パワーアンプに関してはあまり思い入れが無い。
最初に入手した6CA7を使ってからメインはこれのみ。
他に300Bも使ってみたが、私のスピーカーには合わないと思った。
入力トランスで二倍ほど上げ、次段に12AX7、EL34のPP、そしてラジ技誌頒布のBW‐5k‐PPのOPT使い。
入力トランスと出力トランスがキモと思う。
タムラのA‐8713のIPTは本当は入力と出力を逆で使う。
OPTの型番は予想だがBalannced Winding - 5kiroohm - pushpull。
バランス巻き:プッシュとプルの巻線が対象、これが完全に近いという。
最初はアイエスオーのFX‐40‐5を使ってたのを入替えたが、アイエスオーのはなんか音色が乗っている感じがした。
そういえばNP‐126もFX‐40‐5に似た感じだ。
以来ずっとこのトランスを使っている。
シャーシーは木枠にアルミプレート(今は鉄板)を使っているが、特に問題ない。
カップリングコンデンサーはBBを使っている。
プリは無色透明でパワーで着色、なんて思ってた時もあったが、そのまま使っている。
BBは少々濃い目の音色と思うが、それも個性と使っている。
本当はインシュレーターとかも弄りたいが、今のゴム足で充分だ。
ただ、配線材はなるべく使わずパーツの足で代用している。
一個不満なのはチョークインプットで使っているチョークで、IPTに近いとハムを引く。
よって一旦離れた5U4GBから戻している配置が気に入らない。
むき出しのOPTは配線が長くなるので天地反転して配置。まあ、見栄えの問題かな。
電源トランスとチョークはタムラ。今はもう入手は難しいかも。
このトランスはほんとはアモルファスのOPTに合わせたいところだが、当時の最高の電源トランスと思って使っている。
今のところ、これ以上に欲しいと思えるパワーアンプは無い。
ほんとは211とかシングルの巨大アンプが欲しいかったが今は現実的ではないし、最近このパワーが満足になりだしたから良いか、と。
20240111