analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

スピーカー各部の整備

2021-08-05 00:05:11 | DS‐3000

DS‐3000が死んでるので、各部の整備をしよう。

 

片方のミッドバスのケーブル端子が破損している。

エポキシで接着しようとしたが、固まらなかった。

そしてこの個体はセンターキャップとダンパーを剥がした事が有った。

センターキャップは素人感丸出しの接着だ。

予備が二本あるのでこれに代えて程度の良い方を使う。

エッジがカチカチなので軟化剤をぬる。

まずはZIPPOオイル。

こいつはさらさらでたっぷり塗ったがすぐに乾いてしまい、さほど柔らかくならなかった。

そういえばY’sの軟化剤が出てきた。このショップは今は無いようだが、吉田スピーカーリペアサービス(YSRS)さんのとこ?なんて思った。

これを塗ってストレッチ。

大分柔らかくなったが、吉田さんにやってもらったのにはもう少しだ。

上に向けてしばらく経ったのでコーンが下がってるようにも見える。

逆さにしてコーンを後ろから前に押してしばらく置く。大分柔らかくなった。

未処理のユニットと鳴らしてみたが、聴いた感じは全く分からない。

サイン波を入れたら覿面に違った。

右が軟化処理済み、左が未処理。

OGPイメージ

midlow 右のみ軟化処理 12.5Hz L+R

 

youtube#video

 

左の未処理を現用に入れ替え。

OGPイメージ

右が軟化処理済み、左は未処理を現用機に入れ替え 12.5Hz L+R

 

youtube#video

 

カサカサと時々音がする。どこか擦ってるのかもしれない。

まあ実際にはミッドバスにこんな低い信号波入れないのだが。

 

 

ネットワークの確認。

各部の定数を測定してみたが、特に問題は無さそうだった。

フォステクスのコイル(空芯)も測定してみた。

これはメーカーの説明書に従ってほどいて容量を合わせたが、少し大きめだ。

しかし純正コイルも大きめだったので、DMMが大きめに出すものかと思う。

念のため回路を確認したが間違いは無いようだ。

 

YSRSのHPで、スピーカーキャビネット内に除湿剤を入れるとあった。

 

現在はこんなところか。

 

20210725


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