analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TD-521手入れ その2

2018-06-21 00:51:37 | アナログ

TD-521のシステムの残りの調整、カートリッジの水平と、オーバーハング。

カートリッジの水平は、目視で確認。問題ない。鏡を使う等有るらしいが、そんなことしなくてもカートリッジ正面からにらみ、レコードと水平を見るだけ。

後はオーバーハング。こいつはスピンドルシャフト中心から針先までの最短距離。特別な定規が無いときっちり測れないが、大体で良い。SME3012Rは13.2㎜らしい。ほぼ合っていた。

この時プリのセレクターシャフトの延長コネクタの螺子が緩んでいて、締め直した。その際昇圧トランスを外そうとRCAプラグを外したら、エスピーユーを40Ωで聴いていた。DL103FLから繋ぎ変えるのを忘れていた。だから中低域もっさりで高音が伸びてなかったのだ。これでBOSE 301Vの音を評価してたのだ。失敗失敗。いや、でもCDも掛けてたからあながちそんなに間違った評価でも無かったかも。まあ、いい。

いま、ラヴェルのクープランの墓を聴いている。接続を正したのでだいぶ音色が薄まったとはいえ、EMINENTに比べると全体に濃い音色だが、しっかり鳴っていて安心感がある。EMINENTのシステムはちょっと行き過ぎるとヒステリックになりそうだが、TD-521ではまだまだそんなことはなく、ゆったり鳴らす。空気感というのは余り無く、中音に寄せた音で、時々どおんと低音が鳴る。さりげなくなのだがイメージに残る低音。量感も有り遅れることは無く、優しい低音だ。

トーレンス TD-521

SME3012R

エスピーユーSYNERGY

マラツンMC1000

黄金の組み合わせか。

でも私にとってはサブなんだよなーえへへ。

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