analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

バックキャビティ

2021-08-10 00:02:28 | NS‐690Ⅲ

NS‐690Ⅲのスコーカーの防振を行ったが、個人的に大成功と思っている。

スピーカーからの音離れが良くなり、音が漂うになった。

今までは一個一個の音がそれぞれ鳴っていた感じ。

大分前 時々耳にした、組んだだけ・設計失敗の様なスピーカーの音。

NS‐690Ⅲの音が失敗とは言わないが、「もう少し良くなれば」っと思ってた部分がこれである。

スコーカーに耳を当てると「みーん」と鳴ってる感じが幾度もした。

NS690Ⅲその3 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

古くは7年前か言ってた。上記記事の最後から二行目。

ユニットに耳を近づけても聞こえなくなった。

 

鉄を反射した音は、グラスウールでは完全に消せない。

ふと思い立ったのだった。

 

 

 

他のサイトで「バックキャビティ」を検索したが、詳しくは出てこなかった。

反対位相の音は出さない方が良いハズなんだが、なぜ反射するような金属で組むのか?

 

しかもこのバックキャビティ、NS‐690Ⅲのスコーカーは外磁型ポールピースの真ん中に穴が開いててマグネットの裏に容積を持っている。

DS‐3000のミッドハイは極小。ポールピースの穴は無く、振動板とポールピースの間の空間のみ。

ここは「ノーチラスチューブ」でも有る通り音を減衰させるために容積が必要と思うのだが、有名な375ドライバーにはほぼ無い。しかも吸音にスポンジを使ってるそうな。

375のバックカバー内側にブチルゴム貼ったら面白いと思うのだが、後ろの音も含めて375なのかな。

 

っという事でバックキャビティの疑問は晴れなかったが、うちでは長年の不満が解消された。

 

ソフトドームにはパルプコーンウーファー

ハードドームにはカーボンコーンウーファー

相性が有るらしい。

スコーカーのソフトドームは、どんなに対策しても「肉感」のようなものが残る。

ミッドハイのハードドームは対照的にカラっと鳴る。

この中間が有ればどうなんだろ。

あった。DS‐8000はボロンスコーカーにパルプコーン。

音速合わないのかもしれない。

 

20210801


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