DS‐3000が死んでるので、各部の整備をしよう。
片方のミッドバスのケーブル端子が破損している。
エポキシで接着しようとしたが、固まらなかった。
そしてこの個体はセンターキャップとダンパーを剥がした事が有った。
センターキャップは素人感丸出しの接着だ。
予備が二本あるのでこれに代えて程度の良い方を使う。
エッジがカチカチなので軟化剤をぬる。
まずはZIPPOオイル。
こいつはさらさらでたっぷり塗ったがすぐに乾いてしまい、さほど柔らかくならなかった。
そういえばY’sの軟化剤が出てきた。このショップは今は無いようだが、吉田スピーカーリペアサービス(YSRS)さんのとこ?なんて思った。
これを塗ってストレッチ。
大分柔らかくなったが、吉田さんにやってもらったのにはもう少しだ。
上に向けてしばらく経ったのでコーンが下がってるようにも見える。
逆さにしてコーンを後ろから前に押してしばらく置く。大分柔らかくなった。
未処理のユニットと鳴らしてみたが、聴いた感じは全く分からない。
サイン波を入れたら覿面に違った。
右が軟化処理済み、左が未処理。
左の未処理を現用に入れ替え。
カサカサと時々音がする。どこか擦ってるのかもしれない。
まあ実際にはミッドバスにこんな低い信号波入れないのだが。
ネットワークの確認。
各部の定数を測定してみたが、特に問題は無さそうだった。
フォステクスのコイル(空芯)も測定してみた。
これはメーカーの説明書に従ってほどいて容量を合わせたが、少し大きめだ。
しかし純正コイルも大きめだったので、DMMが大きめに出すものかと思う。
念のため回路を確認したが間違いは無いようだ。
YSRSのHPで、スピーカーキャビネット内に除湿剤を入れるとあった。
現在はこんなところか。
20210725
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