analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリのOPTを10kにしてみる。

2021-06-13 00:04:19 | LfD-1

ケーブルの確認、フォノイコとの相性をみて、やっとプリの確認をする気になった。今の音に不満が無いので余りやる気が出なかった。

 

OPTの一次側を20kと10kの場合で、NFB有り無しの出力インピーダンス、F特を測定してみた。

 

OPT20kの時は、出力に470Ωの固定抵抗(デール巻線)を取り付けた。

10kの時は360Ωの固定抵抗(酸金)を取り付けた。

測定した出力インピーダンス値から固定抵抗値を引いた値を正味の出力インピーダンスとしたが、

NFBを外した時の値が掛けたときの値と合わない。

さらにOPTを20kで使った時、真空管の内部抵抗をインピーダンス比で割った値は上記のNFB無しの時の正味のインピーダンスと合わなかった。

たぶん取り付けた固定抵抗が何か影響してるのかと思う。

が、しかし。

抵抗を510Ωを使ってしまったが測定し直したら良いところに行った。

測定ミスが有ったかな?

 

少し前10kと20kの違和感と感じた。OPT二次側は減圧比は大きいので出力インピーダンスが下がるからで、

上がるのかと思ってた。勘違い。

 

 

 

F特は良くなったと思う。

下グラフ高域の上より、赤線はOPT20k+固定抵抗470Ω NFB4dB

緑線はOPT10k+固定抵抗360Ω NFB5dB LchとRchの線が重なっている。

紫線は10k+固定抵抗360Ω NFB 0dB

NFBを掛けると低域なんてほぼフラット。

聴いた感じは次回にするが、20kの方が良さそうだ。

これでまた少しトランスの働きが見えてきた。

 

20210609


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