analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

DS‐3000でパワーを鳴らす

2024-09-07 00:02:24 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

表題が変だ。それでは真空管パワーでDS‐3000を鳴らしてみる。

最初から「おっ」っという感じで鳴ってきた。

まず中低音が分厚くなった。ベースギターの辺りがブオンと鳴る。

こりゃ参った。同じパーツ、回路でこんなに違うか?

違うところと言えば・・・

出力段のカソード抵抗。500Ωに2.2kをパラって407Ωだったのを400Ω一個にした。

PT~CH~整流管だったのをPT~整流管~CHにした。

IPTをタムラのA‐8713にしてた時はチョークに近いとハムを引いたが、今はIPTをゼネラルトランスのPMF5P‐10k600CTなんだ。これで配線が簡略出来た。

そしてシャーシーアースを変えた。

出力段のグリッド抵抗をTKDからRMGにした。

入力ケーブルをIPT直結だったのをRCAジャックにした。

今思い浮かぶのはこのくらい。

って、結構変えたかな。

でもそんなんで音変わる?

 

高音の繊細さは無いかな。初段のRgは3.5kだからもう少し上げても良いと思う。

色々テストして替えたんだけどな。

声とか音色は全く意識が向かなかった。

なんかこう、「そのまま?」

つややか、柔らかい、などという形容詞が思い浮かばなかった。

しいて言えば鮮度があまり高くないかな。少しレトロっぽい。

 

でも、DS‐3000を「鳴らしている」感じが凄くなった。

トランジスタアンプではこうはいかない。

って、そういうアンプを使ったことが無い・・・あ、マンラツのSM700が有った。

壊してしまったのが悔やまれる。

 

DS‐3000を鳴らし切る、まではもう少しあるかな。

でもここまで来た。

あとは丸端子でまとめたアース線6本をもう少し何とかしたいと考えている。

 

20240902

コメント