湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

サクラ、チーズ、ピース

2011-04-12 21:37:46 | 自分四季報


今年も桜とスマイルの季節がやってきた。
暗い気持ちになっても、お祭りは中止になっても、桜の花を目の前にすればみんな笑顔になるものだ。
そして、その笑顔を写真におさめる。
今年もたくさんの「ピース」や「チーズ」がデータに記されているはず。
どんなときも、どんな時代になっても、桜をバックに人は笑顔になるのだ。






このカップルの顔も、きっとスマイルのはず。

カンキャッカ

2011-04-11 20:40:18 | あんな話こんな話


アントニオ猪木氏が避難所で「1、2、3、ダー!」をやっているシーンにすら涙を抑えることができない。
ちょっとしたエピソードを見聞きしては、とにかく涙した1ヶ月間だった。
もちろんこんなことは人生初で、いろんなことを考えさせられ、アクションを起こさなければいたたまれない1ヶ月間でもあった。
がんばるのは被災地だけでなく、一人一人ががんばらなければならないことを自覚した。

写真は、先日檑亭の奥にあった「看脚下」という文字。
「足元注意」を禅の言葉に置き換えての表記らしいが、実はこういうことだという。そばを食いながら、またハッとさせられたのである。

春の足運び

2011-04-10 21:34:42 | 湘南ベルマーレ


短めのパンツ、キャプテンマークとコーディネートした?鮮やかなスパイクの色、そしてあのヘアスタイル…
草津との練習試合の3・4本目に出場した高山薫選手だ。
なんだろう、春を運んでくれているカンジ。足の運びが実に軽やかなんだな。背筋を伸ばしたままで、跳ねるように走るからか。後ずさりする時だって、ピョンピョン勢いがある。おっと、一人でリフティングしちゃってるぞ(笑)。
見ているだけで楽しい選手って、いいなあ。試合の後半に出てきて、ガラリと流れを変えられる雰囲気を持っている。
気がつけば、あっというまに桜も満開。いろいろあったけど、季節はちゃんと進んでいるんだな。

写真は、その4本目を観ているザスパの選手たち(1・2本目出場)。右から2人目がレンタル移籍の古林選手。今日、目の覚めるようなミドルを決めた菊池選手のように“武者修行”で成長して戻ってきてね。ちなみにその左隣に座っていたのは熊林選手でした。

57年食堂のナポリタン

2011-04-09 22:56:24 | B食の道


久しぶりに、懐かしいナポリタンに再会。
おっと、でもウインナーが余計か(笑)。
出会ったのは、伊勢佐木町5丁目にある「街のレストラン」『コトブキ』。扉を開けた途端、タバコの残り香が迎えてくれた。さすがは港ヨコハマである。

人気だという昔ながらの「オムライス」(730円)を頼むつもりでいたが、卓上のメニューを見た瞬間に反応、「ウインナナポリタン」(800円)を注文してしまった(笑)。
そして、これがベチョベチョ系の何とも懐かしいケチャップ味。ただし、ハムではなくウインナーの薄切りが、タマネギとマッシュルームと共に具材になっている。だから「ウインナナポリタン」は、ウインナー好きにとってはたまらないメニュー…と言いたいところだが、僕にはまだまだ少ないな。ウインナーはダブルかトリプルじゃないとね(笑)。

とはいうものの、昭和29年創業というから半世紀以上を経て、今もその味を体験できるのは嬉しい。
実はニューテアトルで映画『津軽百年食堂』を観た帰りだったが、ここはさしずめ「五十年食堂」といったところか。


ウインナー載せナポリタンはこちら
はとや(銀座)
六本木六丁目食堂(蒲田)
キッチンアオキ(飯田橋)
鈴や(飯田橋)

怒涛の8時間ミーティング

2011-04-08 23:58:07 | あんな話こんな話


まあ、今日は実によくしゃべった。
いや、正確には、しゃべり続けた。
前の会社の上司と会って、気づいたら8時間だ!
それこそ会社だったら、出社してから昼メシも食わずに二人きりでずっとミーティングしていたようなもの。
いやいや、飯らしきものも食ったし、途中からアルコールも注入されて最後はヘベレケだったけど(笑)。もちろん僕はひたすらウーロン茶ですよ。それでも何だかとってもいい気分なのだ。

スゴイのは、昔の仲間が集まってこんなにしゃべり倒したのに、過去の話はわずか1割程度で、ほとんどが今とこれからのことだったこと。冷静になって考えてみると、これってこの年になって素晴らしいことではないかと思うのだ。

ただし、まるで酒場放浪記の吉田類さんのようにヨレヨレと東横線方面に消えていく後ろ姿を見送りながら、素晴らしかったのかどうかが、ちよっとだけ怪しくなるのだった(笑)。

写真のようにゲームをやっていて8時間も経過したわけではない。

鎌倉山でおせいろを

2011-04-07 23:17:52 | B食の道


「やっぱりまだみなさんお花見っていう気分になれないみたいで」
『檑亭』の入口のおばちゃんが嘆く。
「桜も通りは咲いているのに“下”はまだなのよ」
庭園内の開花さえも、なぜか遅れているらしい。

500円を支払い券を受け取って中へ。ただし、これは入場券ではなく、飲食代からお会計時に500円引かれるシステムだ。

食べたのは「おせいろ」(882円)。鎌倉山というロケーションのセレブ感に比べれば、意外に低価格な印象。ボリュームも、まずまず、コシもまずまずで、汁もまずまず。そばがキリリと冷えているのが嬉しい。
「10番」と記された木札、赤いテーブル、着物姿のスタッフ(全員おばちゃん)、そして窓の外に広がる鎌倉山の景色…なかなかいい雰囲気で食べることができる。
窓際ではどこかのテレビクルーが「そば定食」(2625円)らしきものを撮影中。
平日とはいえ、お昼近くなってきたらあっという間に満席となった。ふだん通りの春だったら、もっとスゴイことになっているのかもしれない。

さて、帰りにレジで10番の木札と入口で受け取った券を出すと、支払うのはたったの382円。なんだかとっても得した気分になる(笑)。
ガラガラと引き戸を開けて、満開の桜が飛び込んできたら、きっともっとお得だと思えたはずだ。


湘南ローカルケーキ

2011-04-06 21:08:47 | B食の道


ローソンの「プレミアムロールケーキ」ではない。
ましてやあの「堂島ロール」でもない。
平塚の方にはおなじみの『カンパーニュ』の「湘南ロールケーキ」(プレーン)である。工場直売だ(笑)。
たしかついこの間までは550円+税だったはずが、今日は650円+税に値上がりしていた。

それでも、この30cmはあろうかというサイズ、しかも中がほとんどクリームというスタイルでこの価格なら、かなりのお得感である。
それに、とにかく両手に持ったときの重量感には驚かされる。見た目以上にズッシリくるのだ。巨大恵方巻きを手にしたカンジ(どんなカンジ?)。いやぁ、これだけですでに幸せを予感させる(笑)。
まあ、味はそれなり(笑)。いやいや、僕にとってはこれで充分おいしく楽しめるレベルだけれど(個人的な感想です)。スポンジは適当にシットリしてるし、クリームも甘さ控えめでちょうどいい。

そして、やっぱり何といってもこの大きさが誠に素晴らしい。家族みんなに分けても、まだ半分以上残っているのだから。誰も見ていなければ、恵方巻のように縦にして一気に食べてしまいたいくらいである(やっぱり恵方巻きか)。


清明の薄暮に

2011-04-05 22:33:36 | 自分四季報


ここのところ日が延びてきた。
家路もほんのり明るいうちである。
ただ、その薄暮が危険だ。ペダルをこぎながら路地を行くときなど、とっても見づらくていつも以上に注意が必要。暗いなら暗いで、車も点灯しているから逆に安心なんだけどね。
いや、若い頃はこんな時間でも見づらいなんて、これっぽちも感じたことはなかったのだ。やっぱり老眼が進んでいるということか。
なにしろ、最近は書類を読むときなどメガネがいらないくらい。いらないというか、メガネをかけていてはまるで読むことができなくなってしまった(笑)。
いろんな場面、いろんな季節、いろんな時間で、悲しいかなトシを感じる今日この頃である。

夕日色ソース丼

2011-04-04 16:19:23 | 湘南夕日食堂


久々の湘南夕日食堂へ、ようこそ!
今日のメニューは『ニンジンとピーマンのソース炒め丼』。
以前購入した本に出ていた『にんじんのウスターソースいため』を作っている最中に、これだけでも美しいが彩りも欲しいなどと欲が出てしまい、弱火にしておいて冷蔵庫からピーマンを探してあわてて切って投げ込む(笑)。
ニンジンは切り方がおぼつかないので、硬いところが残らないように必要以上に炒める。そのせいで、いい具合に焦げ目もついた。結果オーライである。
レシピには「油大さじ2杯」とあったところを、勝手にごま油で炒め始め、味付けは男らしくソースのみ!何も足さない、何も引かない(笑)。
これを白いご飯の上にサッと盛ったら、ガバッといただく。
ん~、甘辛でウマイぞ~!
単品ではないのでソースもたっぷりめにしたところも正解だった。ニンジンが苦手な人でもイケるんじゃないかな?見た目でダメか(笑)。僕なんか、この色に食欲がそそられるんだけどね。
炒めているうちに、タマネギも入れちゃおうかとか、黄色のパプリカもどうかな、いや最後に卵で…なんていろいろ思いついたけど、食べ終えてみて、これはこれ、かえってシンプルでよかったと思うのだった。

百年かよいたい食堂

2011-04-03 21:18:17 | 湘南ライナーで読む


すばらしいタイトルである。
『東京・横浜 百年食堂』(日本出版社刊 952円+税)は、森沢明夫著『津軽百年食堂』という物語から派生した「百年食堂顕彰會」の定義をいい意味で拡大解釈して選んだ大衆食堂が56軒掲載されている。
大衆食堂の大家遠藤哲夫氏の寄稿も気が利いていて、頷くことことしきりである。喫茶店なども含まれているが、これも「百年食堂」と呼んでも違和感のない店ばかりだ。
前から入ってみたかった店、わざわざ行ったのに休みだった店はともかく、こんなお店もあったんだと新たな発見もあった。
オレとしたことが!というのが、鎌倉駅近くの『あしなや』。実は昭和11年創業だった。この間、お昼に入ろうか迷ったんだけど店構えが新しめだったのでパスしちゃったんだよな。ん~、大衆食堂や定食屋を語るには、まだまだ嗅覚が弱いようだ。

とはいえ、けっこう経験済みのお店もあった。
洋食一新亭(浅草橋)
下総屋食堂(両国)
芳味亭(人形町)
萬福(銀座)
ニューキャッスル(銀座)
洋食松栄亭(神田)
万定フルーツパーラー(本郷)
食堂もり川(本郷)
センターグリル(野毛)
磯村屋(横浜橋)
酔来軒(横浜橋)

そういえば『絶滅食堂で逢いましょう』のその弐(徳間書店刊 1500円)も先月しっかりゲットしておきました。こちらには、三ちゃん食堂(新丸子)と観音食堂(大船)の2軒だけ。
その壱には、洋食一新亭、万定フルーツパーラー、ニューキャッスルの他に栄屋ミルクホール(神田)も掲載されていました。