昨日はテスターのバッテリーが無くなったので測定できなかった。それで今日測定を始めた。まず電源、ヒーターと測るとなんかおかしい。
ヒーター巻線を測ると6.29V。この巻線はアースに落としてるのでテスターのクリップを整流管の入力コンデンサのアースに繋ぐと7.17V。はて、なんで?ああ、そういえば増幅回路のアースをシャシーに繋いでなかった。それで増幅回路とヒーター回路では電位差が有ったのか?若しかしてこれが共通インピーダンスとやらに関係するのか?
6SL7の定格は6.3V0.3A。そうすると0.476Ωとなると想定(?)。ここで増幅回路に0.3A流れて7.17Vとすると、0.418Ω。違うインピーダンスがシャシーアースを繋ぐことによって共通化=繋がってしまう、と言う事か。まあ、これがノイズにどう影響するか、(増幅回路のノイズがインピーダンスの低いヒーター回路に流れる?・・・ヒーターから増幅への逆は無いのか?)はこの先考えよう(よく解らん)。
回路のシャシーアースを繋いで測定。
同じ電圧になった。若干の差は電源の揺らぎと思う。
全電圧を測った。問題無い。出力段の電圧が若干上がったが、これは初段の電圧を下げたおかげか。それでも29Vが30Vに若干上がった程度。それでは音出しと行こう。
今回はIPTの2次側両端の抵抗は20kΩ。これが50kΩにして出力が上がるか?カソード電圧に関係するか?音出ししてやっぱり音が小さかったらIPTの2次側の抵抗値を50kΩに換えてみよう。