プリのOPTの先が見えてきたので、この辺でハム対策を行おう。
左チャンネルからムーというのが聞こえる。勘で200Hzくらいかな?50Hzでは無いと思う。音量が大きい時は気にならないが、楽器ソロの時は耳に付く。
AC点火のハムは気にならないが。これはちと邪魔だ。
まず、左チャンネルということ。
記憶では組み直したあと、直流点火にして収まったので、その後アースを等々力式でやり直してからだったと思う。
①電源トランスが左ch側にある。まずは電源の配線がPTに近いからと思い、OPTを内側に仮に移動してみた。
まったく変わらない。
②左chのアースを引っ張り出した。
電源のコンデンサーに影響されてるか?と思ったが、これも効果無し。
③次は電源トランスのリーケージフラックス。
余った銅板にオヤイデの電磁波遮蔽シートを貼り、立ててみた。
矢印はリーケージフラックス。太い方が大きい。
電磁波とは交流電流による電波と磁力による磁波とか、なんとか。
これを遮蔽するのはケイ素鋼板が良く、銅・アルミでは効果無いとのこと。
しかしメーカーではトランスの漏れ電流?を遮蔽するのに銅のテープを巻いている。
ほんとは鉄板が良かったが薄いものは入手難であり、手持ちの銅板を使った。
これも全く効果無し。
さて困った。OPT不良かな?と、その前に真空管を入れ替えてみよう。
5687だった。ショック。この5687は出自から信用してたものだ。
とは言っても2014年には使ってるんで余裕で6年は経ってるな。
ま、仕方ない。原因が分かってよかった。
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