試しにボーズ301Vを鳴らしてみた。こいつも6Ωだった。
共鳴管やらリアツイーターやら仕掛けの多いスピーカーだがまっとうになっている。特にクラシック・管弦楽が良い。紙臭い?いやいや、このくぐもった、刺激のない音が弦に合っている。低音も歯切れが良い。20㎝のウーファーは最低域は捨てて聴きやすい音にターゲットを置いている。
以前聴いてた音よりしっかりしてて、良く分離している。これも6Ωだったんだと気づかされる。そういえば、以前はもっともやっとしてて、団子だった。音楽鑑賞には堪えない音と思ってたが、これならいける。
ああ、心地良い音だ。
でも、しばらく聴いてるとやっぱり最低域が出てない。以前音楽関係のショップとかに良く置いて(吊って)あったが、あの頃は暴力的ともいえる程ガンガン鳴ってたんだよな。それが真空管アンプだからかな、迫力が無い。中音域:声は良く鳴ってるけど、なんか布をかぶせたような音になる。BGMには良いけどな、飽きる。
という事でお蔵入り。