NS‐690Ⅲのスコーカーの防振を行ったが、個人的に大成功と思っている。
スピーカーからの音離れが良くなり、音が漂うになった。
今までは一個一個の音がそれぞれ鳴っていた感じ。
大分前 時々耳にした、組んだだけ・設計失敗の様なスピーカーの音。
NS‐690Ⅲの音が失敗とは言わないが、「もう少し良くなれば」っと思ってた部分がこれである。
スコーカーに耳を当てると「みーん」と鳴ってる感じが幾度もした。
NS690Ⅲその3 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)
古くは7年前か言ってた。上記記事の最後から二行目。
ユニットに耳を近づけても聞こえなくなった。
鉄を反射した音は、グラスウールでは完全に消せない。
ふと思い立ったのだった。
他のサイトで「バックキャビティ」を検索したが、詳しくは出てこなかった。
反対位相の音は出さない方が良いハズなんだが、なぜ反射するような金属で組むのか?
しかもこのバックキャビティ、NS‐690Ⅲのスコーカーは外磁型ポールピースの真ん中に穴が開いててマグネットの裏に容積を持っている。
DS‐3000のミッドハイは極小。ポールピースの穴は無く、振動板とポールピースの間の空間のみ。
ここは「ノーチラスチューブ」でも有る通り音を減衰させるために容積が必要と思うのだが、有名な375ドライバーにはほぼ無い。しかも吸音にスポンジを使ってるそうな。
375のバックカバー内側にブチルゴム貼ったら面白いと思うのだが、後ろの音も含めて375なのかな。
っという事でバックキャビティの疑問は晴れなかったが、うちでは長年の不満が解消された。
ソフトドームにはパルプコーンウーファー
ハードドームにはカーボンコーンウーファー
相性が有るらしい。
スコーカーのソフトドームは、どんなに対策しても「肉感」のようなものが残る。
ミッドハイのハードドームは対照的にカラっと鳴る。
この中間が有ればどうなんだろ。
あった。DS‐8000はボロンスコーカーにパルプコーン。
音速合わないのかもしれない。
20210801
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