表題が変だ。それでは真空管パワーでDS‐3000を鳴らしてみる。
最初から「おっ」っという感じで鳴ってきた。
まず中低音が分厚くなった。ベースギターの辺りがブオンと鳴る。
こりゃ参った。同じパーツ、回路でこんなに違うか?
違うところと言えば・・・
出力段のカソード抵抗。500Ωに2.2kをパラって407Ωだったのを400Ω一個にした。
PT~CH~整流管だったのをPT~整流管~CHにした。
IPTをタムラのA‐8713にしてた時はチョークに近いとハムを引いたが、今はIPTをゼネラルトランスのPMF5P‐10k600CTなんだ。これで配線が簡略出来た。
そしてシャーシーアースを変えた。
出力段のグリッド抵抗をTKDからRMGにした。
入力ケーブルをIPT直結だったのをRCAジャックにした。
今思い浮かぶのはこのくらい。
って、結構変えたかな。
でもそんなんで音変わる?
高音の繊細さは無いかな。初段のRgは3.5kだからもう少し上げても良いと思う。
色々テストして替えたんだけどな。
声とか音色は全く意識が向かなかった。
なんかこう、「そのまま?」
つややか、柔らかい、などという形容詞が思い浮かばなかった。
しいて言えば鮮度があまり高くないかな。少しレトロっぽい。
でも、DS‐3000を「鳴らしている」感じが凄くなった。
トランジスタアンプではこうはいかない。
って、そういうアンプを使ったことが無い・・・あ、マンラツのSM700が有った。
壊してしまったのが悔やまれる。
DS‐3000を鳴らし切る、まではもう少しあるかな。
でもここまで来た。
あとは丸端子でまとめたアース線6本をもう少し何とかしたいと考えている。
20240902