analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリのハム退治

2020-01-29 00:02:12 | CfD-4 (オートバランス)

プリのOPTの先が見えてきたので、この辺でハム対策を行おう。

左チャンネルからムーというのが聞こえる。勘で200Hzくらいかな?50Hzでは無いと思う。音量が大きい時は気にならないが、楽器ソロの時は耳に付く。

AC点火のハムは気にならないが。これはちと邪魔だ。

 

まず、左チャンネルということ。

記憶では組み直したあと、直流点火にして収まったので、その後アースを等々力式でやり直してからだったと思う。

①電源トランスが左ch側にある。まずは電源の配線がPTに近いからと思い、OPTを内側に仮に移動してみた。

まったく変わらない。

 

②左chのアースを引っ張り出した。

電源のコンデンサーに影響されてるか?と思ったが、これも効果無し。

 

③次は電源トランスのリーケージフラックス。

余った銅板にオヤイデの電磁波遮蔽シートを貼り、立ててみた。

 

矢印はリーケージフラックス。太い方が大きい。

電磁波とは交流電流による電波と磁力による磁波とか、なんとか。

これを遮蔽するのはケイ素鋼板が良く、銅・アルミでは効果無いとのこと。

しかしメーカーではトランスの漏れ電流?を遮蔽するのに銅のテープを巻いている。

ほんとは鉄板が良かったが薄いものは入手難であり、手持ちの銅板を使った。

 

これも全く効果無し。

 

さて困った。OPT不良かな?と、その前に真空管を入れ替えてみよう。

5687だった。ショック。この5687は出自から信用してたものだ。

とは言っても2014年には使ってるんで余裕で6年は経ってるな。

ま、仕方ない。原因が分かってよかった。


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