プリもパワーもだいぶ弄った。
今はパワーは初段12AU7のRgを82kΩとし、終端抵抗としての可変抵抗器を23kΩに合わせた。
プリはOPT20kΩタップで出力に510Ω抵抗。NFBは4.5dBほど。
キツい音の原因かと思いデカップコンデンサーを変えて音が変わった。今のところその症状は出てないな。過去に電源も含めてここのコンデンサーで音が変わった記憶がない。中域はほんの少し薄くなった気もするが、こちらに飛んでくるようになった。ドライコンデンサー特有の音。かな。
電解の音はもう少し肉感が有った。オイルコンもそんなイメージだ。
低域なんて深くなった。恐ろしいような、不安になるような低音。
ただ、やはり若干だが、抜けが悪い気がする。TKDとはいえ、出力に直列についている。むしろこんなの付けててこの音だというのが凄いと思う。
プリのOPTは20kが良い。
NFBは今ので問題無い。が、30kのATTを使うとするともう少しゲインを下げても良いかも。
それでパワーの初段Rgだ。5kΩだと低域が薄い感じがする。
高抵抗だと抜けが悪い気がする。
もうこの辺はクオリティの問題ではなく音作りだと思う。
好みに仕上げる。
今回思ったのは、声を浮き上がらせるのは無理かもしれない。
このスピーカーは空間に漂う声、なのだと思う。
ホーンスピーカーのように「生首」のようなものは求めるべきではない。
そういえばあちらは空間情報がごっそり削げ落ちてたように思う。
DS‐3000なりの鳴らし方でいいでは無いか。
20210613