analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

メインスピーカーでは?

2019-08-16 00:03:14 | MfD‐4 (Mullard)

NS-690Ⅲがパッとしない。

DS-3000でお口直しとするか。

これだよこれ。このレンジ、低音、高音のキレ。

 

まあ、良いのは良いのだが、なんか後味が良くない。これもなんかもっさりという感じの記憶が残る。

はて?

 

釣りにはまってるからか、音楽に没頭できない。そうか?そうなのか?

音が良くない。

良いって言ったじゃないか。

けど、なんか詰まんない。

プリか?その前にパワーの中を見直そう。

じろじろ見る。現時点の私の中では最高の出来。

もう手を加えるところが無い。

 

つらつらと本を見ていた。故上杉氏の真空管アンプ設計製作集。

その中で、TAP-3というのがあり、こいつは初段が12AX7のパラだ。TAP-29typeを製作したとき、初段がパラにならないものかと考えてたのを忘れてた。ただし、TAP-3はNFBが掛かっている。

早速替えてみよう。

その前に動作例を見てみた。残念ながらRp100kΩの時、Rkが三ケタ(510Ω)の物は無かった。

まあ、試してみよう。

初段のRpを22kから100kΩに換え、電圧を測る。

Epが93V程。Ekが0.522Vとなった。

二段目はEpが150~160V程。低すぎじゃね?

二段目ドロップ抵抗の10kΩと20kΩパラを3.9kΩに交換。余り上がらないので1kオームとした。それでも10V程しか上がらなかったが、これで一旦聴いてみることとした。

なんだ、結構まともに鳴るじゃん。

そうか、私は12AX7の音が好きなんだな。

ちょっと作られたっぽいが、凛となる。TAP-2typeを作って、良い音だなぁ、と思ったことを思い出いた。

キヲツケってした感じ。対して12AU7の時は、なんかダルーな音なんだな。

故上杉氏はEL34PPにはミューラード型の位相反転段を好んで使ってた。そして、初段は12AU7、12AX7を使う。

この使い分け、および動作点的に問題無いか?が知りたい。

もう少し勉強だな。


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