analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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死と乙女

2015-09-23 12:00:00 | ソフト

以前、だいぶ前、雑誌のCD評価で最高だったもので、アーバンベルクのシューベルトの死と乙女が有り、買った。心地よいという感想は無かったが、録音・演奏のノリが良く、よく聴いたものだ。その後、地元?という事も有り評価もそこそこだったので、同じもので水戸室内管弦楽団の物を買っていた。当時はなんかぱっとしない、抑揚のない大人しい(アマチュアに毛が生えた物)程度に思っていた。

それがどうだ。現在のシステムでは評価が逆だ。水戸~は大人しい演奏だが、その中でもしっかり演奏してる。強く弾くだけが力強い演奏ではないのだ。力強い演奏ではないが、なにか、意志のはっきりした(?)ものを演奏に感じる。結構実力のある楽団なんだ。と同時にオーディオで演奏が変わってしまう、解釈が変わってしまう事が有るのだ。オーディオ機器の評価がシステムで変わってしまう事が有るが、演奏もとなると恐ろしい事になる。

私の場合、トータルで良いシステムを目指してる訳ではない。それならアキュやB&Wでシステムをそろえればよいと考える。以前は一点豪華主義で何か一つ飛び出てるものを望んでいた。今は若干違う。平均点でそろえた上で、何か(うちのシステムでなければ出ないもの)を求める。まあそれをやると凄くカタワの音になってしまうのでバランスは取るようにしてる。なので機器・演奏の評価がコロコロ変わる。発展途上の面白さ、とも思うが、評価は控えようと思ったりする。

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