analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

スピーカーのマスク復活

2021-03-01 00:01:16 | DS‐3000

昔の雑誌を見直している。

ドーム型スピーカーは指向性が広く両サイド(180度)方向にも音が広がる。

ホーン型スピーカーはそれが無い。

当たり前だ、その分を正面に反射させているんだから。

その分いろんな音が混ざりめちゃくちゃになる、と思っていたが、グラフを見たらむしろフラットに近い。

 

最初、座っているソファを3cmほど高くした。ロクハンを付けてたサブロクのベニヤが邪魔になったので二つに割って重ねてソファの下に敷いた。

 

前回スピーカーのマスクを外したのは一年半ほど前。

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/98118aadcd78f03c665046830f053d88

ならばこれを復活したらどうか。

これがまた正解。

前回はアンプがおかしな状態での視聴だったから効果がイマイチだったと思う。

チリチリしたようなノイズっぽさが無くなり、SNが上がった。

各音が大人しくなったのでマスクされたかなと思ったが、解像度は高い。

高域も大人しくなったかと思ったがそんなことは無い。しっかり出てる。

音場が下の方に広がった。

声は少ししか変わらない。これでホログラフィックに浮き上がらせるのは難しい気がする。

声のすぐ近くにコーラスが有ったのに気が付いた。結構しっかり聴こえる。

あとでちゃんと貼り付けよう。

 

システムは調整する順番がちゃんと有る。

今は些細な変更も音になるようになった。

 

20210128

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スピーカーユニットの位相

2021-01-21 00:04:39 | DS‐3000

スピーカーの向きを真正面に戻した。

解像度が上がった。少しのようだがガラッと変わった気もする。

これは解像度の問題では無く位相管理の問題かな?

そうそう、位相を合わせると地味だが凄く変わった感じがする。

ミッドバス(MB)の位相を換えて細かい音が出てきた。

高音が落ちるかと思ったが、あまり変わらない気もするし、最高音が減った気もする。

音場はごく微小な違いだが、自然になった気がする。

 

ただ、低域の量感が減った。

中音から下が無くなり、その下のズンだけがかろうじて鳴っている。

 

WFの接続を換えてみた。

低音が太くなった。

多分こちらだ。

 

・・・もしかしてTWの位相も逆じゃね?

こないだTWに耳を近づけたら鳴ってるのが分かった。

けど、耳を離すと気のせいか高音が落ちてる気がした。

もしかして、ミッドハイ(MH)と逆相で打ち消し合ってたんじゃ・・・。

逆にした。

これだ。

音場が落ち着いた(?)。

今まではどこか押さえつけられてるようなところが有ったんだ。

気が付かなかった。今の音を聴いて判ったことだ。

けど、高音が伸びてる感じはあまり感じない。

 

っとすると、MHだけが逆相だったってことだ。

 

20201211

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ミッドローの位相、エッジ

2021-01-20 00:05:16 | DS‐3000

スピーカーを内振りにするためキャビネットを持つのにミッドバス(MB)のユニットを外した。穴に手を掛けてスピーカーを持ち上げるのだ。

その時右のMBの配線が逆位相だった気がした。

試しにMBの位相をRchのみ逆にしてみた。

なんと高域のチキチキが良く鳴るようになった。

が、声は左右に分かれた。

 

 

ミッドバスとミッドハイのクロスは1.35kHzだ。チキチキにしては少し低いような。

試しに反対側LチャンネルのMBも逆にしてみた。

多分こちらが正解。今まで逆相で聴いてたんだ。

声が曇ってた様に聴こえたのは、後ろを向いて歌ってたんだ。

位相を戻して歌手がこちらを向いた。

抜けが良くなり、声の下の帯域の効果音などが聞き取れるようになった。

音場も自然になった。

 

ミッドローだけ逆相だからスピーカーの角度を付けると位相がもうごちゃごちゃになったのかな。

 

 

音のまとまりが良くなった。

今までも不満は無かったが、さらにフルレンジのようになった。

 

 

MBの逆位相を直すのに、ファストン端子のカバーで無理やり接続してた。

正規に直そう。

いや、正規と言うか聴感なんで・・・。

(ネットワークにより位相が反転してるのかもしれない。)

そのためにネットワークで配線を入れ替えた。(画像左下の方の小さい丸)

以前の接続。

修正後の接続。

なんか前も同じことをやったような気がする。

 

破損してたRchのMBの端子をエポキシで固定してみた。

修理後

 

 

ついでにMBとWFのエッジの軟化処理をした。

エッジを暖めるので夏にやった方が良いのだが、いつも寒くなってからになる。

暑い時期にわざわざ熱くするのもね。

これで組み直した。

 

音出しは、中音の大きくなった、高音と低音のバランスが悪い音になってる。

ただ、音場の形がきれいな丸になった気がする。

 

多分こちらが良い。

つづく。

 

20201210

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泥沼だあ

2019-08-09 00:01:21 | DS‐3000

中高音がうるさい件、困った。一旦耳に付くと段々大きくなってくる。もちろん気のせいなのだが、そこに耳が行ってしまいそういう風に感じてしまう。もうそうなると聴く気になれない。

どんな感じの歪みか?

カートリッジにゴミが付いて音がビビる感じに似ている。もしかしたらレコードの溝が傷んでるかもしれない。なのでCDも掛けているのだが、やっぱり歪む。音量を上げると分かるのだが、小音量でも歪んでるのかもしれない。

ミッドハイに耳を近づけて聴くと、これが一番怪しい。音量も小さい気がする。

 

スピーカーか?

左側を見てみるか。

合皮のカバーを剥がす。

各ユニットを外しミッドハイのユニットをまじまじと見る。

ネットワークを見るつもりが振動板が割れてないか気になっている。接着剤にアセトンを染み込ませガードの網を外す。

音出ししてダメそうだったらフロントのネジ8本外してギャップにゴミ噛んでるか見てみよう。センター出しはサイン波を入れながらだ。

 

多分問題ない。

 

振動板の埃を刷毛で払ったが殆ど変わらない。多分鳴らしてるうち振動で落ちちゃうんだな。

割ってしまわないか、怖かった。

 

ネットワークを見た。

以前ネットワークの部品を交換したとき回路を記録してたが、それが良く分からなかった。

コイルとコンデンサーがパラってる手前から、パラのコンデンサーを取り出しているのが良く分からない。なんでこんなんで減衰出来たのか?現物の回路を追っかけたら図が間違いの様だ。純正の回路図が起こして有ったがそちらに基づいた回路にしてあった。良かった。問題無さそうだ。これなら納得できる。

コイルとコンデンサーがひっくり返ってるが、エクセルと変換したらこうなった。

使用してるFOSTEXのコイルは線ではなく箔のタイプなので接点の導通に問題がある。銅にコーティングがしてあるようだ。剥がしてハンダ付けしてあったので綿棒で拭いて付け直した。

 

これで一旦鳴らしてみる。

ミッドハイのユニットにネットワークを繋ぎ、オーディオ測定器を繋いでサイン波で音出し。

1kHzをぶっこむ。断線しないかドキドキだが、0.01V程なので1Wに満たない。このユニットは許容入力30Wだ。

結構大丈夫なようだ。

若干ビビりがあるような鳴り方。けど、そんなに問題になるほどの物か?

1kHzから下げると段々音量が下がる。あげると少し音量が上がる。が、7kHzほどで聴きづらくなる。

クロスオーバーを調べたら、1.35kHz、4.5kHzなので、まあ、聴感と合っている。

 

折角外したので少し残ってるY’sのエッジ軟化剤を塗布した。

 

ユニットを戻してセッティングし直し。純正のDK-5をやめて山根樫材さんに作成してもらった角材にした。

位置は下に敷いた板を基準にしてピッタリ合わせた。

試しに全ユニットが付いた状態でサイン波を出してみた。

完璧な音ではなく若干ビビりの音なのだが、これを聴くと問題はアンプだな、と思う。

 

 

MfD-5(TAP-2type)の時NFBを外したら歪の無い音が出たんだよな。ユニットのビビりだとしたらその後に起きたんだよな。

あの音が忘れられない。

ん?もしかしたらあの時は発振問題でパーツの取り付けを変えたんだっけな。

もう一回パーツの取り付けを検討するか。

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スピーカーのマスク~ぐだぐだと語る

2019-04-07 00:01:05 | DS‐3000

DS-3000に合皮を被せてから考え・聴き方が変わってしまった。

ホーンスピーカーに憧れる。しかし今となっては始める元気が無い。

ダイレクトラジエーションでどこまでホーンに近づけるか。

そんなことを考えながらやっている。

ホーンの良いところは、能率が良い事、そんな風に思う。

もちろんそれだけの理由では無いのかもしれない。使ったことが無いので分からない。

ドライバーが強力というのもあると思うが、振動板から発する横や上、下に行く音を真ん中方向に集める、そう考える。反響を寄せて出してるのにあんなに真面な音が出るのがちと不思議でもある。

そして音が浮き上がる。音離れが良い。なぜあんなホーンで反響した音がこんなに纏まるのか、不思議でならない。

一つの目標としてこれらを念頭に置いてチューニングしてきた。

 

今回、スピーカーに合皮を貼り付け、その音に近付いた、そんな風に思う。

スピーカーからの音離れが良くなった。音の純度が上がった。余計な音が無くなった。

ある意味ホーンに近付いたと思う。

もちろんプリ、パワーの調整が良いところまで行った、という前提がある。そしてセッティング。

それが有って、合皮。

ちょっと聴きは、痩せた音。以前、TAOCのインシュレーターを使い、音が痩せたことを思い出した。しかしあの時とは何か違う。あの時は、必要な音もそぎ落とす、今は余計なものをそぎ落とす、そんな感じ

今はCDばかりかけているが、高音質CDというのは豊かな響きの物、そう思っていたが、今聴くと素っ気ないのだが、詰まらない、寂しい、そんな感じがしない。

 

きっとバッフルに反射してた音を聴いてたのかと思う。

いま、思い出した。ビクターのSX-900spilitの音。こんな感じではなかったか。

こいつはDS-3000の発売が’84。’19の今やっと’95のSX-900spilitに近付いた。ってことは24年遅れてたということか?

冷静に考える。SX-900spilitはもう少し純な音だったと思う。嫌なメタリック感ではなく輝かしい?感じ。DS-3000は少し音色が乗っている。それでも一連のDS-シリーズとは一線を画している。音場、定位とかは過去の思い出を美化してるかのようで、SX-900spilitの方が上のような感じだ。やつは3ウェイの癖に価格が1.4倍程ある。

なんか仇みたいな言い方になった。しかし、SX-900spilit、オンキョーscepter5001は目標だ。scepterは聴いた事が無いのだが。

DIATONEのDS-2000HRはもう少し音色が乗っていた。

 

 

そうなんだ、金属的な音。これが無くなった。

もう少し紙臭いというか、濃い音色を求めてた。

八王子で聴いた、ユーロダインの音。紙臭いのだが、刺激的な音が一切しない。それでいてモニターライクな、音をすべて出している、そんな音。憧れた。

余計な音をすべて取り去るとあれが出るか、もしくはそれに近づける、そんな風に思っていた。

アンプ関係ではすべてやった。もう打つ手がない。そう思ってたところにスピーカーに着目した。

我ながらキセキな思い付き。

ヒントは雑誌に載ってた、ティールのSPに小さいタイルを沢山貼ってたもの。

さすがにアレは見た目に真似しようとは思わない。

そんで、合皮。

じゃあ、他のスピーカーにやったらどうなの?

DS-3000の様にはいかないと思う。

ユニットが違う。

SP-50なら・・・

ARなら・・・

NS-690Ⅲなら・・・

上手くいく気がしない。

 

以前マイソニックの松平さんにアドバイスをもらった。

余計な音は載せないようにする。音楽に入っていけない。

そういう事なの?

 

私の音楽の聴き方。

機器の性能が発揮されてるかどうか。

アンプとのインピーダンス、スピーカー等のセッティング。

それらにより能力が発揮されてるか。最近はそんな聴き方をしてる。

発揮されてればどんな音楽を聴いても楽しい。

その逆は・・・

音楽なんて何でもいいのか?いやいや、ある程度は好みもある。

昔は柔らかい音を目指してた。

その後は逆に硬い音。全部の音を出すときつい音になる、そう考えた。柔らかい音は、高域を落とした不完全な音。硬い音も突き詰めれば柔らかく聴こえる。

金管楽器の音は総じて鋭い。

そしてA-8713を使ってアンプを組みだした。

出る音は全部出す。

好みの音にチューニングはその後だ。

 

すべての音を出すために。正確に。

 

それを付き進めてきた結果が今の音。良くもめげずに来た。

目標の音がここにある。

途中、自分の目標の音は何だろう?見失った。しかし続けていれば到達するだろう、そう頭の片隅に、時々忘れたが、思い続けてきた。

間違って無かった。(と思う)

いま、次々にCDを掛けている。

調整が進むとソースなんて何でもいい。

千葉のお隣さんのアルッテク。

安いCDプレーヤーで掛けてた。

もっと高級なスピーカーでないと無理かと思ってた。

ジェービーエル

タノンイ

アルッテク

こいつらでないと出ないのか?絶望したこともあった。

個性で聴かせる名機たち。そいつらとは世界が違う。

無個性。音楽だけ鳴っている。

私のシステム、音質をどう説明するんだ?

退屈な音?特徴のない音?

つまらない音?いや、これは当てはまらない。

否定的な文言、これって最高の誉め言葉じゃないの。

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キャビネットの反射対策2

2019-04-06 00:01:20 | DS‐3000

ボルトの穴を明けるのに苦労したが、何とか形になった。

悪い癖が出て、早く聴きたい思いから作業が雑になった。

貼り付けは両面テープ。サッシの断熱フィルム用の残りを使ったが足りなかったので買い足した。ニットーの5000番。

音楽を掛けながら貼り付けた。

画像で見ると大分変。マスクだ。でも実物は割と馴染んでる。タンテほどではない。

あれ?あんま効果無いな。おかしい。

5分ほど鳴らして、違いが分かった。

・・・これ、凄いかも。

余計なものが取れた。SNが上がった。

それによる効果が凄い。

声以外のコーラスや効果音?の存在が変わった。スピーカーから耳まで飛んでくる。

細かいニュアンスが分かる。

スピーカーの後ろには広がらず、前に広がる。ほんとは後ろに広がってほしいが、奥行き感があるので不満ではない。

低音の形が分かる。なぜ?スーパーツイーターを付けると低音も変わるってやつか。

まだ高音がきつい感じだが落ち着くと思う。もっとおとなしくなるのかと思った。

 

すっごい普通の音なんだが、つまらなくない。いつまでも聴いていたい。心地良い。

金属的な音があっという間に無くなった。

不思議なのは高音。チャキチャキというのが目立つようになった。

逆じゃねえか?とも思ったが、もしかしたらキャビに反射した音は位相が反対で、打ち消してたのかもしれない。

 

音場。空間感。

これに尽きる。

 

すげえ。なんでメーカーはこれをやらんのか。音がおとなしく鳴り、映えないから?

唯一、タノンイでコルクのバッフルが有った。あれも気になる。

以前ラジ技誌でフェルトバッフルというのが有ったが、先入観で興味が湧かなかった。

難点は音量を下げると寂しくなる。音量は上げ目が良い。

 

LPを掛けた。

音だけ出てる感じで、LP特有の不安さがが減った。しっかり出てる。

CDとの差が縮まってしまった。

何故か眩しい感じで鳴る。

 

現在の音41としよう。

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キャビネットの反射対策

2019-04-05 00:02:25 | DS‐3000

DS-3000の金属的な音を何とかしたい。

そういえば2S-3003はツイーターの周りに皮を張ってなかったか?

※画像はオーディオの足跡様より

大理石キャビネットに合皮を貼ったら余計な音が取れたんだし。

 

これをやってみよう。

 

まずはテストをしてみる。

管球王国誌に載ってる某ショップの方は、吸音にティッシュを使ってた。

これを簡易的に試してみる。

見た目はアレだが、なんと、効果はある。

反射音が減ると音圧が下がると思ったが大したことは無い。音量を上げればいいことだ。

それよりなにより、余計な音が取れて音の純度感が上がった。大理石に合皮を掛けた時と似てる。そして空間感。なんというか、小宇宙に惑星が並んでるようなすっきり感。これが出た。びっくり。これも他人が効けば微々たる変化だが、もう戻れない。気のせい?かもしれないが、多分変わってる。

 

大理石に掛けた合皮が未だ余ってるはずだ。時間はたっぷりある。

丁寧に仕上げたい。

 

 

 

重いので各ユニットを全部外す。

 

キャビネットを寝かせ、型紙で採寸する。これを裏表で使い、左右にする。

ウーファー部は反射無いだろうと思い、中途半端に被せた。

ユニットのメッキリングは飛び出ているのでそのまま残し、フレームは覆い隠すようにした。

型紙に合せてボールペンでマーキング、はさみで切っていく。

 

寸法が合うか、仮に載せてみた。

割と良い感じな裁断になったのだが、愛想が悪くなった?

これをやるとミッドバスのネジが外せなくなる。なので今のうちにエッジの軟化剤を塗っておいた。ストーブで温めながらやったのだが、40℃くらいで止めといた。磁石というのは熱で磁力が弱まる。

ついでにSWを基準として左右のスピーカーのバッフル面をツライチに位置を合せた。

それから試しにツイーターのネットワークでミッドハイを鳴らしてみた。これでも十分高域が出てて、ツイーターいらないんじゃない?と思うほど。

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キャップボルト頭部キャップ

2018-11-11 00:00:02 | DS‐3000

DIATONEはキャップボルトにキャップをかぶせてた。ロゴ入りのちゃんとした奴。

悔しいけど私のには無い。そこでWF以外はRCAジャックのカバーを付けていた。

 

しかしWFはそのままだ。

ようやくそれっぽいのを見つけた。M6用。

本日買いに行ったら、あと4個が無い。仕方なく白で我慢。

まあ、後でまた探しに行く。

音質にはあまり関係ないが、気分的な物で。

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スピーカー ネットワーク確認その3

2018-11-10 00:00:32 | DS‐3000

WFが決まったらまたTWが気になりだした。なんか高音出て無くね?

何度もプラスとマイナスを入れ替えた。うーんなんかおかしい。CDを替えてみる。さっきと逆だ。

分からなくなった。これを泥沼という。

もう一枚、ちがうCDを出した。これを一曲リピートで掛けながら確認。

正しいかどうかは分からないが、良く聴こえた方は今まで通り、変更なし。

これは、声の頭の周りの辺、イメージなんだが、この辺の空間がパッと広がる。音場を見上げる感じか。

TWの配線が反対の時は、この空間がどんよりして、目線=声の位置から下が音場になる。見下げる感じになる。

納得いった。

 

 

思い出したこと2つ。

一つはTW(スーパーツイーター)により音色が変わる。低音までも。アキバのもてぎというショップでジェームスさんのスピーカーを聴いた。てっきりタノンイだと思った。店主曰く、スーパーツイーターでガラッと変わる、なのだそうだ。

うちのはTWの配線が逆だと低音が元気になる。今の状態だと低音がおとなしめになる。

 

 

もう一つは位相について。

位相とは単にスピーカーの配線を片側だけプラスとマイナスを入れ替えた状態と思ってた。

あの中音がどっかに行ってしまう、横に異様に広がる。

低音も低い方はどっかに行ってしまう。

或る意味非常に心地よい音なんだが・・・。

位相は周波数によって違うかもしれない。高音だけ反対、とかあるのかもしれない。先ほどの確認でおかしいと思った最初のCD。あれは高音だけ位相が反転してるのか?

TWもSQもWFもネットワークのコイル(コンデンサ)の数で位相が回るという。

90°、180°、270°、360°。

確か180°で反転、90°なら問題なし、だったか。

そんなに90°づつ都合よく回るもんではないだろう。

156°、98°とかあるだろう。

それが各周波数に出るとしたらめんどくさい事だ。それを都合よく、いい塩梅に収める。

いい加減なもんだ。それが実情か。

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スピーカー ネットワーク確認その2

2018-11-09 00:00:29 | DS‐3000

WFのネジを本締めする前に、WFの位相を逆にしてみることにした。

最後の確認だ。曲はストラヴィンスキー春の祭典(GOLD CD)だ。これは地響きのようなものが入っている。

まずは現状。

こんなんだったっけ?まあ、地響きは出てる。では試しの逆相。

おお、低音が厚くなった。地響きも出てる。こっちだ。

 

もしかしたらスピーカーターミナルのキャビネット内側で逆に接続したかも?TWとWFが今回逆だったとする。MHとMLはネットワークで位相反転してるとすると、全く逆相なのかもしれない。でも、まあ、これで全ユニット合ってるだろう。修正するのは後にしよう。

 

いま、CDを掛けてるのだが、ヴァイオリン協奏曲が良く鳴っている。

低音が厚く、ヴァイオリンが濃い。実際はもっときつい音なのだが、ホールに響いて心地よい音色になっている。

CDでも鑑賞に堪えるのが嬉しい。

低音の厚さは部屋を縦に使ってた時ほどではないが、壁の影響が無くなったとすると、そのレベルには達してると思う。中音も縦の時よりは薄くなったが、細かニュアンスが分かるようになり、きつさは今のところ全くない。これで部屋の縦使いの時のレベルには来たと思う。偶然なのかもしれないが位相は縦の時、合ってたのだと思う。

やっとスタート、だ。

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スピーカー ネットワーク確認 (importance)

2018-11-08 00:00:51 | DS‐3000

先日のTWネットワーク改造で述べた。

この時から低音がなんか物足りなくなった。

大分前にネットワークのパーツ交換したんだよな。あの時の配線は純正に合わせたのだが、純正の読みが間違えてるかもしれない。ちと自信ない。

 

WFの結線もプラスとマイナスを入れ替えてみたが良く分からない。高音が減ったようにも感じたが、確信が持てなかったので戻した。高音が減ったように聴こえたのは、その時は、WFでもTWの帯域が出されて打ち消しあってたのかと思ってた。

 

やっぱりスピーカーがしっかりして無いと他を弄っても意味が無いと考え、チェックすることにした。

TWとMHは先日合わせたのでMLから始めた。

まず、左ユニットだけプラスとマイナスを入れ替えた。これは声が両サイドに分かれた。

右のユニットもプラスとマイナスを入れ替えた。これは声が痩せてしまった。しかし以前聴いた、「腫れ物を触るような」繊細感が出た。うーんこっちでも良いかな?しかし間違っているのは良くない。両方プラスとマイナスを戻した。声の下の方の太い感じが出た。こっちが正解だな。

次にWF。左だけプラスとマイナスを逆にした。低音が割れた。バツ。

右もプラスとマイナスを逆にした。あれ?でもこっちの方が良いな。でも配線がこれでは逆だな。

念のため昔の画像でWFのネットワークの配線をチェックした。あってるな。あれーおかしいな。

ここで少し考えた。WFのネットワークのマイナス側はコイルもコンデンサも噛ましてない。

(以下の回路図は私が起こしたもので、間違いがあるかもしれません)

ならばプラス側と比較すれば抵抗値が小さい方がマイナスだ。だがテスターで測ったら、極わずかだが値の小さい方をマイナスとした。結果は今までと変更なしだ。参考にインダクタンスも測ってみたがこれはプラスもマイナスも値が出なかった。コンデンサでインダクタンスが消されたの?良く分かんない。

MLとMHはプラスにもマイナスにもパーツが噛んでるのでやめ、TWも同じくインダクタンスとキャパシタンスを測ったが、マイナス側が小さくでた。

うーんネットワークは間違ってないんだな。

ひとまずは現状で行く。

 

ミッドハイのネットワークが、意味不明。ローパスとハイパス両方あるとして、配線図を書き直した(回路図一番下)。プラス側コイルとコイルの間からマイナス側に配線が引いてある。これが分からない。間違えたかと思ったが、古いネットワークの残骸、コンデンサは外してしまったが、を見るとそれっぽい配線がある。

でもこれももはや私が組み直したものだ。うーんもう10年以上使ってて不具合無いからこれで良しとするか。

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TWの位相

2018-11-04 00:00:55 | DS‐3000

防震台の効果を確認していて、ちと気になることができた。ツイーターの位相。もしかして逆じゃね?

早速プラスとマイナスを換えてみた。まずは左のTWだけ逆にする。

高音が少し増えたようにも思うが、気の所為かも。その程度。

そして右も換える。

高音が出た。チャキチャキしてる。

逆だったのか?

たしか実家に戻ったとき確認してるはず。そしてTWのワイヤリングはプラスとマイナスで端子の大きさが違うので間違うはずはない。ということは、ネットワークを改造したときか?過去のブログを見直したが2014年2月で7年前=2007年?11年も間違った接続だったのか?

途中でTWの位相が逆で付け直し、なんて記憶が無いでもないが、過去のブログにそういう記録は無かった。

一つ気になるのは、アンプの位相がおかしいのか?

真空管アンプの位相は怪しいので確認はいつもトランジスタアンプでやっている。WRアンプ?

今はアンプがTA-FA7ES、CDがSCD-XA777ESだ。ピンケーブルがノイマン、スピーカーケーブルが電線。でも問題ないハズ。MH,ML,WFもおかしいならともかく、TWだけなので。

いつからだ?部屋の所為だと思って位置まで変えてしまったではないか。

まあ、いい。

 

 

正直、耳が劣化してたと思ってた。工場でトンテンカンうるさいとこに居たり、工場の騒音が大きいとこにも居たりした。ヘッドホンで大音量で聴いてたりもした。正直、耳は良くない。健康診断でも8kHzが左はほぼ聴こえない。

でもTWの結線かえて、聴こえるようになった。なんだ一安心。よかったー。

これで高音が聴こえなくなったLPがどう聴こえるか楽しみだ。

まあ、正式にネットワークから結線し直しだ。

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2WAYは良い。

2018-08-27 23:59:59 | DS‐3000

ヤマハのアンプ、RX-SL80を片付ける前に鳴らしてみた。

スピーカーはアコースティックリサーチ AR-4X。

まあ、思ったより良く鳴っている。

低音の解像度は余り良くない。

がしかし、中高音が良い。

色気とか音色の心地よさはイマイチ。

なんだけど、音離れが良い。

透明感とか声のぬくもりはあまり感じられないが音場感がすごい。これはDSPでどうこう出来るものではないと思う。

思うにこの音場感は2WAYだからと思う。山水のSP-50もこの音場感、音の軽やかさが出る。

AR-4Xのクロスオーバーは1.2kHz。

SP-50は7kHz(結構高いな)。

ちなみにDS-3000は1.35kHz。

クロスオーバーはあんまり関係ないか。

でも低音、中低音の解像度が高い。2WAYは軽いコーンを使っているからだ。まあ、軽いのは古い機種なのだからかもしれないが。

反応の良いスピーカーは聴いてて気持ちがよい。

老後はこの2WAYを鳴らしきる、なんてのをやってもいいかと考えたが、これで能力は使い果たしたと思う。これ以上は良く鳴らないと思う。

 

 

 

なんでDS-3000が好きになっちゃったんだろう。

4WAYなんて多すぎじゃん。

コイルやコンデンサ、はては抵抗などで反応が鈍くなる。軽い音は出ない。

でもまあ、超低音の「ズン」が出ると気持ち良い。

2S-3003がオークションで出てると「ほしい」と思ってしまう。

でもDS-3000が有るじゃないか。2S-3003と秤にかけてる自分がいる。

最近DS-3000を鳴らしてないのでそんなことを考えるが、鳴らすと「やっぱ良い」となる。

 

 

 

思えば最初の会社が倒産したのがH14。もう16年も経った。ということはこの部屋に16年ぶりに戻ってきた。

何種類かスピーカーを鳴らしたが、音色が濃い。結構吸音してるものを使ってるのだが、響きが死んでるわけではない。

16年前の記憶の音と全然違う。良い意味で。

まあ、部屋に音が慣れるのは最低1年、長くて5年かかる。ラック、スタンド等が落ち着くまで音が変わると思う。

これより良くなるイメージが湧かないが期待しよう。

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それでは、メインスピーカー

2017-09-02 00:29:18 | DS‐3000

タンテが決まったようなので、ヤマハNS690ⅢからダイヤトーンDS3000にする。

さぞかし濃ゆい音かと期待したが、薄かった。まあ、久しぶりなので、また、初の組合わせなので馴染むのを待つ。

最初はこのアンプTA-FA7ESでは役不足かと思ったが、だんだん調子を上げてきた。まだDS3000が勝ってるが、今までのトランジスタアンプでは最高。もう少しエネルギーを流し込んでやりたいところ。まあ、マークさんのアンプなら、、、。

真空管アンプを聴くのが怖い。エネルギーが負けている。TA-FA7ESもここまで鳴れば真空管に拘らなくても、なんて考える。

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エッジ軟化処理

2015-09-22 12:00:00 | DS‐3000

スピーカー台を設置するため、スピーカーの重量を軽くしようとミッドローとウーファーを外した。

その際、エッジの軟化処理を行った。一緒にスーパーウーファーもやった。

心なしか柔らかくなった気がする。

そしてスーパーバスサウンド。これを大音量で鳴らし、エッジを馴染ませる。

音は今回セッテイングを変えてしまったので解からないが、悪くは成っていないようだ。CDの成果かも知れないし。

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