analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

鳴らしている。

2021-06-17 00:03:34 | システム

プリもパワーもだいぶ弄った。

今はパワーは初段12AU7のRgを82kΩとし、終端抵抗としての可変抵抗器を23kΩに合わせた。

 

プリはOPT20kΩタップで出力に510Ω抵抗。NFBは4.5dBほど。

キツい音の原因かと思いデカップコンデンサーを変えて音が変わった。今のところその症状は出てないな。過去に電源も含めてここのコンデンサーで音が変わった記憶がない。中域はほんの少し薄くなった気もするが、こちらに飛んでくるようになった。ドライコンデンサー特有の音。かな。

電解の音はもう少し肉感が有った。オイルコンもそんなイメージだ。

低域なんて深くなった。恐ろしいような、不安になるような低音。

ただ、やはり若干だが、抜けが悪い気がする。TKDとはいえ、出力に直列についている。むしろこんなの付けててこの音だというのが凄いと思う。

 

プリのOPTは20kが良い。

NFBは今ので問題無い。が、30kのATTを使うとするともう少しゲインを下げても良いかも。

それでパワーの初段Rgだ。5kΩだと低域が薄い感じがする。

高抵抗だと抜けが悪い気がする。

もうこの辺はクオリティの問題ではなく音作りだと思う。

好みに仕上げる。

 

今回思ったのは、声を浮き上がらせるのは無理かもしれない。

このスピーカーは空間に漂う声、なのだと思う。

ホーンスピーカーのように「生首」のようなものは求めるべきではない。

そういえばあちらは空間情報がごっそり削げ落ちてたように思う。

DS‐3000なりの鳴らし方でいいでは無いか。

 

20210613

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