ピンケーブルの端子部分をテクニカのクリーナーで掃除したら抜けなくなった。
プラスのピン端子の絶縁体がズッコケけ、芯線が千切れたっぽい。
解体したらやはり切れてた。
しかしこの構造、全く覚えない。芯線は錫(?)メッキ線。ベースは確か銅。
反対のプラグは違うタイプだが、絶縁体が少し熔けていた。まあ、固定には良いか。
A‐81昇圧トランスのハムが取れなかった。
内部のアース線を確認し、先日付けた電磁波遮蔽シートを外した。
そしてアースとIN側RCAジャックのマイナスの抵抗を測ったら3Ω程出た。
もしかしたらこれか?
これもテクニカのクリーナーで掃除した。
掃除をして繋いだ。抵抗は下がった。
音出し。
ハムは無くなった。
ハムがいつも、どこでも同じな感じだったので本体を疑ったのが当たった。
これで音出し。
先日はサブ機のCR型のフォノイコをつないだが、随分とおもちゃな感じだった。
そいや、フォノイコがNF型以外にもう一個あった。
こいつもLCR型だが、段間トランスの無い形式だ。
だからか、だいぶ薄口な鳴り方。CR型よりは格が上の感じがする。
12AX7、ECC99の奴だ。
これで音出し。
エスピーユーSYNERGY
トーレンスTD‐521
ZAIKA A‐81
H‐LCR‐EQ
となった。
出てきた音は、透明な感じになった。
低音は薄いが出て無い訳じゃない。
エスピーユーらしくない、どちらかというとMCシリーズか。
低音が厚くない。
この鳴り方は悪くないが、勿体ない、らしくない。
2021060