またまたまた、昭和食堂遺産に認定いたします。
先日の散チャリ中に発見した『鈴や食堂』さん。住所は文京区後楽だが、もう飯田橋の近く。店名の前には「大曲」という地名がついているようだ。
12時10分ごろ到着すると、なんとサラリーマンたちの列ができていた。少しぶらぶらして時間を潰してから、再度チャレンジ。
5～6人の男女がぞろぞろ入っていくのが見える。まだダメかと思いながら近づくと、隣のドアを開けて２階に上がっていったのだ。お座敷があるらしい。
僕は１階へ。
テーブル５つの小ぢんまりした店内は、想像通りの昭和風。もうピークは過ぎたようで、すぐに着席できた。
厨房では、町の洋食屋さんのシェフ然としたお父さんたちが元気よく腕をふるっている。
「ナポリタンの大盛りを」
とお願いすると、ホールのお母さん２名を経由して、厨房のお父さんに伝わる。実に小気味いい。安心できる。
そして、ものの３分ほどで目の前に現れたのが、これ。
感動的です。ミソスープ付き（笑）。
ケチャップベチョベチョ系ではなく、焦げ目系。具もしっかり炒まっている中、ピーマンだけは生に近い。これが全体をさわやかな印象にしてくれているようだ（ナポリタンでさわやかはないか）。
いやあ、でもうまい。大好き。当然、口いっぱいに頬張ります。幸せのビッグトルネード襲来です。
もちろん、ショーケース通り、ウインナーが乗ってました。粉チーズも既にふりかけ済み（笑）。
これで650円で、いいんですかね。
メニューを見ると、カツやフライから、しょうが焼き、オムレツ、ピラフ、カレー、ラーメン、チャーハン、丼ものまで様々。これぞ“大衆食堂”である。
次のＮＯ弁当ＤＡＹが、待ち遠しい。
