analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ピンケーブル修理、昇圧トランス点検

2021-06-09 00:02:43 | アクセサリ

ピンケーブルの端子部分をテクニカのクリーナーで掃除したら抜けなくなった。

プラスのピン端子の絶縁体がズッコケけ、芯線が千切れたっぽい。

解体したらやはり切れてた。

しかしこの構造、全く覚えない。芯線は錫(?)メッキ線。ベースは確か銅。

反対のプラグは違うタイプだが、絶縁体が少し熔けていた。まあ、固定には良いか。

 

 

A‐81昇圧トランスのハムが取れなかった。

内部のアース線を確認し、先日付けた電磁波遮蔽シートを外した。

そしてアースとIN側RCAジャックのマイナスの抵抗を測ったら3Ω程出た。

もしかしたらこれか?

これもテクニカのクリーナーで掃除した。

掃除をして繋いだ。抵抗は下がった。

音出し。

ハムは無くなった。

ハムがいつも、どこでも同じな感じだったので本体を疑ったのが当たった。

 

 

これで音出し。

先日はサブ機のCR型のフォノイコをつないだが、随分とおもちゃな感じだった。

そいや、フォノイコがNF型以外にもう一個あった。

こいつもLCR型だが、段間トランスの無い形式だ。

だからか、だいぶ薄口な鳴り方。CR型よりは格が上の感じがする。

12AX7、ECC99の奴だ。

 

これで音出し。

エスピーユーSYNERGY

トーレンスTD‐521

ZAIKA A‐81

H‐LCR‐EQ

となった。

 

出てきた音は、透明な感じになった。

低音は薄いが出て無い訳じゃない。

エスピーユーらしくない、どちらかというとMCシリーズか。

低音が厚くない。

この鳴り方は悪くないが、勿体ない、らしくない。

 

2021060

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