analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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パワーアンプの初段をY7にする

2023-03-27 00:03:54 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーの初段を12AY7にする。

プレート抵抗は100kとし、福島双葉スケルトン抵抗。今となってはこいつの情報というものが無い。

さる方によると福島双羽製で、酸化金属皮膜だという。おっと、酸金を信号経路に使うというのは・・・っと思ったがまあいい。聴いてみよう。表面の塗装をしないものとのこと。そういえば昔見たものは黒地に白い線がスパイラル状に見えた。最近のものはガラスチューブが被さっているが、スケルトンってそういう意味か。

 

カソード抵抗は2.2kのTKDのRN75EにAMRG20kをパラった。

 

電源は100kドロップ抵抗に20kカーボンをパラってEpを130V程にした。

 

 

ついでと言っちゃなんだが、グリッド抵抗を5.1kから8.2kにした。ここは8.9kにすると入力トランス一次側が600Ωになった記憶が有る。9.1kにするんだったら10kでいいじゃん、ということで8.2kにしてみた。

ここはアルファ抵抗FLCX。この抵抗はビシェイの音によく似ててお気に入りだ。

最近青い外装をやめてビシェイのVSRそっくりになったらしい。

価格も上がってしまって使う気になれない。一説によるとビシェイに納入してるとか。

残念だ。

片チャンだけ変えて、右がY7、左がX7で音出ししてみた。

音量差があるが、思ったほどではない。

これならいけるかも。

 

もう片方も換えて音出し。

夜なのであまり大きな音は出せないが、良い感じかも。

リン、と鳴る。さわやか系。

あれ?こないだ聴いた音と違うな。

真空管は同じエレハモ。

本調子になったか?

動作点も変えてるからな。

 

これは期待が持てる。

 

20230323

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