analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリのOPT10kの音

2021-06-14 00:04:50 | LfD-1

プリのOPT10kにして鳴らしているが、こちらの方が少し劣る。

というのもF特を見てしまったからだ。

しっかりした中低域に高域が乗っかる。細かい音も聴こえるのでF特ほど悪くはない。充分だ。

20kの方は中高域中心で低域が付いてくる。

どちらか?と言えば20kなのだが、今は敢えて戻すほどのことは無い、そんな感じ。

あとは出力に取り付けた抵抗の銘柄。

今の10kの方は酸化金属被膜。以前はきつくて使い物にならないと思ってたが、これはこれで良いのかも?と思えるようになった。

歳の所為で考え(聴感)が変わったか?とも思うが、システムの雑味が取れてこういうのも有り、と思えるようになったのはマイナスでは無いと思う。

●▲■の機器は聴けたもんじゃない・・・

というより

●▲■の機器も鳴らせるようになった・・・

の方が上級者のようだ。

ほんとかよ。

でも否定は良くない。なにかしら良い面があると思う。

幸い私の手持ちの機器は、「こういうのも有り」という事で手元に残している。

 

20210610

コメント

プリのOPTを10kにしてみる。

2021-06-13 00:04:19 | LfD-1

ケーブルの確認、フォノイコとの相性をみて、やっとプリの確認をする気になった。今の音に不満が無いので余りやる気が出なかった。

 

OPTの一次側を20kと10kの場合で、NFB有り無しの出力インピーダンス、F特を測定してみた。

 

OPT20kの時は、出力に470Ωの固定抵抗(デール巻線)を取り付けた。

10kの時は360Ωの固定抵抗(酸金)を取り付けた。

測定した出力インピーダンス値から固定抵抗値を引いた値を正味の出力インピーダンスとしたが、

NFBを外した時の値が掛けたときの値と合わない。

さらにOPTを20kで使った時、真空管の内部抵抗をインピーダンス比で割った値は上記のNFB無しの時の正味のインピーダンスと合わなかった。

たぶん取り付けた固定抵抗が何か影響してるのかと思う。

が、しかし。

抵抗を510Ωを使ってしまったが測定し直したら良いところに行った。

測定ミスが有ったかな?

 

少し前10kと20kの違和感と感じた。OPT二次側は減圧比は大きいので出力インピーダンスが下がるからで、

上がるのかと思ってた。勘違い。

 

 

 

F特は良くなったと思う。

下グラフ高域の上より、赤線はOPT20k+固定抵抗470Ω NFB4dB

緑線はOPT10k+固定抵抗360Ω NFB5dB LchとRchの線が重なっている。

紫線は10k+固定抵抗360Ω NFB 0dB

NFBを掛けると低域なんてほぼフラット。

聴いた感じは次回にするが、20kの方が良さそうだ。

これでまた少しトランスの働きが見えてきた。

 

20210609

コメント

フォノイコの組み合わせ

2021-06-12 00:03:27 | フォノイコ

先日久しぶりに鳴らしたH‐LCR‐EQ。

ザイカの昇圧トランスとSYNERGYで繋いだら、特有の厚さが無くなってつまらない。

ただマッチングがおかしい気はしなかった。

 

もしかしたら~でもな~、とMMのシュアⅤMR(jico針)にしてみた。

此方の方が良い。元々薄い、パリッとした感じだったが程よい肉感が出てきた。

組み合わせの妙、だと思う。

 

20210608

コメント

ピンケーブルの音

2021-06-11 00:01:37 | ケーブル

先日断線したケーブルを使ってみた。

最初はマンラツのケーブルから替えた。

音が生きてきた。その方面からは評判がいいケーブルだったと思う。無機質にならず肌触りが良い。

私のエースケーブルより良かったらどうしよう、不安になったので8Nに換えてみた。

 

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/17b104594da277a752008a5e8df35ddc

 

ばばーんと広がった。安心。

ただ、一音一音は死んだ感じになった。

奥行き感も減ったかもしれない。

けどやっぱこちらが良い。

 

芯線にはビンテージと言われるもの。プラグは片方はBANSEI、もう片方は不明。

以前は少しきつい感じも有ったが、今は感じない。

 

20210608

コメント

ピンケーブル修理、昇圧トランス点検

2021-06-09 00:02:43 | アクセサリ

ピンケーブルの端子部分をテクニカのクリーナーで掃除したら抜けなくなった。

プラスのピン端子の絶縁体がズッコケけ、芯線が千切れたっぽい。

解体したらやはり切れてた。

しかしこの構造、全く覚えない。芯線は錫(?)メッキ線。ベースは確か銅。

反対のプラグは違うタイプだが、絶縁体が少し熔けていた。まあ、固定には良いか。

 

 

A‐81昇圧トランスのハムが取れなかった。

内部のアース線を確認し、先日付けた電磁波遮蔽シートを外した。

そしてアースとIN側RCAジャックのマイナスの抵抗を測ったら3Ω程出た。

もしかしたらこれか?

これもテクニカのクリーナーで掃除した。

掃除をして繋いだ。抵抗は下がった。

音出し。

ハムは無くなった。

ハムがいつも、どこでも同じな感じだったので本体を疑ったのが当たった。

 

 

これで音出し。

先日はサブ機のCR型のフォノイコをつないだが、随分とおもちゃな感じだった。

そいや、フォノイコがNF型以外にもう一個あった。

こいつもLCR型だが、段間トランスの無い形式だ。

だからか、だいぶ薄口な鳴り方。CR型よりは格が上の感じがする。

12AX7、ECC99の奴だ。

 

これで音出し。

エスピーユーSYNERGY

トーレンスTD‐521

ZAIKA A‐81

H‐LCR‐EQ

となった。

 

出てきた音は、透明な感じになった。

低音は薄いが出て無い訳じゃない。

エスピーユーらしくない、どちらかというとMCシリーズか。

低音が厚くない。

この鳴り方は悪くないが、勿体ない、らしくない。

 

2021060

コメント

プリの出力インピーダンス

2021-06-08 00:01:36 | LfD-1

プリのOPTまわりのインピーダンスがぼんやり見えてきた。

気のせいかもしれないけど・・・。

 

トランスの一次側のインピーダンスを実際のものに当てて計算したらどうなのか?

 

二次側には5番タップ(一次側20k)につないだ出力を先日測定した出力インピーダンス130Ωとした。

電圧比は5.8として一次側に掛かるIMPは2.16kΩで良いところだ。

ただ、出力IMP130ΩというのもNFB3.4dBを掛けた数字だから一次との整合性が疑問。

 

 

 

元設計ではNFBが10dB掛かってて出力IMPが三分の一になるという。いま、3.4dBなので1.5分の一で計算するとNON NFBで出力IMPは200Ωとなる、と思う。

そして電圧比を5.8とし、一次側のIMPを計算すると下記になる。

もしかしたら5687のrpって3.3kΩなのかな?

何を今更。

 

 

ここで出力IMP130ってどうなの?低くない?気になって来た。

600Ωに対して半分くらいなら分かるけど、4分の1以下。

一次側も20kに対して8.6k。

なんか、だいぶずらして使ってる気がしてきた。まあ、トランスだから大丈夫なんだろうけど。

 

 

なので、試しにプリの出力に470Ωの抵抗を足して600Ωに近付けてみよう。

元設計では600Ωに合わせた方が良い、と有ったので、今の音がどんだけ良いのか(悪いのか)試してみる。

これで出力IMPが600Ωになるはずなので、パワーも合わせる。IPT二次側の可変抵抗を22kにするとなるはずだ。

ハズ、というのは測定するのがめんどくさい。

鳴らしてみると、空気が凄く澄んだ気がする。後ろの細かい音が色々聞こえるようになった。

凄く広がるようになった。

ただ、声がマスクを掛けてるよう。惜しい。全体に薄くなった気もする。まあ、抵抗を付ける前の音が分厚かったというのもある。

低音もかなり後退してしまった。まあ、ここまでは大体予想通り。

パワーの可変抵抗を20kにしたが、まだだ。

18kにした。

低音が厚くなったが高音が少し落ちてきた。高音の変化は予想外だった。

広がりも十分。

「キタ」感じだ。

 

もうこの辺は良い悪いではない。

好みのバランスになるかそうで無いかだ。

レコードも良くなっている。

音量を上げたが問題無さそう。

 

あとはOPTを10kにしてみる予定だが、今ので充分なのでいつになるかは分からないな。

実は10k:600ではなく20k:1.2kだったら、なんて思うので、出力IMPを測ってみたい。

 

20210606

コメント

トランスのタップについての誤解

2021-06-07 00:03:25 | トランス

長氏の設計本を読み直していて、その中でOPTのタップとインピーダンスが目についた。

(手持ちのRX‐40‐5に近いと思ったが、あれは二次が6Ωしかない。しかもSGタップが有る。)

今まで左側の10kΩは中間タップでプッシュプル使用の場合、5kΩと5kΩになると思ってた。ネットで得た情報だと思って探してみたが、出てこない。単なる思い込みだったようだ。

・・・だってHL‐20k‐6の一次側は20kだけどパラで5kじゃね?

上図はNP‐126の物(想像)だが、左側の、上下は同じものでパラにしても同じもので電圧比は変わらない。電流(容量?)が倍になる。

のかな。

パラってのは低域が伸びて具合良いと思ってたけど、こうなるとアンバランスが気になるな。

5687のrpを2.4kとすると、5kなので負荷は2倍だ。けど、プッシュプルで2本だと4.8kΩでほぼ5kΩ、これだと負荷が4倍か。

そういえばトランスはマッチングで使う場合とそうで無い場合(OPT?)が有るという。


しかも10k使用って、このトランスもしかして二次側1.2k使いじゃね?

ま、インピーダンスなんて有って無いような物・・・。

 

 

 

先日コメントでセンターをアースするとインピーダンスは1/4になる、と教えてもらったが、あれってアースに落とすからと思ってた。真空管の負荷となる一次側はアースに落ちてないから違う、と。

 

ではA‐8713はどうなの?

 

 

 

プリのOPTに使う場合10kタップを使うと低音が太い。パワーのRg大きくすると中高音が広がる。

20kタップ使うと中高音が広がる。Rg小さくすると太くなる。

Rgを変えると音の変化に何となく違和感があったんだけど、これの所為かな?

因みに過去の計算を見直したけどミスは無いようだが負荷抵抗の倍数が小さくなる。

 

 

もしかして、TSMのトランスのタップの表示に600/2って有ったのはこれの所為か?

ずっと謎だった。

こうなると今パワーについてるOPTのBW‐5k‐PPはEL34の負荷として1.25kなのか?

 

折角巻線比が分かったんだから、巻き数の計算をしてみた。

※以下、試算ですので確証は有りません。

電源トランスの場合。これは雑誌記事のまま。

これをPC‐6001に当てはめてみる。

BW‐5k‐PPなら?

へえ、こんななるんだ。

合ってるかは不明だけど。

 

20210606

コメント (2)

ちょっと納得いかない件

2021-06-06 00:00:48 | トランス

今まで色々トランスについて測定してきたが、納得がいかないことの一つに現状の設定でのプリのOPTインピーダンス比が有る。

現在は電圧比が6.8、インピーダンス比が46となり、公称の値より大きくなる。

電圧に目が行って、入力電圧を換えていたのだ。

この次はパワーの出力も測りながら確認か。さらにプリの入力信号電圧もだ。目が回る。

でもこれで音出ちゃうんだから。

まあ、そのうちやってみよう。

 

 

ここ三日ほど鳴らしている。

アナログよりCDの方が良い。

おかしいな、とSYNERGYをトーレンスに付けてみた。

これだよこれ。やっとCDと同レベル位になったかな。

シュアをTYPEV(JICO)にしてみた。

みるみる良くなっていく。

フォノイコの配線を直して三日か。

馴れるのに結構かかったな。

 

 

しかし良く鳴っている。

こんな電線で。

NFBを上げてみたい。

Rgを戻してみたい。

オシロで波形を見たい。

けど、このまま聴いていたい。

システム、完成しちゃった?

いやいや、楽しみはこれから・・・何する?

もうちょっと広がってほしいな。

まあ、そのうちまたイジリタイ病(カドミウム摂取の病気ではない)発症するだろ。

 

20210601

コメント

プレート特性

2021-06-04 00:02:55 | その他

プレート特性図の引き方は解るが、使い方が分からない・・・解ってないじゃん。

電圧と電流、バイアスより動作点を決める。これは直流で、抵抗・コンデンサーの定数を決めるための物と思っている。

先日測定した、プリのOPT一次側、交流電圧・電流ってなんなの?

グラフに載せてみた。

なんだこれ、な奴だ。

グリッドテイコウニシンゴウデンアアツヲ1ボルトカケルトプレートデンアツガ50ボルトフレル・・・トカナントカ。

 

 

 

 

 

こういう事らしい。例えば、

P点を動作点として、グリッド電圧Egは-5Vとする。これを+1V、-1V振る。

=2Vpp振るとプレート電圧Epは12V変化する。

 

 

 

 

以前、パワーアンプの出力管のグリッドに電圧を掛けたらカソード電圧が上がりプレート電圧が下がった。

これと混同してた。

実際、プリの出力管5687のグリッドに0.2Vほど入れるとプレート電圧が3.4V、電流が0.4mAとなる。

これが先日測定したものをグラフに載せたものとなる。

各値を20倍すると、Eg4V、Ep68V、8mAとなる。(正確にはEpはもう少し小さくなるハズ)

68÷4=17:増幅度

 

 

 

ここで問題発生。68VというのはOPTのB‐P間の電圧だ。プレート電圧という事なら真空管のP‐K間の電圧ではないか?

でも先日プレート‐グランド間の電圧は出なかった。カソード抵抗をはさまないP‐K間だったなら電圧出たのかな?

 

プレートに直列に抵抗(負荷抵抗)をつないでやると、真空管のプレート電流の変化に応じて抵抗による降下電圧が変化し、結果としてプレート電圧が変化します。この変化分が出力電圧E0となります。

長氏の設計本より。

これによるとB‐P間の電圧はプレート電圧の変化分であって、プレート電圧とは違う。

のだけれども、epを0から0.2Vまで上げるとe0も0から3.4Vまで上がるのだからプレート電圧と見ても良いのではないか?

・・・もう少し考えよう。

しかしこの本、何度読んでもさっぱり分からなかった。解らない文章でも100回読めば理解できる、と誰かが言ったような気がして10回ほど読んだがダメだった。

今読み返したら、へえ、っというような事ばかりだ。

 

 

Eg0.4Vでプリ出口で1Vとなり、パワーは最大出力となるので、これ以上上げることは考えてなかった。

実際は上の図青い線ぐらいでしか動作していない。

今まで見ていたこの特性図に交流信号が載った図がようやく見えてきた。

 

 

実際に近いと思われる、負荷が8kΩの特性図。

 

 

20210602

コメント

それでは音出ししてみる。

2021-06-03 00:03:23 | システム

なんか最近、鳴らすジャンルの傾向があるように思う。

システムがクリアに抜けた時、ポップスを掛ける。

太めの濃い音色の時はクラシック、主に弦など。

しっとり鳴った時はジャズ。と言ってもビルヱヴァンスだけだが。

 

低音は量感が有り、と言っても図太くはなく、ハイ落ちかな?と聴いてても伸びるとこは伸びている。

中音が濃いのだが、抜けが悪いことは無い。

音場が広く包まれる感じは余り無いのだが、特に不満が無い。

そいやNFBが掛かってる。と言っても軽くだ。それでこの音。

奥行きは無いのだがなんか深い感じがある。

正直もう少しクリアに抜けてくれたらなぁ、とも思うが対策は有る。

電気的に、回路的に落ち着いた、納得がいった。

データと実際の音の整合が取れた。

これが大きい。

 

 

CDは低音が後ろ向いてる感じがするが、特に問題ない。それに比べるとLPが少し落ちるなーっと思ったが今はカートリッジがシュアⅤMRだった。前回のフォノイコの修正でだいぶモヤモヤが無くなった。

 

試してみたいことが出来た。

プリのOPTのタップを10kにして、パワーのIPT負荷抵抗を上げる。

たぶん調整は今ので決まったと思うので、後は好みに調整。

 

プリとパワー間のピンケーブルは、パワー側が直付けだが、数百円のOHMのケーブル。

スピーカーケーブルも数百円の電線にアンプ側はバナナ端子。

フォノとプリ間は10mの安価なピンケーブル。

 

今でも充分だが、カートリッジをもっと安価なモノにしてみる。

 

この辺なら簡単にできそう

 

とにかく今はLP掛けまくり。

 

20210529

コメント

LCRフォノイコの点検

2021-06-02 00:01:04 | PhfD‐3.2

LPの音なのだが、聴いてるうちに段々薄っぺらく感じるようになってきた。

シンバルの空中に撒き散る感じは良いのだが、中音がパリパリに聴こえる。

プリの調整は上手く行ってるはずなので、フォノがなんかおかしい。

 

 

前からやってみたかった、段間トランスのインピーダンスを測ってみた。

ハシモトHL‐20k‐6の二次側プラス側を外し、DMMを噛まして電流測定。合わせて端子間の電圧も。

1kHzの電圧を色々振って測定してみたが、若干差はあれどどこも600Ωになる。

  

なんだこれ。終段の手前に600Ωの抵抗を抱かせてるからかな?

 

 

次にF特を測ってみた。結果は・・・

下グラフ赤線。

1kHzより下はまあいいが、10kHz以上はフラットで減衰してない・・・

なんだこれ(再)。

 

直近の電圧測定の記録を見たが、トランス手前の12AU7の電圧が低い。これでトランスのインピーダンスが下がって負荷が軽すぎで高域上昇?

電圧が低いというのは、電源の整流管後のコンデンサーを0.94μFにしてたからで、これをムンドルフの5.6μFに交換した。

抵抗を付けては測定、を10回ほど繰返し、やっと目当ての電圧になった。

 

は!っと思って段間トランスを見ると、一次側パラで使うはずが、シリーズになってる・・・。

なんだこれ(再々)。

 

過去記事を探したら、4/5の時点でシリーズだ。

それ以前の記事はトランスがNP‐126で、ちゃんとパラになっていた。これでトランス二次側が600Ωにんるなんて・・・。

ハシモトのトランス、最初から間違えてたかもしれない・・・・。

いや、そんなはずはないな。パワーのIPTと入れ替えた時かな。1月ごろ・・・。

測定してみた。

F特というかRIAAカーブというか・・・。

30kHz以上が減衰しない?

まあ、いっか。

元設計ではゲインは40dB.、NFB4dBとなっている。

DMMで測定しようとしたらなんか値がおかしい。壊したかも?

UA‐3Sで測定し直した。

Rch:37.5dB、NFB4.5dB

Lch:38.1dB,NFB3.9dB

いいとこか。

 

鳴らしてみたのだが、良いのか悪いのか。

特に不満は無いが、もっと良く鳴ってた気もする。

CDを鳴らしてみたが、こちらの方が良い。

 

もう一度開した。

折角なのでトランスをドライブする12AU7の電圧を少し下げた。

他の個所の電圧を測定してると、NFB抵抗が外れたままだったのを発見。やれやれ。

さらに段間トランスの一次側、パラにする部分の端子を一個ハンダ付け忘れてた。

その後、初段のコンデンサーを外して容量確認したが問題無さそう。

F特、各部の電圧は特に問題無さそうだったので、段間トランスの二次側インピーダンスを測ってみた。

44V÷74.5mV=590Ωとなった。

ゲインを測ろうとしたのだがおかしな現象が発生。

オーディオ測定器のUA‐3Sで入力6mVに合わせ、DMMで測定し直すと少し高い。

シャーシーかUA‐3Sを素手で触ると下がってくる。

ノイズがまわり込んでくるのか?と最初思ったが、DMMはアースが浮いてるのかな?っと思った。

F特を再度測ったが、なぜか高域が減衰してる。反対のLchは減衰しないままだ。

 

なので気になってたことを一つ。シャシーアースを分離させ、DMMを噛まし電流測定してみたが、シャーシに電流は流れてないようだ。

NFBの電流も測ってみたが、25μAほど。これは確か前もこんな値だったと思う。

歪も残留ノイズも大きいが、入力の配線やヒーターのAC点火を考えれば大したものか。

もっとも音量を絞って鳴らしてるからノイズも絞ってるから問題ないんだけど。

 

20210529

コメント