analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

久しぶりにしっとりと鳴らす。

2019-06-28 00:02:31 | MfD‐4 (Mullard)

発振と出力管カソード電圧のアンバランスが解決した(したと思う)ので、レコードを鳴らしてみた。

発振が真空管では無いようなので、ダメと思ったミューラードのペアを復活させた。

 

うーん。良い感じ。刺激のないしっとり感。

つややかとか柔らかいとか云うのではない。

イメージ的に、真空管のプレート。艶が無くつるんとしてないねずみ色。

左右別銘柄、なんてダメだったのね。

左右でけんかしてたのかもしれない。

チリチリ感が無くなった。

ああ、40年前にタイムスリップする。

最近ようやっと管球王国の真空管の記事でミューラードが取り上げられた。

作りはエレクトロハーモニクスと同じようだが、プレートの活性化の方法が違うとかなんとか。

私はガラス管の頂部のくぼみが他と違うと思う。ので、全くの関係なしと思ってた。

 

そういえばMATSUSHITAの管に音が似てる。記憶での比較だけど、思い出させる。ただこちらはもう少しほぐれている。あちらは初めに直立不動。それはそれでストイックで良いのだけれども。

 

こうなると無帰還アンプはどうでもよくなる。NFBの音かと思い作られた感じがしないでもなかったが、今は凄くほぐれている。むしろこの「整理された」音はNFBアンプの真骨頂、なんて考える。

整理といっても悪い意味ではなく、NFB無しの「暴力的な」に対してだ。

もちろん過大表現であることは言うまでもない。

ノスタルジック?そんな雰囲気なんだな。

NFB無しのほうは現代的、未来的?なんだな。

 

しかしNFBが有るアンプからNFBを取ると、なんであんなナローレンジな音になるんだろ?

TAP-29というのが有るが、TAP-2と基本回路は変わらない気がする。

初段がシングルかパラか、位相反転段も同じ。ULか三結かであんなに違うんかい?

私のアンプも単純にNFB無しに出来ないのかな?

ほんとは出来るのであって私のアンプ欠陥?

 

NFBと周波数特性の関係、だな。不明なのは。


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