湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

50年後の発見

2017-08-23 21:51:59 | 湘南ライナーで見る


たまたま招待券が手に入り、横浜高島屋で開催中の「ウルトラセブン放送50周年記念 モロボシ・ダンの名をかりて」展へ。
子供だった当時は怪獣やメカにばかり目が行っていて気づいていなかったが、会場で流れているシーンや壁に記されている会話から、実はメッセージ性の強い物語だったことに気づかされたのである。

ヒーローであるはずのモロボシ・ダンがいつも何かを抱え込んでいるように見えたのにも、ちゃんと理由があったのである。

ロケ地巡礼

2017-04-17 23:36:28 | 湘南ライナーで見る


「ツバキ文具店」
「鎌倉ものがたり」
「ビブリア古書堂の事件手帖」

こんな仕事をしていると毎日のように「ロケ現場を見かけた」とか「エキストラやってきました」といった報告をいただく。

先週金曜夜に放送された「ツバキ文具店」では、聞いていた通り、魚屋さんや神社の角や「大」の字に一つ点を打って「太」にした会館やらが登場した。見慣れた場所が出てくるのは楽しい。

これからは映像の中にエキストラをやったという方を見つける楽しみも。


写真は今朝いつもの公園で。地元ケーブルテレビ「わが家のアイドル」だったかの撮影現場(笑)。

かまくら駅マイシアター

2016-11-12 23:37:43 | 湘南ライナーで見る


とある会員さんの家族となってプライベートで映画を観る。
もちろん参加費はナシ。茶の間でおしゃべりしながら楽しむ。
今回観たのは、小津安二郎監督の「晩春」。
どこにでもある家族の悲哀を静かに綴る独特の映像はいつ観てもやさしく楽しい。

鎌倉からサイクリングに出掛けて七里ケ浜を目指したが、気持ちいいので茅ヶ崎までいっちゃったという場面。
終戦から5年しか経っていないので、現在の134号線には英語の標識が見える。そしてなぜかコカコーラの看板。モノクロなのに、真っ赤に見えちゃうから不思議だった。

格別な特別展

2016-11-04 23:43:12 | 湘南ライナーで見る


以前はよく出かけた博物館に、まさか取材で伺うことになるとは思ってもいなかった。というか、興味があったので自分でアプローチしたんだけど(笑)

しかも、展示を企画した学芸員さんの解説を聞きながらというゼイタクはプレスならでは。質問にもシッカリお答えいただき、びっくりするようなエピソードまで聞かせていただき、こればかりはホント楽しいおいしいお仕事なのである。

震ゴジラ

2016-08-24 21:55:42 | 湘南ライナーで見る


遅ればせながら「シン・ゴジラ」を観てきた。
「想定外」「想定外」のワードが飛び交い、まるでノンフィクションの再現ドラマを観ているような印象。
ゴジラが吐き出す火の玉が地面を這いながら通りを焼尽していく迫力が異常なまでにすさまじく、まさに想定外。どこまでやっちゃうんだと恐ろしくなった。
それから夜のシーン。停電になると、怖さ百倍だ。あの昭和29年の第1作を思い出さずにはいられない。そう、初めて現れた得体の知れないものに翻弄される恐怖である。後に、子供の味方になって、親子でシェーまでしていたゴジラを知っているけど、その存在を知らなかった頃に出会う感じだった。そういう意味でもよくできた映画だったと思う。

昨日の集合場所からゴジラが上陸してくるし、御成通りに尻尾がきていて横須賀線ガードからみても駅前が進路に当たっていたし、ますます恐ろしい(笑)。

僕の中ではゴジラとホットドッグがセットになっているが、今日はハンバーガーを夕飯にした(笑)。

最下位で再会

2016-01-02 22:24:28 | 湘南ライナーで見る


たとえ母校が出場できなくても、息子の母校が出るから、地元の神奈川大学が出てるからと理由をつけて、毎年「箱根駅伝」を観に行っている(笑)。

今年は、2年ぶりに出場がかなった母校を堂々と応援できると134号線に向かった。なんだかいつもより人出が多いようで、湘南大橋のたもとから茅ヶ崎方面に歩いていくと、向こうからやって来る人もあり、もうほとんど空きがなかった。

で、走って来た母校は最後尾だった。
平塚に引っ越してからまもなく四半世紀になるが、母校の選手が最後に姿を現したのは記憶にない。ま、先頭や先頭集団もなかったけどね。

2年ぶり、そして最下位だからか、いつもよりひときわデッカい声が出てしまった。

「つなげー」「がんばれー」

人が暮らす海街

2015-06-18 18:00:05 | 湘南ライナーで見る


お休みの今日、映画『海街Diary』を観てきた。
一応、読者なので(笑)。

静かに流れる時間が、観光の街ではなく生活感のあるローカルな雰囲気の鎌倉を映し出していて美しい(鎌倉ではないロケ地があったらしいけど、まぁそれは置いといて)。配役も絶妙で楽しく観ることができたのだ。

また明日からとんでもなく賑わっている鎌倉へ。
紫陽花シーズンでびっくりする人ごみの中から、四姉妹を見つけることはできそうもないね。

はまれぽを聞く

2013-02-13 23:37:40 | 湘南ライナーで見る


「原稿料のことを考えてたら、はまれぽのライターはやってられません(笑)」
「サクッとやっつけるつもりが、もっと調べたくなってしまい、気がついたら5回も取材に行ってました。原稿料は一律なのに~」

ネットの『はまれぽ.com』のライターさんたちの話だ。
今日は、その内容をまとめた本が出版されたことを受けてのトークショーがあり、聞きにいってきた(というか職場で開催されたんだけどね)。

『はまれぽ.com』は、地元の気になるコトを投稿すると、編集部が調査してくれるというサイト。かなりディープなレポートもあり楽しい。もっともっと知りたくなる。そして、ちょっと笑っちゃう。
もともと横浜に役立つことをネットでやろうと企画したが、何をやればいいかなかなか出てこなくて、一般の人に問いかけたことがきっかけでスタートしたというから面白い。それが、今では人気サイトに成長。毎日2本のペースで「キニナル」に答えているという。

そして、そのライターたちは、こう口を揃えたのだ。
「楽しいから続いているんです」
そんな楽しい仕事だから、読んでいても楽しい。楽しいから、もっと知りたい。するとライターたちは期待以上の答えを提供したい・・・ステキな好循環が生まれている。

ヨコハマ・ロワンタン

2012-11-17 21:01:03 | 湘南ライナーで見る


時間を作り朝イチで映画『カルティエ・ロワンタン』を見てきた。
なんと谷口ジロー氏の漫画『遥かな町へ』が2010年フランスで映画化されていたのである。

個人的にはフランス映画=スローテンポ→退屈なんだけど(笑)、そのゆっくり加減が実にどうもぴったりはまって素敵な映画になっていたのだ。自分と家族という極めて小さな関係の物語であり、しかもどんでん返しが用意されているわけでもなく(家族にとっては劇的な一面もあるけど)静かなドラマがとても心地よかった。
また、舞台がフランスの田舎町という点もよかった。日本の古い町だと、妙に現実的になってしまいそうだから。
お涙頂戴でもなく、感動的でもなく、大笑いする場面もない(谷口氏本人が登場した場面が一番笑いを誘う)。でも、実に心にしみる作品だった。

すっかり郷愁にかられ、ジャック&ベティ脇からまっすぐ横浜橋商店街に進み、さらにまっすぐ進んだ先にある『磯村屋』まで雨の中をテクテク歩き、懐かしい焼きそばを食べてしまったのである。

独り言のグルメ

2012-10-11 23:34:16 | 湘南ライナーで見る


孤独のグルメ』シーズン2が始まってしまった(笑)。
しかも、いきなりの『三ちゃん食堂』である。
深夜ゆえ、誰もいないリビングで一人成り行きを見守っているわけだが、その静けさの中、黙っているわけにはいかない。
おぉ、これこれ、そうそう、やっぱり? うんうん、うまそう、いや、いい店だよなぁ、はは~ん・・・なんて言ってるうちはまだいい。しまいには
「いいぞ、いいぞ」
「落ち着くんだ。俺はいま・・・」
「そうきたか」
なんていういつものセリフを一緒につぶやいているのだ(笑)。

深夜にこんなにも腹が減ってくる番組も危険だが、真夜中にテレビに向かってしゃべっているおじさんもかなり危険だと、ふと我に返る午前零時半である。

写真は、第1回に登場した『三ちゃん食堂』。静かな外観だが、扉を開けると真っ昼間から別世界(笑)。