パワーの初段を12AY7にする。
プレート抵抗は100kとし、福島双葉スケルトン抵抗。今となってはこいつの情報というものが無い。
さる方によると福島双羽製で、酸化金属皮膜だという。おっと、酸金を信号経路に使うというのは・・・っと思ったがまあいい。聴いてみよう。表面の塗装をしないものとのこと。そういえば昔見たものは黒地に白い線がスパイラル状に見えた。最近のものはガラスチューブが被さっているが、スケルトンってそういう意味か。
カソード抵抗は2.2kのTKDのRN75EにAMRG20kをパラった。
電源は100kドロップ抵抗に20kカーボンをパラってEpを130V程にした。
ついでと言っちゃなんだが、グリッド抵抗を5.1kから8.2kにした。ここは8.9kにすると入力トランス一次側が600Ωになった記憶が有る。9.1kにするんだったら10kでいいじゃん、ということで8.2kにしてみた。
ここはアルファ抵抗FLCX。この抵抗はビシェイの音によく似ててお気に入りだ。
最近青い外装をやめてビシェイのVSRそっくりになったらしい。
価格も上がってしまって使う気になれない。一説によるとビシェイに納入してるとか。
残念だ。
片チャンだけ変えて、右がY7、左がX7で音出ししてみた。
音量差があるが、思ったほどではない。
これならいけるかも。
もう片方も換えて音出し。
夜なのであまり大きな音は出せないが、良い感じかも。
リン、と鳴る。さわやか系。
あれ?こないだ聴いた音と違うな。
真空管は同じエレハモ。
本調子になったか?
動作点も変えてるからな。
これは期待が持てる。
20230323