analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

monoパワー作り直し33

2015-09-09 12:00:00 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

それではようやく音出し。

stereo版の後だったのでちと不安だったが、それなりに音が出た。取り敢えずホッとした。心配してた低音はそこそこ出てる。高音もそこそこ繊細。中音、声はエネルギー感が十分であるが、何か色付けと言うか、声にまとわりつくものが有る。特に不快感は無いのだが。ただ、横の広がりは無い。左右の音量差も感じない。今回組んだのが音の小さい方で画像の左側だ。

ではちょっとスピーカーの間隔を広げてみる。なんか押さえつけられた感じが戻ってしまった。そして左側のchがやっぱり小さい。違うとすればIPTの入力抵抗か?後で換えてみよう。

音量を上げてみた。広がらないのは相変わらずだが、エネルギー感が出てきた。そして今まで聴いたことの無い音が聴こえる。トライアングルの様なチーンと言うのが飛び出す。バックコーラスが少し乾いた感じだが「おお、居たの?」って感じだ。

もう少しこなれるまで鳴らそう。

いま、スピーカーケーブルで悩んでいる。三菱のSP―1がとても良かったのだがこのアンプに使ってしまった。それでもう一度買おうと思うのだが同じのでは芸が無い。電源ケーブルのPF―1にしようと思う。しかしこのケーブルの素性が解からない。なんせ一般販売はせず通販のみ。ユーザーレビューが無い。SP-1は端末処理をしていてこの手間賃が約¥6k-、線自体は約¥6k/m。芯線は2本づつ。PF-1は線自体の単価はSP-1より安い。芯線は単線でSP-1より一本分よりは太いが二本分になると多分細い。ここが悩ましい。三菱としてはPF-1もスピーカーケーブルとして使えるとしてるが、比べたらスピーカー専用ケーブルのSP-1の方が音は良いんだろうなー。でもPF-1は単芯。SP-1は7本×2/ch。この単芯に期待したいと思っている。

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