湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

旅するDNA

2016-02-29 23:18:32 | あんな話こんな話家族編


先日、娘が一人でライブを観に日帰りで名古屋へ出かけた。
ライブは夜だというのに暗いうちに出かけて、7時半頃には着いて有名なカフェでいわゆるニャゴヤのモーニングを食べたり、歩き回っていろんなお店のハシゴをしたそうだ。

血は争えない。

ナイトゲームだというのに朝から甲府の街を走り回っていたりした自分とそっくり。
しかも、一人で(笑)
普通は若いおネェちゃんだったら友達と一緒にワーワーキャーキャーやりそうなもんだけどね。

おかしなところが似たものです。

新築ホヤホヤ

2016-02-28 23:43:15 | あんな物こんな物


夕べはなかったはず。
いや、たしか。

降りたホームだし、乗り換えたら隣のホームだから目に入るはず。
あったら気づいていたと思うんだけどなぁ。突然、現れた感じ。
ただ、線路だらけで電車はひっきりなしなのでクレーンで運ぶなんてこともできないだろうし。

ん~、謎だ。
明日はこっちのホームに出来ていたりして(笑)。

鎌倉文士の茶の間

2016-02-27 22:51:26 | 室長日記


「あら、図書館?」
1カ月ほど前、通りでチラシを配っていると足を止めてくれた年配のご婦人がいた。

「へぇー、鎌倉の本ばかりなの?ウチにもあるわよ、父がいろいろ書いていたから。寄付しましょうか」
それはありがたい。ただすぐというわけにはいかないというので、一応名刺をお渡ししておいたのだ。

すると午前中に電話がかかってきた。
「何冊かあったんですけどね、重くて・・・」
住所は雪ノ下だというので近いなと思い、これからすぐうかがいますよと返事をして電話を切った。

ところが、調べてみるともうすぐ岐れ道という辺り。かなりの距離だ。蔵書室オープンの12時まで残り30分。早足で向かったのだ。

何度か訪れたことのある某社の入居しているマンションの脇を川に向かって下っていく。
「この先、行き止まり」の表示の先に、そのお宅はあった。
呼び鈴を鳴らすと現れたのは恰幅のいい外国人男性。つづいて先日のご婦人と再会。こたつのある居間に招かれ、本の山とご対面です。

「残念だけど、父が書いたちゃんとしたものは差し上げられないのでこちらを」
と、古い本の中からまだ新しい2冊の文庫を差し出された。

そこには、まぎれもなく「鎌倉文士」と呼ばれる方の名前が。
聞いていた名前からして、もしやとは思っていたのだが、そのもしやだったのだ。

書棚にあった中から鎌倉ゆかりの本を10数冊抜き出し「贈書」いただいた。
時間があればお話もうかがいたかっtのだが、なにしろ開店時間が迫っている。後ろ髪を引かれつつお宅を後にした。

息を切らして蔵書室に戻り「鎌倉文学散歩」という本を開くと、
「鎌倉には昭和9年から住み、何度か転居を重ね、滑川沿いの雪ノ下の家が終の住処となりました」
とあった。さっきまでそこにいたのだったとしみじみ。

チラシ配りから「鎌倉文士」の娘さんからの贈書という展開。
文化人がたくさん暮らしていた鎌倉という土地のすごさをまたまた実感することになった。


Catch The Wave

2016-02-26 22:46:58 | 湘南ベルマーレ


いい波が来そうで来ない。
来たかと思うと引いていく。
うまく乗りきれないのである。

でも知恵を出して、アクションを起こして頑張るしかないね。笑顔で。

さてさて、明日はいよいよJリーグ開幕。
いい波に乗ってほしいと思うばかりだ。

開店以来の閉店ガラガラ

2016-02-25 22:44:21 | あんな話こんな話


平塚に住んで四半世紀になるが、その頃からあったコンビニが1月に閉店した。中の什器などの搬出が終わりガラスには内側からビニールが貼られていた。
それが先日、シャッターが降りていたのである。

24時間365日営業しているわけだからシャッターなんて不要だから最初から付いていないものだと思っていたから不思議な光景である。

それともコンビニ以外の用途を想定して予め付けていたのだろうか。いや、建築法かなにかでコンビニの建物にはシャッターの取り付けが義務付けられているのかもしれない。

ま、いずれにしても、開店以来の閉店ガラガラだったことは間違いない(笑)

紅白いちご合戦

2016-02-24 22:18:28 | 自分四季報


真っ白ないちごの花が咲き、真っ赤な実をつける。
1辺が50メートルもあるハウスの畝で、毎日毎日繰り返されている。

今日は駆け足だったが、少しだけイチゴ狩りを楽しませてもらった。
なんとみずみずしいこと。なんと甘いこと。
なんというぜいたく。

妻の実家がイチゴ農家だからこそ。
寒い日に、温かいハウスの中で幸せをたっぷり味わう。


本が紡いでいく物語3

2016-02-23 22:18:01 | 室長日記


「実はこれ、僕が高校生のときに友人のお父さんの引越しを手伝って4階まで運んだんだよね」

そう言ってKさんが指でポンポンと叩いたのは「原色日本の美術」全20巻だ。
今日Kさんがクルマで鎌倉まで運んできてくれた。

「そのお父さんが高齢で4階まで上り下りができなくなって引っ越すことに。この際ということで引き取り手を探していたので」
ということで、34年前に階段で4階まで運んだこの本を、また4階から下ろしたというのである。

その本たちが、やはりエレベーターがない建物の3階まで上ってきたというわけ(笑)。

奥付を見ると、昭和41年出版とある。
「僕が生まれた年です」

なんという巡り合わせ。
本が紡いでいく物語がまた一つ。

一口先に春到来

2016-02-22 23:23:03 | B食の道


以前勤めていた都内の会社の女性が「営業で鎌倉まで来たから」と訪ねてくれた。お土産を手に。

「小町通りにある~、いつも列ができてる店ですよ~」と言われたがよく分からない。

でも、こういう形で桜餅的なものを食べたのは初めてだ。桜餅のようで桜餅でない。ただ、口に入れるとそんな感じ(笑)。
甘くて少しだけ塩っぱくて、口の中に春が広がっていくよう。こういうのも、ありですね。

よく見たらパッケージに「ITALIAN TOMATO」の文字が。
さくらの夢見屋』という店らしい。なるほど。

消しゴム太鼓判

2016-02-21 22:45:41 | あんな物こんな物


「消しゴムはんこ」というから、年賀状用のイモ判とかナンシー関さんの太いラインのとか、そんなイメージしかなかったのだ。

ところが今日、会員さんが開いたワークショップの「消しゴムはんこ」は、想像をはるかに超えていた。

いや、消しゴムを彫刻刀やデザインナイフで彫っていくはんこという意味では想像通りだった。
違っていたのは、はんこのデザインがパターンだったこと。講師がテキスタイルのデザイナーさんなので、はんこのデザインを反復するとどこまでも広がっていくのである。



今日は千代紙にペタペタ押していったが、紙のサイズ、布のサイズを大きくすれば大きくしただけ広がっていく。紙の色、インクの色を変えれば変えただけ異なるものができていく。これはすごい、とっても楽しい。

いきなり完成したものを見たら、そこに連なるデザインが、まさか消しゴムはんこだとは思えないはず。



消しゴムを彫る楽しさだけでなく、プラスはんこを押すことも楽しめるというワークショップ。僕は見ているだけだったけど、見ているだけでもめちゃめちゃ面白かったのである。

これ、来週「MODI渋谷」であるそうですよ。楽しさ太鼓判を押しますので、ぜひ。
2/28(日)15:30~17:00
消しゴムはんこパターンでつくる「かわいい春の千代紙講座」

かまくら食パン山型

2016-02-20 22:22:29 | B食の道


なんでも「ネット通販でしか買えない最高級パンで有名なルセット」が鎌倉に開いた食パン専門店「ブレッドコード」の「食パン山型:プレーンタイプ」である。

原料は「北海道産小麦キタノカオリ、秋田県産白神こだま酵母、大島産自然海塩、喜界島産サトウキビ糖」のみと書いてある。
「人がパンの歩調に合わせる」ので焼き上がりは午後2時だそうだ。

夕方、会員さんが差し入れてくれた焼きたてのそのパンを、「かまくらパン」(港の人 1200円税別)を読みながら食べる幸せ。激しい雨音を忘れさせてくれる。