプリの出力管の負荷が重すぎになってしまう。

頑張っても前の値を超えられない。

音は聞いてないが良いとしてもF特が良くないと聴く気になれない・・・。

もし今より良かったらそれで行くか?

 

一個不思議な件、IPT二次側抵抗が10kと47kの時、歪率が若干よかった。

もしかしてこれで音量を安心して上げられるかも?という期待はある。

 

音ふと思ったのは低域はある程度以上へはここが限界(上グラフ赤・黄・緑線)なのかな?

70Hzの辺から急に下がっていく。この辺をA‐8713で改善できないか?と期待している。

もし低域を良くするのはほかの条件か、とも思う。

 

20231103

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プリの出力管を低インピーダンスで、を聴いてみた。

2023-11-04 00:01:18 | CfD‐8 (差動)

プリの出力管5687のバイアス電流を2mAほど増やしてみた。

これを鳴らしてみる。

音質が変わらず音量が上がることを期待した。

結果は少し違った。

音量は上がったが、音が引き締まった。

 

各部を測定してみた。

なんと、プリのOPT一次側が7.1kに下がっていた。

参考に電流増やす前は7.9k。

 

ちょっとおもったのだが、音量がもっと欲しいと思うのは歪率が悪いのではないか?

後で測ってみよう。

 

20231031

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プリの増幅度を測定してみた。

2023-11-03 00:04:38 | CfD‐8 (差動)

プリの音量をもう少し上げたいと思った。

まず現状を測定。9.4dB。カソードは16mA、プレートは174V。

定電流回路のK117を3パラにしてIkは20mA、Ep164V。6.4dB。

電源ドロップ抵抗を下げてIkは20mA、Ep178V。5.9dB。

 

あれ?私の見解と逆の結果だな。

 

 

音出ししてみた。

明らかに音が大きくなった。

測定がおかしかったのかな。そうだろうな。

・・・けど、音量を上げる気にはなれない。

なんか破綻しそうな、爆発しそうな怖さが有る。

そういえば中音が歪っぽい。これはなるときとならないときが有るようだ。

聴く分には問題ないのであとで歪も測って見ようか。

それからスピーカーのネットワークも見てみよう。

 

20231029

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なんか引っかかってるもの

2023-11-02 00:01:26 | アンプ

なんかもうちょっと調整できないか?と言いうのが漠然とある。

一つはパワーのIPTをルンダールでなくタムラでなぜいけないか?

なぜ終端抵抗で音が変わるか?

 

 

 

終端抵抗を使ってパワーのIPTをタムラのA‐8713にすると上手く行かない。

以下の見解は合ってるかどうかわからないが、、、

プリのOPTは負荷が軽い方が高域が伸びる。

が、パワーのIPTは入力側のインピーダンスが中間が良い。

この辺は相性が悪かった、と思う。

(NP‐126とルンダールは相性がいい。)

 

 

終端抵抗を使って音場が広がった。

これは何とも判らない。

終端抵抗無しで各インピーダンスを今の条件に合うようにしたが今の音は出なかった。

インピーダンス以外の条件が有るのではないかと思う。

ラジ技でライターが、トランスは負荷の4倍で使った方が音が「いい」と言っていた。

これのことだと思うのだが。

でも今の状態は二次側は10k+10kだから特別高いわけではないんだよな。

参考に、A‐8713の時の10k+10kの時の定数。

 

 

もう調整するとこは無いと思うのでこの後追及するのは有るのかな。

 

 

一個気になることが有る。

前回の大音量、だがもう少し出力が欲しい。

アッテネーターをかなり上げたが、そこが限界っぽい。

もうヒトコエ上げたいところだ。

この辺はゆっくり考えよう。

 

20231027

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