発振と出力管カソード電圧のアンバランスが解決した(したと思う)ので、レコードを鳴らしてみた。
発振が真空管では無いようなので、ダメと思ったミューラードのペアを復活させた。
うーん。良い感じ。刺激のないしっとり感。
つややかとか柔らかいとか云うのではない。
イメージ的に、真空管のプレート。艶が無くつるんとしてないねずみ色。
左右別銘柄、なんてダメだったのね。
左右でけんかしてたのかもしれない。
チリチリ感が無くなった。
ああ、40年前にタイムスリップする。
最近ようやっと管球王国の真空管の記事でミューラードが取り上げられた。
作りはエレクトロハーモニクスと同じようだが、プレートの活性化の方法が違うとかなんとか。
私はガラス管の頂部のくぼみが他と違うと思う。ので、全くの関係なしと思ってた。
そういえばMATSUSHITAの管に音が似てる。記憶での比較だけど、思い出させる。ただこちらはもう少しほぐれている。あちらは初めに直立不動。それはそれでストイックで良いのだけれども。
こうなると無帰還アンプはどうでもよくなる。NFBの音かと思い作られた感じがしないでもなかったが、今は凄くほぐれている。むしろこの「整理された」音はNFBアンプの真骨頂、なんて考える。
整理といっても悪い意味ではなく、NFB無しの「暴力的な」に対してだ。
もちろん過大表現であることは言うまでもない。
ノスタルジック?そんな雰囲気なんだな。
NFB無しのほうは現代的、未来的?なんだな。
しかしNFBが有るアンプからNFBを取ると、なんであんなナローレンジな音になるんだろ?
TAP-29というのが有るが、TAP-2と基本回路は変わらない気がする。
初段がシングルかパラか、位相反転段も同じ。ULか三結かであんなに違うんかい?
私のアンプも単純にNFB無しに出来ないのかな?
ほんとは出来るのであって私のアンプ欠陥?
NFBと周波数特性の関係、だな。不明なのは。
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